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シスター ナターリエ が参加しました。
[筆を置く音が、小さな部屋に大きく響いた。]
……出来た。
[キャンパスに描かれた白と黒。
机に置かれた骨董品。
絡みつくような妖精の姿。
――ベルの音。]
誰かしら?
あ、ごめんなさい、少し待って。
[金髪の青年の様子に軽く笑い]
ワシもさんざん頼んだが、今まで見せては貰えなんだ。
奴は本当にそういうものが好きだからな。幾つかはワシが持ち込んだが…あのオルゴールに敵うものはなかろうな。
[そうしてもう一人の青年には苦笑して]
興味、と言うよりは商売柄と言う方が良いかも知れん。
珍しい品にはそれなりの値がつく。
奴がどうやってあの品を手に入れたかもワシは知らんのでな。
本当にそれが本物か、と言う点では興味があるな。
[やって来て一礼するユーディットにや、と言いつつ手を振って]
また、お世話になるよー。
[軽い口調で言ってから、続く申し出ににこ、と笑って]
いや、後で挨拶がてら、自分でお願いに行くよ。
忙しいんだから、俺みたいな常連は雑に扱ってもいいから。
[冗談めかした口調でいい、それから、その口調のままアーベルに]
どうも、そうらしいよ?
ご先祖自身には、なんか事情もあったらしいけど。
面倒……かなあ?
本から色々と読み解くの、楽しいと思うけど。
[どうやら素で言っているらしい]
−ホール−
[賑やかな一室――ホールへと姿を現す。
どうやら話題は招待理由の目玉であるオルゴールについてらしい]
アラァ、賑やかですわネェ。
皆様、初めましてかしらァ?
…アァン、ザムエルさんもいらしてたのォ。
[熱帯魚のような裾を揺らし、そちらへと近づく]
左様でございますか
[雑に扱っていいというエーリッヒに]
いえ、一応エーリッヒさんの方が年上ですし、わたくしも勤務中ですから、お客様をそのような扱いをすることは出来ませんわ
[そう言って苦笑い]
こんにちは。
あぁ、手紙を届けてくれたの? ありがとう。
[受け取った手紙を裏返す。白の地に黒の文字。]
ギュンターさんから。
珍しいことね。
何かしら。
[開かれた招待状。青灰色の目が瞬いた。]
商売柄、ですか。
どういう形であれ、興味を持てるのは良いと思いますよ。
……これで偽物だったら、笑い話ですけどね。
[老人の言葉に、へらりと笑みを返し。続く言葉に、
きょとんとした表情を浮かべる。次の瞬間にはくつくつと笑いを零し]
事情って、どんな事情…。
[青年の中では想像つきそうにも無く、エーリッヒの言葉に眉を顰める]
如何考えても、すっごい面倒ッスよ。
本を読むのは好きだけど、そこから調べたりとか。
少なくとも俺は無理…。
本当に、こちらの御大のコレクションには呆れるやら頭が下がるやら。
おかげで、全く飽きませんけどね。
[ザムエルに頷きつつ。
新たにやって来てそちらに近づく派手な女性に、一礼する。
……雰囲気とか色々苦手なタイプだな、と思ったのは表情にこそ出さないものの。
逃げるように肩に戻ってきたカーバンクルの動きは、何か語ってしまったかも知れない]
……相変わらず、仕事熱心だね。
[それから、ユーディットの言葉に苦笑いで返す]
ま、君らしい、という事かな。
[ホールに新たに現れた女性を見、名を呼ぶのに気付いて少し考え、顧客の一人の名を思い出し]
おや?確か…ヘルガさんでしたかな?
あなたもここに呼ばれた口ですか?
[そういって笑って]
さすがに、そこまでは聞いてないけど。
[アーベルの言葉に僅かに首を傾げつつ、肩で丸まるカーバンクルをよしよし、と撫でて]
俺の場合は、それが当たり前で、気がついたら仕事になってたからなあ……。
[一礼する金髪の青年に、営業用の笑顔で嫣然と微笑む。
カーバンクルの動きを値踏みするよう見やる視線は、物憂げに半ば伏せた瞼に隠されていただろうか]
アラァ、そんなに素敵なコレクションですのォ?
それなら「是非見せたい」というお言葉にも期待できるかしらァ。
…わざわざ呼ばれたからには、愉しませていただきたいものですものネェ。
[まるで女に見せる為に、この会が開かれたかのような口調。
真実か否かはわからない]
食事会と、オルゴォル。
アンティークなんて、私が行かないわけないって、わかってるでしょうね。
[くすくすと笑って、口元を手で隠す。]
うん、行くわ。ありがとう。
はい、お駄賃。
小さな手紙配達さん。
[その時、階上から別の召使いが彼女を呼びに来る]
あら、サクヤさん。どうしたんですか?
……ええ、はい。わかりました
[ひとつ頷くと、客人たちのほうに向き直ると]
では、これにて一度失礼させていただきます
本日も食事会ほどではありませんが晩餐の方ご用意させていただいております
どうぞ食事会およびお披露目会までお寛ぎくださいませ
[そう言って深々と一礼すると、*階上へ消えていった*]
[手にしたままの煙管を一度ふかし、ザムエルへと視線を投げる]
…マァネ、そんなとこかしらァ。
門外不出の秘蔵の品だからと言われて誘われましたのよォ。
[答える前に一拍置いたのは、直に名が出てこなかった事へのささやかな意趣返しだろうか。
そしてきょとんとしたまま頭を下げる青髪の青年へは、完璧な営業スマイルで会釈を返した]
「……エーリ、あのおばちゃんこわい」
[きゅうきゅう、というか細い鳴き声は恐らく究極の禁句を交えた言葉となって伝わった。
それと、向けられた笑みにぴしり、とイイ感じに固まってしまう]
『……一番関わりたくねぇタイプ……』
[いや、それを考えてはいけない。きっと]
っと……仕事、頑張ってねー。
[それから、ユーディットの声に我に返れば、立ち去るその背に軽く声をかけ]
ふーん…?ま、先祖から揃って好きな事を仕事に出来りゃ
楽しいと思うし、うらやましーけど。
…と。チビはどした?
[さっきまで、元気に床歩き回ってたのに。
と、金髪の青年の肩で丸まるカーバンクルに首を傾げ。]
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