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おォ、コダマも元気そーじゃん。
[パンを咥えて逃げる猫を見てのんびりと呟いた。
主人のほうが慌てて止めに入ったかも知れない。]
ッと。いらっしゃ・・・アレ?
もしかして、榛名サン?
[新たに顔を見せた女性に瞬いたかと思えば、唐突に話掛けた。]
……。
[そのままの姿勢で固まりながら、肩で息をしていたのが収まると、やっと、聡以外に人が増えたのに気づいた]
……お。
あー。
や。ちす。
[軽く片手を上げてみた]
[のんびり、のんびり道を下る。
あんまりのんびりしているのもどうか、とは思うのだが焦っても仕方ない、という思いはあった。
口うるさい里の古老や父に会う執行猶予を伸ばしたい、という気持ちもなくはないのだが]
……っとー、お?
[そんなこんなで進んだ先。道端に座り込む姿に気づいて惚けた声を上げる]
そこの君ー? んなとこで何してんだ?
ぁー、やっぱりなーい
[奥の方はブラとかだから見ないったら見ない。ちっちゃいけどひつよーだから、かなり邪魔だけど!]
ってふぇー?
[なーんか聞き覚えがある声。]
あれぇー? なんでいるのー、ふーみんせんせー
[しばらく呆けるようにパン争奪戦を見ていたが、かけられた声にハッと視線を向ける]
…あれ?
もしかして、孝博君?
[相手と同じような言葉が漏れた。違ったのは、名前の部分だけ]
帰ってたんだ。
久しぶり、だね。
[目の前の青年が集落を離れて結構経つ。それでも残る面影を見つけ、懐かしげに瞳を細め、ふわりと微笑を浮かべた]
あれ、コダマ…?
[歩いている途中、戦利品を咥えた猫と遭遇。
足を止めても顔見知りだからか特に逃げ出されはせずに]
今はご飯持って無いよ、ってそれだけあれば十分か。
誰かにもらったの?
[涙目の人がいるだなんて想定外。
よかったねぇ、なんてほのぼのと会話している]
[こちらに気付いたらしい追いかけっこをしていた男性に、ぺこりと会釈をして。
「あ」と声を漏らすと、カウンターへと歩み寄り、籠を旅籠の主人へと差し出す]
おじさん、野菜持って来たよ。
『お、いつも悪いね』
[旅籠の主人は籠を受け取ると野菜を奥へと持って行き、籠だけを手に戻ってきて榛名へと返した]
外の人、来てるんだね。
滅多に来ないのに。
[主人にそう声をかけながら、視線が向かうのは見知らぬ男性へと]
お? 誰かと思ったら南部クン。
君こそ、なーんでこんななんもない山の中に。
[特徴のある呼びかけ方に相手が誰か察して、問う]
俺は、三年ぶりの帰郷の途中。
だからほれ、しばらく休講になってたろ?
おっサン、ナイスファイト。
・・・負けたケド。
[余計な一言を付け加えながら、息を切らす男に親指を立ててみせた。
それから榛名に向き直る。]
あァ、やっぱり。お久し振りっス。
相変わらずお綺麗で。
[軽薄な笑顔を浮かべながら。
付け加えた一言も男に対する時とは違う。]
なってた!
なんだー、デートじゃなかったんだ
[塾友とはなしてたのにザンネン!]
てっきりそうだと信じてたげたのにー
あーあ、100円負けちゃったー
わたしは、おかーさんが言うからきたんだけど。
…………せんせー、車?
[賛辞を述べられると瞳を瞬かせて]
孝博君、口が上手くなった?
でも、ありがと。
孝博君も、カッコ良くなったね。
[少し照れたようにしながらも、礼を述べて。昔と印象が違う相手に微笑みながら賛辞を返す]
今回戻ってきたのは、祭りのため?
集落を出てから、3年は経つよね。
[僅かに首を傾げつつ、孝博に問うた]
……おまいら、講師のプライベートをなんだとおもっとるか。
[賭けの対象にされていたと察して、ため息一つ]
ふうん……この時期にって事は、桜の祭祀関係か……って。
車は車だが、生憎と節約中の二輪だ。
乗せてはやれねーぜ?
[目をきらきらさせる様子に、さらり、こう返す]
ま、目的地が同じなら、荷物くらいは運んでやれるが。
[名刺を一瞥後、ポケットに仕舞った。]
へェ、探偵サンかァ。
りっチャンね。りょーかいりょーかい。
[遠慮なく早速呼んでみたようだ。
それからカウンターまで歩いて行って、]
・・・なァ親父、客って野郎だけ?
もっとほら、美人のおねーサンとか居ないワケ?
[ひそひそ。利吉や榛名に聞こえたかは知らない。]
[男性から渡されたよれた名刺に目を通し]
九重、利吉、さん?
探偵、なんですか。
[流石にりっちゃんとは呼べず、名前をそのまま反芻して]
えと、私は、宗方榛名、と言います。
この集落で探偵のお仕事は…あまりないかも知れません。
あ、祭りの準備や、畑仕事のお手伝いならあるかも…?
[探偵の仕事では無いなぁ、とは思いつつ、仕事らしきことは挙げて]
[目がきらきらしていた分、反動の文句はあったかも知れないが。
ともあれ、年頃の娘一人で歩かせるにはいささか危険、という思いもあり、連れ立って集落を目指す。
進んだ道の先、木々の合間に見えてきたそこは、記憶の中のそれと変わらず]
…………。
[一瞬、目を伏せる。
涼が気づいたなら、適当に誤魔化しつつ、最後の一歩きの後、集落に踏み込んだ]
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