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[ローザが名を繰り返したなら頷きで返して、それぞれの名乗りは耳に留めておく。
ハインリヒの声>>77とシチの希望地を聞き留めて]
私もそちらに向かおうと思っていた。
共に行っても良いか。
[申し出たのは何の気まぐれか、首を傾げ*尋ねた*]
―→隔離結界―
[思い思いに欠片を探しにいく様子を見送り。
ゲルダがハインリヒと行くらしいことを確認すると]
それじゃあ、私は先にちょっと別のところにいってくるわね〜♪
[ゲルダにそう伝えて、他に人がいたならその人たちにも聞こえただろうか。
カードを手に、隔離結界内に*飛んでいった*]
―回想・結界内・湖畔―
[聞き覚えのある川の名に思わず足をとめて振り返り、目を細めてローザ>>84を見た。]
『……わたし、そのこわいかお、嫌い……』
[シチが囁いたのを聞き取ると、そちらを向いてにこりと笑う。]
いや、なんか聞いたことある単語が聞こえたもんでな。
すまんすまん。
[そんなやり取りをしていると、ゲルダが同行を申し出て来た。>>86
首を傾げる彼に愛想良く頷く。]
ひとりは心細いと思ってたとこだったからな。
ありがたいよ。
[そう言って、ゲルダと共に目的地へと向かうことにした。]
―回想・了―
―丘陵エリア―
『あなた、おとこのひと……よね?わたしのこと……気持ち悪く、ない?……棒でつっついたり、しない?』
[道中、ハインリヒの肩の上に這い出てきたシチが、ゲルダに話しかけていた。]
『あなたは、こわくない人……?』
[先ほど話しかけてもらえたことで、気を許し始めているのだろう。こんなに他人に口を訊いているのは珍しいことだと思うから、ハインリヒの口元も思わず緩んだ。]
できれば仲良くしてやってくれ。
そいつ、まだまだ小ちゃいし、人見知りするからなあ。
[シチは人間の年齢に換算すると十に及ぶかどうかだろうか。訪ねられれば答えるが、そうでなければ自分から言いはしないだろう。
ロリコンおじさんという渾名もできる限り回避したいところだからだ。……相手はヘビだが。]
さて、がんばるとしますか。
[うーん、と背伸びをして空を仰ぐ。シチはまだゲルダと話したそうにしているだろうか。
布袋を漁って使いそうな石を選別していると、白蛇が勝手に紅い石をくわえ、ゲルダに渡そうとしていた。]
おいおい。……いいけどな。
受け取ってくれ、そいつの好意だ。
[シチが渡そうとしたのはスピネルだ。
ゲルダがもし遠慮するようなそぶりを見せても、半ば強制的に渡そうとしたことだろう**]
たのしかったのなら、まあいいのか……?
[笑顔のローザ>>84に首を傾げつつ、なんとなく流した]
うむ、それも考えたんだけど、書いたものを持ち歩くのを忘れるから意味がないという。
まあこういう試験が多かったらそのうち覚えるだろうし。
[なんとかなると軽く応え。
他の人たちがそれぞれ移動するのを見送り]
[湖へと向かうローザを見送って如何しようかと考えたところでもどってきた>>85のをみて軽く瞬き]
うーん、どうしようかな、一緒に……
[悩んでいる間に手を引っ張られてそのまま人魚に変化したローザに水の中に引っ張り込まれた]
うあっ! ちょ、ローザっ
[相変わらず服を着ない姿にあわてて視線を外らしつつも、水に濡れたことにあきらめたようにため息をついた]
まあ……回収するのにローザのほうを見る必要はあんまないし、一緒に探すか。
[他のとこにいくのも面倒なので、水精霊にたのんで水中で呼吸が出来る術を行使する。
それから水の中にもぐって欠片を探しに良くのだった**]
―回想・湖に潜る前―
[ハインリヒの使い魔の声は、遠くに思い馳せていたローレライには届かなかった。
主の声>>88には辛うじて気付いて、謝罪にはきょとんと不思議そうにしながら見つめ返したが、そのうち移動するのはのほんと見送った。]
ん〜…
同じとこにいた人ー、だったり…。
まさかねー。
[あははと考えを打ち消すように笑って、それから>>91忘れっぽい〜などと人の事は全く言えない事を口にした後、湖へとユリアンを捕まえて飛び込み――]
―湖面エリア・湖内―
[息出来てるかなとハーフエルフを見ると、ちゃんと精霊に頼めているようなのでにっこりと笑顔。
そのままユリアンの姿が見える範囲を探して回る。]
ねーねー、変な石落ちて来なかったー?
それか、凶暴そーな生き物ー
[一人で探すのにはすぐ飽きて、湖に住む水精に声をかければ答えはすぐに返ってきた。]
へ?後ろ後ろ―?
そっか、後ろね、ありがとー。
ユリアン、後ろだってー
[と、とっても暢気に振り返った先、後方から勢いよく巨大なワニと水蛇のような生き物が突進してきた。]
わー…けっこう大きい?
[あまり見ない水の生き物に、珍しさも相まってぱちぱちと瞬いた。
この状況下でも調子はさっぱり変わらない。
一匹がユリアンの方へ向かうのを見ると、あっと小さな声を上げて。]
ねー足止めお願いー。
[咄嗟に湖の精霊らに頼むと、二匹のクリーチャーの周囲に揺らめきが発生し、動きが鈍くなる。
その隙に水蛇の尾に、ワニの足に、水底から生えていた水藻が絡み付いた。]
捕まえたー。
あとは藻が切れちゃう前にやっつけるだけだねー。
あ、そんなにもたないかもだから、頑張ってね〜。
[そうユリアンににっこり微笑んで、どちらか一匹は当然のように任せたのだった**]
─湖畔─
[延々続くティティエンの説教。聞いてるのか聞いて無いのか分からない態でリーは周囲を見回した]
ティ、周り見でみ。
『リー貴様ちゃんと話を……なに?』
[気付けば他の参加者は各々移動した後となっていて閑散としている]
時間無駄さしちゃあのぁおれだぢだんでね?
『ぬぅ……』
[『吾輩としたことが…』と唸るティティエン。リーに突っ込まれてぐうの音も出ないようだ]
ほしだら、おれぁセンセさ挑ませでもらっがな。
こったらだ機会、そうそうねべぉん。
『貴様がそうしたいならそうするが良い。
事実、良い機会ではある』
[ライヒアルトに挑むことには反対せず、むしろ推奨するような言葉を紡ぐティティエン。それを受けて、リーはライヒアルトへと視線を向けた]
─結界内・湖畔─
[魔力複写したカードを一枚片手に、何やら眉根を寄せて佇んでいたのだが。
ふと、感じた視線に天鵞絨をそちらへと移ろわせる]
……お。
話、まとまったのか?
[軽い口調で問いながら、持っていたカードはポケットへ。
天穹に浮かぶ、幾重にも交差した輪。
その中心に佇む、宝珠を抱えた女性の姿を描いた図案のそれは、『運命』のカード]
で……その様子だと。やる気、と取っていいんかね?
[短い問い。口の端に微かに上る笑みに、漆黒が処置ナシ、と言わんばかりに尾を揺らした]
―結界内・湖畔―
分かった。
[別のところに行くというカルメン>>87に頷いた。
何処へとは問うことなく、消えるのを見送ってから]
ありがたい。
では行くとしよう。
[ハインリヒ>>86から快諾が得られた為、予定通り丘陵エリアへ向かうことになった]
―湖畔エリア→草原エリア―
[水音に湖面の方を見ると、ローザやユリアンが飛び込んでゆくところだった。
水中戦となったらやっぱり不利かなと、湖畔から離れることにした]
Aussehen für eine reagierende Sache.
[適当に歩いていると風がそよそよと草を揺らすエリアに出た。
途中で一切クリーチャーと当たらなかったのは運が良いのか悪いのか。回収しなくちゃいけないのだからよくわからない。
杖を両手に構えると、目を閉じて基本通りの集中と詠唱をする]
─湖畔─
おぅや。やっぺ。
先輩で宮廷占星術師長だ人ど腕試しでぎっごどぁ、そうそうねぉん。
『今しかない機会なのであれば、見送る理由もないのである』
[問う声>>98ににかりと笑う。ティティエンからも肯定の言葉が紡がれた]
─湖畔─
ま、確かになぁ。
ヒラの頃ならともかく、今はそうそう暴れるわけにもいかんし。
……こんな時でもなきゃ、手合わせする機会がないのは確かかね。
『……公的には、な』
[>>101 ヴィリーとティティエン、双方の言葉に楽しげに笑みながらの一言に、漆黒がぼそりと突っ込んだ。
それに、うるせ、と短く返して]
よし、んじゃ、ツキネは離れてろ。
[肩の真白を下ろし、ケースから出したカードの角です、と指先に紅い線を引く]
……こちらの準備は万端。
いつでも、仕掛けてくるといい。
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