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―― 保健室他 ――
…………
[嫌な匂い。
すぐに反応したマコトと、さらに重い空気になったアズマ。
嗅ぎ慣れた匂い。不快感が思考に至れば、かたかたと手が震えた。
確認したくない。けれど、確認しないのはもっと怖い]
[アズマは、屋上に向かう時の感じと一転してしゃべらない。
無言で一歩近づいて、彼の顔を見上げた。
彼の腕に触れようと、おそるおそる手を伸ばす。
ユリとは違って、私は同世代の他人に触れるのがあまり得意じゃない]
[触れる刹那、アズマの重い声がして。
無理矢理みたいに後回しにされてしまった。
何度も何度も、廊下の奥、非常口の方を見る。
まだ宿直室の匂いには気が付いていなかったから]
[置いていかれる。
アズマを気にかけている露島は、こっちの様子も気づくんだろう。マコトと目が合えば、大丈夫、と首を振った]
[2、3歩、彼らの後を追って保健室に行こうとする。
けれど、どうしても、どうしても、背後が怖くって。
足音潜ませ、こっそりと近くの非常口へと向かった]
[私が蒼白な泣きべそかいた表情で、保健室に駆け込んで来たのは、おそらくシーツや毛布、救急用品をまとめ終わった頃]
[もの言いたげにまっすぐにアズマを見て。すぐに視線を逸らして。
何か問われても、肩で息をして首を左右に振るだけ。
宿直室に向かうと提案されれば、特に反対も賛成もしない]
[こくりと頷いた。
決して決して、宿直室に入ったり、中を覗こうとはしないけれど**]
―調理室→パソコン室へ―
ああ、飲み物の方は大丈夫だろ。
足りなくなったら、またでりゃよかろし。
[>>72 三人を見送った後、友梨の言葉に頷いて歩き出す。
漂う空気に微かな異変は感じる、けれど。
なんとなく、それが『何か』を確かめに行くのはためらわれて。
まずは、頼まれ事を果たすのが先、とパソコン室へ**]
― PC室 ―
――……みんな、おそい、ね……
[マリーも黙っていたか、しゃべっていたとしたら、口を閉じたそのときに、ぽつり、と呟く。
配電室からそんなに遠くない。電気が復活する様子もない。
調理室へと向かった人たちもまだ戻ってはこなくて――
不安そうに一之瀬とマリーを見やり]
……(どうしよう、動くのも恐いけど、ここで待ってるのも恐い。高峰先輩……)
[いつもLiGにログインして遊んでたときにはこんな恐怖は感じない。
狼が怪しいとは思っても、所詮はゲーム。命がかかってるわけじゃなかった。
でも――今は、わからない。
リアルな人狼ゲームが、どこまでリアルなのか。
二日目のメッセージがでて、人狼がはじまったのは、未だに半信半疑だけど、それでも――事がおこった、となぜか確信に近いものがあって]
あ、あの……私、ちょっと、見て、きます……
[どうしてもじっとしてるのが恐くて、そう言って立ち上がる。
きっと一之瀬は反対するし、マリーだって引きとめてくるかもしれないけれど。
それでも、じっとまってるよりはきっとましだと、そう思った]
――う、……それはそうかもしれませんけど……でも……
[一人は危ないとか、待ってたほうがいいとか。
きっともうすぐ戻ってくるとか、そんな感じの言葉で二人からとめられたら立ち上がったまま、戸惑うように呟き。
そんなやりとりをしているうちに真崎>>80と友梨が戻ってくる]
あ……
[戻ってきた二人を見て、ほんの少し安堵したような声が溢れる。
それでも、行きよりも減っている人数に、不安そうな視線を向けた**]
―回想・保健室―
[毛布を抱えようとしていた時、走ってくるような足音>>79を耳にして慌ててふりかえる。]
宮町さん、え、どこ行ってたの……。
[全然気付かなかった。女の子を置いてくとか最低だという思いより、むしろゾッとした気持ちの方が強かった。
目があったのにそらされた。宮町の顔色は自分よりも悪いものだったろうか。今にも泣き出しそうな表情にどうしていいかわからなくなる。]
何か、あったの。
[首を左右に振られる。さっきまで自分よりも気丈そうだったのに、なぜ?
困ってしまって、露島に目線をむける。彼は彼女がいなかったことを知っていたのだろうか。]
―回想・了―
んで、アタシ達は運ぶものがあったから先に戻って来たの。
あ、蛍子先輩。
ご注文通りカップ持って来たよー。
しんちゃんが。
[けら、と笑う様子は他と温度差があったかもしれない。
それに気付いたなら、何かまずったか、と言うようにパソコン室に居る者達を見回すのだった]
―2F廊下→1F廊下―
これから……
[口の中で学長の言葉を繰り返し、黒目は何か考えるように、ゆらと動き。
無言のまま、川島は頷いた。
その後は学長に従いつつ、幾つかの教室を覗いてみたりしたけれど、目当ての姿はなく。
1階に降りてもそれは同様で、戻るという言葉に頷きかけた時、聞こえた微かな声]
……え、
今、『響』って、
[弾かれたように顔を上げ、学長に視線を戻した時には、彼は既に動いている。
少し遅れて後を追った]
―1F非常口―
[嫌な臭いがしていた。
鉄錆に似て、それよりももっと濃く、忌避されるような臭い。
そしてその源は、]
……ぃ、
[学長の陰で、川島は思わず息を呑み込む。
涙を流す佑一郎に掛ける声はなく、学長からの頼みにも、首を縦に振るのが精一杯。
まるでその場から逃げるように、職員室へ駆けた]
― PC室 ―
[調理室へと向かったときから変わった様子の見えない友梨>>84に、安堵の吐息を零して。
不思議そうな問いかけには、ちょっと口籠った]
えと……あの……そ、それより、森君と宮町さんは?
[言いよどみ、PCの画面が変わっている事は口に出せなくてとっさに他の人の事を聞く。
友梨の返事にちょっと心配そうな色を瞳に浮かべた。
寒さを感じて一之瀬のマフラーを借りている状態の桜子に一之瀬が「毛布を持ってきてもらえるなら借りよう」というような事を言うのには軽く頷きをかえした。
明るく笑う友梨>>85の様子に少なくとも調理室では異変はなかったのか、とちょっと思い。
周囲を見渡す様子に、悩みながら重い口を開こうとしたところで――マリーが先に告げたかもしれない。
PCの画面が変わっている、と]
―→宿直室―
[職員室までは誰と会うこともなく、鍵を引っ掴んですぐに廊下へ出る。
再び2人と合流する頃には、完全に息が上がっていた。
その息を整えながら鍵を差し込み、宿直室へは一番最後に入った。
扉に近い位置で、先輩の様子を見守る]
……はじまった。
[掠れた声で呟く。
動かない響を見る川島の目は、怯えというよりも、何処か思い詰めたような色をしていた]
……知らせた、ほうがいいですよね。
[声が出せるようになったのは、どのくらい経った頃だったか。
2人の動向を尋ねてから、川島はパソコン室を*目指す*]
…は? 画面が変わってる?
[言葉を聞いて、慎太郎と顔を見合わせた。
慎太郎は直ぐにパソコンへ向かっただろうか。
自分も確認すべくパソコンへと向かう]
………おいおいおい、これって。
[モニター上に連なる文字はLiGでも良く見た文章。
傷口を押さえていた手が外れ、ハンカチがはたりと床へと落ちた]
―― 回想 その時 ――
[見たくなんてなかった。
でも、見ないと。見て、覚悟を決めないといけなかった]
[薄暗い廊下。進むごとに強くなる血臭。
逃げたくて、逃げたくて、でも足を叱咤して。
あと少しで非常口が見える所。ごくりと唾を飲んだ]
[まだ、そこに死体があったらどうしよう。
まだ、生きていたらどうしよう。
"襲撃"した犯人が、そこにまだいたらどうしよう。
じりじりじりじり進んで、目に入ったのは一面の赤]
[しばらく呆然と立ち尽くした。
この血の持ち主は、とても生きているとは思えなかった]
…………っも、ヤ………
[悲鳴も出ない]
[目の前に涙のベールがかかろうとしたその時。
ブレザーの胸ポケットで、携帯電話が震えた。
ばっと胸を押さえる。無意識の動作。
着信を、耳に当てる。流れるシステムメッセージ]
……ら、ない。
いらないいらないいらないっ!!
私を、自分を守れないなら、こんな役職、いらない……
[誰を守るか、羅列される名前。全部を聞かなかった。そこに、自分が求めていた情報があったのに。叩き切る]
[そうして、今の台詞が誰にも聞かれなかったか振り返る。
じり、と後ずさり。
そうして、彼らのいる保健室へと駆けて行ったのだった]
―― 回想 終了 ――
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