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[銃声。一発。
何処か遠くを見ていた眼に、すっと光が灯る。]
――あ、・・・・れ?
・・・・・・・せんせー?
[飛び散る緋色。倒れ付す女。
瞬いた。]
[思った以上に力のこもっていなかった右手。
反動で大きく弾かれ、銃を取り落とす。]
[座り込んだまま、ただ呆然と、倒れていく女の姿を見ていた。]
[言った時、エーリッヒが銃を抜いたのが目に入った。
さすがの...も驚愕し、彼から少し離れるように無意識に足が後退した。
と、広がった視野の中に、蹲ったブリジットの姿が入った]
ブリジットさん!
[...は怖いのを忘れて彼女に近づいた]
[その時、響いた銃声。
...の脳裏に、雪の上に倒れたノーラの姿と重なったアマンダ――]
・・
き、貴様! また何をしているんだ!
[思わず、エーリッヒを自衛団とフラッシュバックさせ、...が怒鳴った]
イレーネ君!
…!
誰か、この部屋から出してあげてください!
[銃は彼女の命を奪った]
[死体を見下ろし、叫ぶように]
[恐慌状態を抑えようとしているかのように]
[悲鳴と、声と。
響いて、響く。
ぴし。
小さな音が、カラスの脚の辺りから響いた。
藍玉の傷は、少し、広がっている]
……とー……さん。
[違うとわかっているけれど。
その言葉は、自然、口をついていた]
うたれた。
同じに……。
痛い…痛い…っ。
[こめかみを押さえたまま、涙は止まらずに。][そのせいか、銃声には気づかなかった。]
[故にアマンダを治療するという意識は働かないまま。][震えは治まらない。]
[悲鳴が聞こえ。]
や、だぁ……!!
[弾かれるように。][外へと走り出した。]
[ここに居たくないと、この場から、逃げ出すように。]
あぁぁァァァァッ!
[もはや周囲などなにも見えていない。
ただ動かなくなった姿を見つめて]
いやぁ、またひとりになるのはイヤァァァーー!
[全身の痛みに、蹲ったまま叫ぶ]
[アマンダを撃ったエーリッヒに、反射的に殴りかかりそうになる。
しかし、それより先にアマンダをどうにかする方が先であると、頭の中に残っていた冷静な部分が警鐘を鳴らした。
だが、治療を行えるブリジットは今彼の隣で蹲っている。傭兵であるマテウス辺りでは応急処置はわかるだろうが、それでも人では足りないだろう。
...はそう判断し]
神父様、ブリジットも一緒に広間から外に出して置いてください!
マテウスさん! 傭兵でしたら傷の具合や手当てはできませんか? 手伝いますので至急手当てを……。
[そうマテウスへと視線を向けるや、アマンダの側に腰を下ろすと、服を思いっきり破った]
[胸倉を掴まれ、ゆるりと目を上げる。]
…疑わしきは、殺せ。そう教えたのはあんただ。
先手を取らなきゃ、殺される。
まともに対峙して勝てる相手じゃない。
……我らは猟犬。
羊を喰らう狼を追い詰め、殺すため生まれた獣。
[呟くその目に、感情は無く。]
[ミハエルの言葉は届いていた。だが今はそれをしっかりと認識するような状態ではない。
エーリッヒに飛びかかるハインリヒを見ながら木箱に手を掛けた
だが銃はあっさりと取り落ちたようで
続いて、悲鳴が上がっている中、銃を向けた先…アマンダに目を向け傍によった
それはどう見ても…既に…それでも一応呼吸があるか確かめるように手を口元へ]
……ったく。一発でかよ…
……あ…あぁ、なんて事を……
[目の前で奪われた命の光]
何故?何故話を聞いてからではいけなかったのです?
[混乱と騒乱]
[死を悼む事も忘れて]
イレーネさん!
[崩れ落ちる体を支えるには届かない]
[動けない]
[全て、遠い。
近い位置にある、鉄の塊に触れる。
人の命を奪ったばかりのそれは、熱を持っているかのように思えた。
怪我を負った右手一本で持つには、重かった。
左手を添える。
使った事はなかったけれど、使い方は、知っていた。
緩く持ち上げて、]
ブリジット君…!
[しかしミハエルの声が届いて彼女を見ると、彼女はすでに出て行った後]
[追わねばなるまい]
[だがイレーネとリディの様子に、足は止まり]
リディ君!
[手を伸ばし、その手を引きとめようとし、そして]
イレーネ君
[ただ叫ぶ彼女に声をかける]
[怒号の中、呟きを聞き取る者がいたかどうかは定かではなく。
いたとしても、その意を問う余裕などはなかろうが]
……本気で訳、わかんない。
何がどうして、どうなってんだよっ……。
[吐き捨てる声は、常の彼と変わらぬもの。
それでも、そこには苛立ちがあって。
息を吐きつつ、広間を見回し]
って、お前はお前で、何やってんだよ!
[銃を手にしたユリアンの姿に、慌ててそちらへと駆け出して]
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