情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[エーリッヒの声がじわりと染み込む。
それが意味のあるものであると理解した上で
内容が届くのには時間が掛かったが、
ようやく目が焦点を合わせ、隻暗緑を見た]
ふ、ツウに話しタた、か、カラ、
だ、ダレで、も…た、ブン。
か、確実な、ナノは、
こ、こコシェバ、サン、と、
く、クヴェレ、さん…
ね、ネェ、
[思い出してみるが、普通に話をしていたので。
誰の耳に入っていても可笑しくないし、
副長に彼女を連れて行くなと言った声は、大きめだったと思う]
い、言わな、キャ、「選ばれル」かも、だけド
言えば、こ、コウな、ル。
わ、ワタしが、こ、ころし、
イクのと、オナジ…
[目を伏せて、ロミを見下ろす]
[ただ、人と口にしたためにロミが狙われたのでは、とは思う。
誰かが人狼では無いと判れば、その分人狼の隠れ蓑は減るのだから]
[けれどそれを言えばまたゲルダは自分を責めるだろう。
だから、口にはせず思考の内に留めておいた]
ね、ゲルダ。
ロミを、綺麗にしてあげましょう。
そのままじゃ可哀想だわ。
貴女も着替えて来なきゃ。
[ロミを抱いたままのゲルダに声色柔らかく語りかける。
応じてくれるなら、アーベルが用意したシーツの上にロミを横たえさせようとした]
…ン。
[エーリッヒの柔らかい声に強張っていた腕が解れる。
離れる前、ロミの開いたままの口が辛そうだったから
閉じさせようとしたのは、叶うか分からない]
……え、選ぶ、ノハ、人狼…
[言葉を復唱する。
白いシーツが眩しくて、少し、目を、眇めた]
…き、ノウ。
…ふ、フタり、には、話して…
こ、コシェバ、さんには、か、髪、モラった。
クヴェレさん、には、断られタ、。
[エーリッヒがロミの身体をシーツに横たえるのを見ながら
ポツリ、ポツリ、と言葉を、落とす。
ロミがこうなった今、
人狼のマーキングのようなものに思われるなら
それは強まるだろうと思う。
きゅ、と、くちびるを噛んだ]
[腕を緩めたゲルダ>>92>>93からロミを受け取り、シーツの上へと横たえる。
安定しない首は二の腕で支えて落ちないように気をつけた]
…そう、ノーラさんは断ったのね。
[その理由は何なのかを考える。
パッと思い浮かぶのは二つ程あるが、今はそれを口にはしない]
……ゲルダ、あまり、思い詰めないで。
同じことを繰り返したくないと思うなら、人狼を探すしかないわ。
貴女には、その力がある。
[唇を噛むゲルダにそう言葉を向ける。
タオルを一枚ゲルダに渡し、付いた紅を拭うよう告げて。
もう一枚タオルを貰ってロミに付いている紅をゆっくりと拭っていった]
─ 宿屋・自室→廊下 ─
[あれやこれや、まとまらぬ思いに囚われていたためか、眠りの訪れは遅く、目覚めたのはいつもよりも遅い時間の事だった]
……ん……ん?
[寝ぼけ眼を擦って起き上がる。
扉の向こうから伝わる空気が、落ち着かないような気がした]
なに……?
[まだどこか、ぼう、とした様子で呟きながらも扉を開けて廊下に出る。
直後に耳に届いたのは、泣き声>>81で。
空気に混ざる、独特のにおいと合わせて、嫌な予感がした]
……何が、あった……?
[短い問いには、場にいたアーベルが答えてくれたか。
そうでなくとも、室内に視線を向けたなら、状況は知れる。
翠が、一つ、瞬いた]
……、
[差し出されたタオルを受け取り、握りしめた。
顎を引いてロミが拭われるのを見ている]
……ち、カラ、。
―――み、ミミ見ツケた、い。
ヒトヲ、み見てチャ、1日ヒトリだと、
ま、間に合わなナイ…
[見る事で死なせるなら人狼を見れば良い。
だけど分からない、という風に頭を横に振り。
ゆっくりと、立ち上がった]
ライヒ。
[姿を現したライヒアルト>>96に一度視線を向け、見ての通り、と言わんばかりにシーツに横たえたロミへと視線を流す。
タオルを動かすごとに紅が拭われていくロミの肌。
腹部に関してはどうすることも出来なかったため、タオルを一枚被せておくに留めた]
──…ええ、間に合わないわ。
だから、もう一つの手段も取らなきゃいけない。
[ゲルダの声>>97に返すのは、至極静かなもの。
自分の手にも付いた紅をタオルで拭うと、ゲルダへと手を差し伸べた]
さぁ、いつまでもそのままで居ないで、着替えてらっしゃい。
[手を取るなら、立ち上がらせようとするだろう]
…………そう、か。
[エーリッヒ>>98の視線の移ろい。
横たえられた亡骸を見れば、何が起きたかは、知れる]
……对不起。
[悼むように翠を伏せ、小さく紡ぐのは、異国の言葉による、謝罪。
護るべきが定まらぬならば、幼き者を、と。
そう、思い至れなかったことの悔いが、微か、滲んでいた。
昨日は泣くのを堪えていたブリジットが泣きじゃくる様子がまた、痛みを感じさせて。
無意識、片手がなだめるように少女の髪に触れていた]
[エーリッヒの手を取り、頷いて。
ありガとう、と礼を呟いてから扉の方へと、ゆらりと顔を向ける。
幾人かの姿が見えて、虚ろな眸に映った。]
も、うヒトツ。
そ、だカラ…
…誰、か、こ、コシェバ、さん、ヲ。
アノ、ひとを、こ、こ殺させないで…
[うわ言のように、呟いて足を踏みだした]
[エーリッヒの手を借りて立ち上がるゲルダ>>100は、どこか虚ろに見えた。
憔悴の所以は知る由無い。
昨日の話にはほとんど意識を向けていなかったし、カルメンから断片は聞いたものの、その後のヨハナの事で綺麗にどこかへ飛んでいたから]
……は?
ミリィ……を?
[だから、虚ろな声がその名を紡ぐのは唐突に思えて。
翠が数度、瞬いた]
[瞬く翠に、視線を留めた時間は長くも短くも無く。
彼女の名前が聞こえたから、こくりと頷いた]
…―――お、同じよ、ウニなななって、しマウかも、
[しれないから。
一度伏せた視線はロミへと向かい、それから、床に落ちた。
声は、ひどく、重い]
[エーリッヒの言葉には、眉を上げてから下げる。
過ぎった想いと考えは複雑な絡みを繰り返して。
一度口を開いたけれど、諦めたように閉じた]
……同じよう、に?
[重い声>>103と、落ちる視線。
それが、何を意味するのか。
幾つか、思う所はあれど、口にするのは避けた。
自身には、見定める力はない。
ただ、想いと言霊から、正しきと思うを拾い出し、それを己が血に依る呪にて形となす]
……ま、よくわからんが。
付き合い長い知り合いが、みすみす殺される事態を歓迎する趣味はない、とだけは。
言っとく。
……とにかく、早く、着替えてこいや。
そのまんまじゃ、いられんだろ。
[昨夜、ヨハナの自死の報せを受けたとき、
女は疲れきった表情で息を吐いた。
思うところはある。
けれどもその道は、老女自らが選んだものだっだから。
静かに眸を閉じ、短く聖句を紡いで
彼女の魂が安らかであるよう願った。
けれど――]
……なんで、だよ。
なんで、……ロミ嬢が死ななくちゃ、ならないんだよ。
[ロミは未だ幼くて。
死が彼女を連れ去るなど、許されていいはずがなかった]
――……。
[失われた少女の笑顔を想い。
最期の瞬間の恐怖と苦痛を想って。
女の瞳から、ぽろぽろと涙の粒が零れた]
…ン。
[頷いて、その横を擦れ違い先へと歩む。
その時にミリィの姿に気づき、一度、足を止めた。]
あ、ナタを、…選ばせハ、しシナい。
[殺させない、と言いたかった。
けれどそうは言えなくて―――
目を合わせることできぬままに、その場を足早に去った]
― 昨夜 ―
[ヨハナの死が伝えられた時、男は苦虫を噛み潰したような顔をした]
生きているのに、何で死ぬ事を選ぶんだ。
[呟くも、すぐに目を伏せ、十字を切る。
そうして、借りた部屋に入っていく事になった。
その日のうちに、もちろん、食事は頂いていた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新