68 アナスタシアさんとお菓子の生る木
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─ 中庭・泉の辺 ─
[水辺に座り、緩く音色を響かせる。
それが精神を鎮める事による、我流の錬気の法であるのは、人には教えていないのだが。
普段の好みやスタイルから、意外な趣味、と思われている可能性は、ある。
勿論、そんなん気にしちゃいないが。
きらきら、ふわふわ。
音色が響くのに伴い、生成された『金』の気が、粒子になって周囲を舞っていた]
(62) 2011/11/19(Sat) 21:49:58
ありがとう。
[ソロソロ][ドミニカと二人でウートラを部屋まで運ぶ]
[とりあえず人間が休むのに楽な体勢と同じにさせて]
[担いできた肩を解すように回した][グルグル]
お友達なのだから当然よ。
気がつけるところにいて良かったわ。
[キュッ][ドミニカ>>56をもう一度軽く抱きしめる]
お友達に傷つけられることにならなくて良かった。
泣くのはドミのお仕事でもあるけど。
悲しい涙は切ないもの。
(63) 2011/11/19(Sat) 21:50:59
[オリガ>>58にふるふると首を振った]
へんな、ちからをかんじた、のは、レイスさんだけ、だから……
ほかにもかんじられるかどうか、わからない……
[しょんぼりと肩を落としてこたえ。
ウートラの部屋で軽く抱きしめられれば>>63]
――うん ありがとう……
れいすさん、も、きっと、あやつられてるから、しかたない、よね……
[怖がって泣いてしまったことを思い返して申し訳なさそうに呟く。
泣いたことは恥ずかしくないけれど、迷惑をかけてしまったと、ちょっと肩を落とした]
(64) 2011/11/19(Sat) 21:56:24
[ヒュルリ][ウートラの部屋か廊下に開いた窓があったらしい]
[風が運んできた笛の音に瞼を伏せた]
落ち着く音。
らしくないけど、綺麗なのよね。
[ドミニカを抱く腕の力を緩めながら笑った][クスリ]
(65) 2011/11/19(Sat) 21:56:55
― 自室 ―
[窓の向こうから、遠く笛の音>>62が届く。引き寄せられるように、窓辺に寄り、腰を降ろした]
シアねーちゃん、ベル、キリルちゃん、ロラン…エレ…みんな大丈夫だといいけど。
[自分で送り込んでおきながら、そんな風に考えるのも自身の中では矛盾していない]
なんとか隙を見て…彼女を送れればいんだけどなあ…
[そうして、一方では更に誰かを送り込む事を本気で考えもするのだ]
(66) 2011/11/19(Sat) 22:01:12
[オリガに抱きしめられたまま、どこかから聞こえる笛の音に一度瞬く。
ユーリーが吹いているとはしらないけど、オリガは知っているようで]
…… うん……きれいな、おと……
[こくりと頷いて、離れるオリガに涙がかわいた瞳を向ける]
……ふえの、ところに、いく?
[まだ起きないウートラに一度視線をやってから、オリガにといかけた]
(67) 2011/11/19(Sat) 22:06:37
―中庭―
[治療やらなんやを終えた後、レイスを伴って中庭へ出ます。
さすがに操られている者を一人自由にはさせられません。
水と火の両方の道を避ける必要があった為、辿り着いたのは幾分か時間が過ぎた頃でしょうか。]
なんてーか・・・余裕なヤツだな
[穏やかな音色の主を探して視線を向ければ、泉の傍に白龍の青年の姿がありました。
邪魔をする気はないので声はかけず菓子の木の方へ歩みます。
少しでも魔力の消費を防ごうと転移は使わずにいるのでした。]
(68) 2011/11/19(Sat) 22:07:51
─ 中庭・泉の辺 ─
[らしくない、なんて評価を改めて出されている>>65のは知る由無く。
ちなみに、それを言われると『大きなお世話だ』とむくれるのが常だったりした]
…………。
[音色響かせつつ、思い巡らせるのは、状況をどう打破するか、という所。
大量の魔力が必要になる、というなら、やりようでどうにか、とか。
そんな方向にあれこれと考えを向けていたから。
障壁術式をどうするか、とかは見事に抜け落ちて。
術式は未だ、対象固定されたまま。動かしてはいなかった]
(69) 2011/11/19(Sat) 22:08:47
グレゴリーは、メモを貼った。
2011/11/19(Sat) 22:10:23
ウートラは、メモを貼った。
2011/11/19(Sat) 22:17:57
― ウートラの部屋 ―
いいのよ。私なんかこれっぽっちも感じられなかった。
もしかしたらの可能性だけでも十分。
ドミにも無理をして欲しいわけじゃないわ。
[ニコリ][しょんぼりするドミニカ>>64を励ますように笑う]
ええ。レイスらしくないって、あの人も言ってたでしょう。
お菓子の木から開放されたら怖くなんかなくなるわ。
レイスもきっと分かってくれるから。大丈夫。
[ポフポフ][慰めるように頭をなでた]
そうね。もう少し近くで聞きましょうか。
おじいちゃん、外に行くわね。
[コックリ][提案>>67に頷く]
[聞こえてなくてもウートラの耳元に囁いて部屋を出た][フワリ]
(70) 2011/11/19(Sat) 22:18:55
オマエはちょっと離れてろよ
距離は関係ないような気もするが、まあ念の為だ
[レイスにはあまり近づかないように言い置いて、菓子の木を少し離れて観察します。
鋭く睨む黒い眼には、菓子が再び生りそうな兆候は見つけられませんでした。
艶々してるかとか大きさとかは元々の状態を覚えていないので、わかりようがありません。]
まだ足りないって事か・・・
植えた主が主なら、育てられたモノもモノだね
[大食らいなところはよく似てると呆れたように呟きます。]
(71) 2011/11/19(Sat) 22:19:27
グレゴリーは、菓子の木の内へ声が筒抜けだとかしりません。
2011/11/19(Sat) 22:20:27
グレゴリーは、知ってたとしてもデリカシー皆無の魔人は口を噤みはしませんが。
2011/11/19(Sat) 22:21:16
オリガは、メモを貼った。
2011/11/19(Sat) 22:21:36
― 自室 ―
うふふ…… 待っておくれ、かしかしちゃぁーん……
[引きずられて>>11首が絞まりかけ、ちょっと遠いところに旅立ちかけていたものの、結局のところ樹人のため単なる夢だったに違いない。寝言は割り合い、幸せそうだった。
風の精霊とバンシーのおかげで無事に部屋――というよりは木の洞窟の中に運び込まれて、寝台は無い故に土の上に寝かされてからも暫く意識は飛んだままだったが、耳元での囁き>>70に びくっ と肩が小さく上がった]
うひょぅっ
[起きても寝ていても、目は閉じたまま。
二人が部屋を出るなら、止めることもない]
(72) 2011/11/19(Sat) 22:24:21
むり…… するつもり、じゃないけど……
なにかわかる、かもしれない、から、……がんばる。
[オリガ>>70の励ましにこくりとうなずいた。
頭をなでられながらの言葉になるほど、と納得して]
うん……あとで、レイスさんにもちゃんと、あやまる……
……グレゴリーさん、にも……
[迷惑かけた二人を思い浮かべて。
提案を受け入れられれば嬉しそうな仕草で頷き。
オリガと一緒に廊下をでる]
(73) 2011/11/19(Sat) 22:24:44
― 自室 ―
[ディスプレイに再び目を向けると、中庭にレイスとグレゴリーは一緒に出た様子。そして、女性二人がウートラの部屋から出たのを見ると、自分も廊下へと、戸をくぐった]
(74) 2011/11/19(Sat) 22:28:09
[笛の音を聞きながら、紅茶を一啜り。ふと、声>>71を聞いて顔を上げる。]
……グレゴリーさんの声、かしら?
[その内容に、ちらとアナスタシアを見。]
御尤もですわ、グレゴリーさん。
[思わず相槌を。…恐らく、この声は聞こえないのだけれど。]
(+20) 2011/11/19(Sat) 22:28:17
グレゴリーは、メモを貼った。
2011/11/19(Sat) 22:30:04
ドミニカは、 ニキータが廊下に出てきたのを見て、ちいさく手を振った。
2011/11/19(Sat) 22:30:39
─ 中庭・泉の辺 ─
[空間に気配が増えた>>68のには気づいていたが、錬気が一段落するまでは、と。
声をかけられなかった事もあり、唇は歌口から離れる事はなく。
一曲、最後まで奏で終えてから、ようやく白の横笛を下ろした]
……よーっす。
そっち、落ち着いたん?
[笛は右手に携えたまま、弾みをつけて立ち上がり。
ちら、とレイスの方を見やりながら、木に向かってなにやら呟いている魔人>>71に声をかけた]
(75) 2011/11/19(Sat) 22:31:05
レイスは、メモを貼った。
2011/11/19(Sat) 22:31:18
― 自室 ―
……おおう?
[しっかりと覚醒したのは、オリガとドミニカの気配が遠ざかってから。
上体を起こして左右に顔を動かし、胸に手を宛ててほっと一息]
なーんじゃ夢かー。
[周囲は静か。ボケをしても一人だった。]
なわけないよねー。
……とりあえず、かしかしちゃんの方じゃよのぅ……。
[内心ちょっぴりしょんぼりしつつ、とか自ツッコミ。
首が絞まる前くらいまでは微妙に意識が残っていたが、現状を把握し切れている訳ではない。今のうちにと、己の領域に近しい部屋の中、根を張り巡らせてお菓子の生る木の結界への干渉を試みる]
(76) 2011/11/19(Sat) 22:33:16
─ お菓子の生る木の中 膜の外 ─
[懲りない人というキリルの呟き>>+9に、全くだと思いながら頷く。
謝ることないと声をかけたらまた謝られたのには、クセなのかな、と思いながらも少し笑って。
紅茶を淹れながらこちらの問いに返された言葉>>+11には、やっぱり怖いよな、と思ったのだが。
続いた言葉>>+12に、ぱちと瞬き。]
嬉しい、ね…
ダメだよ、俺みたいなヤツにそんなこと言っちゃ。
キリルちゃんみたいに可愛い子にそう言ってもらえるなんて光栄だけどね。
[そう言って、綺麗に笑った。
今の姿は仮初に過ぎないと知らないだろう彼女に言われた言葉だから、真剣に受け取ることはしなかった。
彼女から迷惑をかけてしまって>>+13と言われれば何言ってんの、と苦笑して。]
迷惑なんてかけられてないよ?
俺が好きでやってんだから、キリルちゃんが気にすることないの。
(+21) 2011/11/19(Sat) 22:34:21
[守ると宣言したのは、彼女が少しでも不安がらずに済むようにと思ってのこと。
だから、安心できる>>+14と言ってくれたキリルに、良かった、と小さく呟き。
ユーリーの話には、うん、と頷いた。]
あいつ、ねーさんが木に取り込まれた時力が流れるの感じたらしいからさ。
それで何が出来るかはわかんねーけど、あいつに任せときゃなんとかしてくれる。
あんま当てにしすぎるとたまにコケるけど、いざって時には外さないヤツだから大丈夫。
[冗談めかしながら笑い、自分もキリルの淹れてくれた紅茶に口を付ける。
外から聴こえた音色>>53は誰が奏でたものかは解ったかどうか。
綺麗な音だというキリルにはそうだね、とだけ返し、しばらく自分もその音色に耳を傾けたのだが。]
…は?
[膜の中の菓子が増えているというキリルの声>>+17に眉を寄せて膜を見る。
また誰かが、と思うのはこちらも同じで、さっきと同じようにキリルを抱えて立ち上がり辺りを見回す。
エレオノーラとロランの姿は見つけられただろうか。]
(+22) 2011/11/19(Sat) 22:34:35
― 廊下 ―
そうね。それがいいわ。
[フフッ][ウートラ>>72の反応を楽しそうに見る]
[ドミニカ>>73と頷きあいながら揃って廊下に出た][スッ]
この笛ね、吹いてるのは多分ユーリなのよ。
竜王の一族には雅なひとも多いけど。
普段があれだと似合わないって思わない?
[クスクス][むくれ顔>>69を思い出しながら笑った]
でもね、これは本人には内緒だけど。
他の誰が紡ぐより綺麗で温かい音だと私は思うの。
だから、大好きなのよ。
[本人を目の前にすれば揶揄の言葉しか出ないのだが]
[笑いながらドミニカに秘密を囁いた][コソリ]
(77) 2011/11/19(Sat) 22:35:14
― 廊下 ―
よ、レディ達。ガールズトークかなんかだったの?
[にっかりと、ドミニカに手を振り返して、軽い足取りで二人に近づく。もしかするとユーリーと親しいオリガなら、白龍の気がダンピールの中にある事に気付くかもしれない]
(78) 2011/11/19(Sat) 22:37:00
ちゃんと動けるから大丈夫…って、こっちからじゃ届かないか。
[木が繋げた声は木の中に取り込まれてもしっかり繋がっているようで。
外から聞こえてきた声に、微笑みながら返します。]
…一方通行ってのも、意外と不便だねー。
[ため息ついて呟いて、地面にそのままごろ寝した。]
…やっぱり力吸われてるのかな。動く気しないし。
(+23) 2011/11/19(Sat) 22:38:46
ユーリーさん、が……
[オリガ>>77の言葉に、中庭でみた人を思い返す。
覚えている格好と笛の音はたしかにそぐわない感じがして、うっかり頷き。
けれど内緒だということばの後に続けられたことになるほど、と頷いた]
……たしかに、いいおと、だと……
うん……
[内緒話にとても納得した。
笑顔はないけれど。ほんのちょっと、声が明るくなった。
内緒話の後に、ニキータ>>78がやってくるのをみて、手を振っていた]
……ないしょ、なの……
(79) 2011/11/19(Sat) 22:40:46
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