77 【Prayers stone】
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― 朝:宿屋 ―
ん、はよ
[挨拶には、琥珀を瞬かせ、笑う。
エーリッヒがやってきた時のざわめきに視線をやったが、
自衛団員の姿に緩く口元に笑みを作った。
ゲルダの動作には、怪訝そうにするものの、
声をかけたりはしない]
(86) 2012/08/17(Fri) 19:02:22
[怯む自衛団員達は放っておいて、彼らに対して背を向ける。
するとゲルダ>>85がこちらへとやって来て、文字が書かれた紙片を見せてきた]
…そう、そうなのね。
[表情に緩く笑みが浮かぶ。
自衛団員に対しては感情が籠もらなかった隻暗緑も、この時ばかりは安堵の色を宿していた]
(87) 2012/08/17(Fri) 19:05:29
あらウェンおはよう。
早いのね。
[その後ようやくウェンデルが居る>>86ことに気付いて、揶揄うように言葉を発した。
クス、と表情に笑みが浮かぶ]
(88) 2012/08/17(Fri) 19:05:33
あんま寝れてねーんだよ。
笑ってんな。
はよ
[エーリッヒの言葉に、半眼に睨みつけて]
お前、何もめてたんだ?
(89) 2012/08/17(Fri) 19:10:31
神学生 ウェンデルは、メモを貼った。
2012/08/17(Fri) 19:11:00
[ウェンデルの笑みと、エーリッヒの笑み。
それからエーリッヒがウェンデルかける言葉に、
少し表情緩めて、ふたりを交互に見る。
それでもチラチラと部屋の方を気にするのは、
誰が現れるかで―――身体を揺すり、落ち着かない*]
(90) 2012/08/17(Fri) 19:12:04
刺繍師 ゲルダは、メモを貼った。
2012/08/17(Fri) 19:13:05
細工師 ライヒアルトは、メモを貼った。
2012/08/17(Fri) 19:18:03
ああ……そうなのね。
[ウェンデルの言葉>>89に笑みは直ぐに掻き消える。
ほんの少し、眉尻が下がった]
……ん?
ああ、今日は誰も襲われて無いんじゃない、って言っただけよ。
彼ら、誰かが襲われてないか確認してたようだったから。
[問いかけには何でもないように言葉を紡ぐ。
女将に紅茶を頼んで席に着き、一口含んで喉を潤した。
リスは肩からテーブルへと飛び降りて毛繕いをしている]
(91) 2012/08/17(Fri) 19:19:58
怒っちゃねぇ。
気にする事でも無ぇよ。
[告げる言葉はぶっきらぼうに。
エーリッヒの答えには、怪訝そうな顔をした]
そりゃ確認はするだろうが、
なんでまた、そんな風に思ったんだ?
[放された栗鼠を眺めつつ、
団員と同じ事を問う]
(92) 2012/08/17(Fri) 19:29:40
[ぶっきらぼうな言葉>>92に僅か苦笑。
それ以上は何も言わず、問われたことに対して口を開いた]
今まで誰かが死ぬとパラッシが騒いでたのよ。
けれど今日は大人しいものだったわ。
だから、誰も襲われてない、死んで無いと思ったの。
[テーブルの上のリスを指差して、思っていることをそのまま話す。
リスはちょこちょこ動き回るものの、騒ぎ立てる様子は無い。
ゲルダならば団長が死んだ日のリスと今朝のリスの様子の違いに気付くことが出来るだろう]
(93) 2012/08/17(Fri) 19:42:06
─ 前日/宿屋・自室 ─
[一頻り、楽を紡いだ後、笛を置いて。
笛と共に包んであった剣を引き抜き、指先をその刃に軽く滑らせた]
在继承飛水星的血和工作的者,流星的名。
(フェイ・シュウェシンの血と役目を継ぐ者、リュウシンの名において。)
绿宝石的守护的咒文,的收到的。
(翠玉の守護の呪い、届く事を。)
[小声で紡げば、指先から滲んだ紅は銀の刀身へと吸い込まれ、柄に飾られた翡翠が微かに光を散らす。
──同時、花を象った組紐飾り──ミリィに渡したそれの中央にある玉が微かに煌めいたが、果たしてそれには気づかれたか]
……正式に継いでるわけじゃないし。
媒介がないと届かないのは已む無し、か。
(94) 2012/08/17(Fri) 19:43:22
[その後は、頼まれた修理のための作業──主に、枠の修繕だがに集中して。
訪れるものはあったか、否か。
ともあれ、目を覚まして最初に確かめたのは、剣の状態]
……変化なし、か。
少なくとも、あいつは狙われてなかった、と。
[それ自体は安堵していい、とは思えども。
楽観視できないのもまた、事実で]
……変化があったかどうか、確かめに行くか。
[小さく呟き、部屋を出る。
向かう先は、食堂]
(95) 2012/08/17(Fri) 19:43:27
─ 宿屋・食堂 ─
[食堂に向かう間、感じたのは、やけに静かだな、という事。
昨日のような慌しさがない]
……どーなってんだ?
[そんな疑問を感じつつ、食堂へ。
見回せば、目に入るのは語り合う金髪二人と落ち着かない様子のゲルダ]
……よ。
なんていうか……静かだな、今朝は。
[ひら、と手を振りながら。
少し悩んで、投げたのはこんな言葉]
(96) 2012/08/17(Fri) 19:50:37
あー。
小動物って敏感って言うよな。
なるほどなぁ。
[納得したように頷き]
こいつが暴れてもまったく怖くねぇなぁ。
[どんなになるのか、と。
興味深そうな顔**]
(97) 2012/08/17(Fri) 19:52:02
細工師 ライヒアルトは、メモを貼った。
2012/08/17(Fri) 19:52:29
あぁ…
[>>3:+17生者と死者の間に隔たる物は大きい。
故に少女が何を思ったか、その言葉からは用意に知れる。
自分だけと縋るような声の少女の願いを聞かぬ理由が無い。]
そうかいそうかい…。
ええ、お婆ちゃんが一緒にいてあげるからねぇ。
安心なさいね。
[泣くに任せて、その背を何度も何度も優しく叩きながら。
今はこの幼い手が、自分から離そうとするまで傍らに居た。]
(+0) 2012/08/17(Fri) 19:53:26
そう言うこと。
暴れると言うか、鳴き声が凄いのよ。
[ベアトリーチェの死が判明した時も鳴いていたが、ウェンデル>>97はそれどころじゃなかったかもしれない。
もし聞こえていたなら、納得出来るほど「ギー!ギー!」と騒いでいたのを思い出せるはずだ]
あら、おはようライヒ。
今日は何もなかったんじゃないかしら。
[投げられた言葉>>96に返すのはそんな声。
疑問を返されたなら、ウェンデルにした説明>>93と同じことを口にすることになる]
(98) 2012/08/17(Fri) 19:59:50
刺繍師 ゲルダは、メモを貼った。
2012/08/17(Fri) 20:03:50
……何も、なかった?
[エーリッヒから返された言葉>>98に、僅かに眉を寄せ。
説明がなされると、なるほど、と言いつつ緩く腕を組む]
何もなかったなら、それ自体は歓迎できるが。
……奇妙と言えば、奇妙、だな。
(99) 2012/08/17(Fri) 20:06:15
…ん。
ぎー、ぎー、
[言ってたのを見た、と、エーリッヒには頷いて。
人が死んでいなければいい、と、もういちど頷いた。
部屋の方からの足音に振り返ると、ライヒアルトの姿。
会釈でもって挨拶をして、その背後にまた視線を向ける]
(100) 2012/08/17(Fri) 20:07:41
神学生 ウェンデルは、メモを貼った。
2012/08/17(Fri) 20:08:33
[奇妙だ、というライヒアルトに、
不思議そうに少しだけ首を傾けて、
視線で問を向けてみる。]
(101) 2012/08/17(Fri) 20:13:22
……ん?
[向けられる視線>>101に、こてり、と首を傾げる。
意図せず、向きが左右対称の形になっていた]
どうかした、か?
(102) 2012/08/17(Fri) 20:16:12
何が、奇妙なのかしら。
[ライヒアルトの言葉>>99に、ゲルダ>>101と同様に首を傾げて問いを向ける]
誰も襲われなかった可能性は、ないわけじゃないはずよ。
(103) 2012/08/17(Fri) 20:17:21
あー
鳴き声。
[納得の声。
あれお前か、って視線が栗鼠に向いた]
よぉ、ライヒアルト。
[口元笑って、片手をあげる。
歓迎できるというのには同意だったが、
奇妙と言う言葉が分からないのは男も同じ。
視線を彼へと向けた]
(104) 2012/08/17(Fri) 20:18:12
[こいつら仲良いよな、なんて、
似通った動作にしみじみ思ったりもする]
(105) 2012/08/17(Fri) 20:19:13
服飾師 エーリッヒは、リスは視線>>104に対して首を傾げるような仕草。
2012/08/17(Fri) 20:20:21
[視線の意味がわからずにいたら、エーリッヒ>>103から言葉としての問いが投げられ。
ああ、と合点がいって翠を瞬く]
……誰も襲われなかった可能性は、わかってるけど。
だったら、なんで? って思って。
[護界の呪で弾いたのではない、とわかるから、余計にそこが気にかかる]
襲えない理由があったのか、襲わなくてもよかったのか……って辺りは、まあ。
推測するしか、できないんだが。
(106) 2012/08/17(Fri) 20:26:02
― 宿屋自室 ―
[昨日は内からも外からも身体を温めてから部屋に戻り、早々にベッドへと入った。異国の笛の音>>59が聞こえたのは後か先か。早鐘を打つ胸にも染みて、静かに休むことが出来た]
あら、混ざっている。
[髪を整えながら、櫛に絡んだ髪が二色あることに気付いて目を瞬く。手に取った束を確認するが、淡茶色しか見当たらなかった]
大丈夫そうね。
[櫛を戻し、いつものように髪を括って身支度を整えて、食堂へと向かった]
(107) 2012/08/17(Fri) 20:28:25
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