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――集会所1階・広間――
まったく。
無茶、しますよねえ。
[ロミルダの頬の、涙の痕を掌で拭うように撫でる]
……殺してやりたかった。
それは、本当です。
だから――ロミルダちゃんも、ありがとう。
[そう言ったきり、口を閉ざして、手当てに集中する。大した事は出来ないけれど、何かを振り払うように、丁寧に、厳重に。包帯は確りと、巻かれた。
途中、「お願い事」のことを問われたけれど、そのときは、「また後で」と答えるだけ。
自衛団への引渡しを済ませたとて、すぐに解放されることなどない。
諸々の事が終われば、自身に宛がわれた部屋へと導くことになる**]
[さすがに、ゼルギウスに治療されるのは嫌かも、とか。
内心でちょっと思いつつ]
ん、それまでロートス頼むな。
[カルメンに返した所で、額に伝わる衝撃。
避けられる道理などはなく]
な……何、って……。
[それでも、何すんだよ、という突っ込みは、淡々とした声に形を変える。
しばしの沈黙。それから]
…………ありがと。
[ごくごく小さな声で、*呟いた*]
人だよ。
ローザさんの言うとおり、カルにもそう見えてるみたいだし。
[主語を省いて言い切る。
黒瞳は此岸の様子を静かに*映していた*]
…生きてるもんの幸せは、生きてるやつにしか作れないし、な。
[そう返す言葉にもどこか陰りがあるかもしれないが]
こうなったから、得られたものもあるかも知れない…か?
まぁ…こうならなきゃ、ここで出会うことも無かったろうし…
それはそれで「幸福を得た」のかもしれないけどな。
[そうなるように、と造られたものには「別の道」があったのか判らない。
けれど、ローザの言葉を聞いて、少し驚いたように]
見えるのが、本性で…人、だから…?
オレは、人に…戻れた、のか?
まぁ、そりゃ…
つかみ所ないやつだから、よくわかんないとこもある、けど…
…ぅ゛…。
[ハインリヒの言葉とクロエの言葉に答えを詰まらせつつ。
そんなこと無い、とも言えずおたおたした。]
オレは…
[クロエも後を押すようにそう告げて]
人、か…
[解放されたのだ、と感じた]
[自分を縛り付けていた「古の契約」から]
[小さな礼の言葉を、過たずに拾い、唇を横に引き結ぶ]
…この、阿呆。
なにおまえ、ハインリヒのにーさん、刺してんの。
――…って、一応言っておいてやる。
俺以外は、誰もそんなん言ってやらなそうだし。
[止血する間に降りた長い沈黙の後、やはり淡々と。
なんとなく、叱られたいのだろうと思ったから。
紅の服だからこそ分かりにくいが、その傷の深さは感じ取れて、眉間に深く皺を寄せる]
痛み止め、塗るのと、飲むの、両方取ってくる。
向こうも落ち着いた、かな?
[手の届かない世界を見つめて]
後は、生きてるやつらの仕事、だな。
[そう言って、彼らの動きを目で*追いかける*]
[ハインからにやっとした笑みを向けられれば、赤い顔のまま、むすーっとして]
う〜……!
も、もうほっといてよー!
[そう叫んだものの、真っ赤な顔では抑制の意味もなさない*だろう*]
…カーラちゃん。
頼みごと、していいかな。
[痛み止めを取ってくる間の止血を、任せようと。
手を引き、促せば、それくらいは出来るはずと、そう思って。
ユリアンが拒む反応を見せようと、それ以前に強く傷口を押さえたり、ひと睨みしたりで却下するわけだが]
[一度自室へ戻り、薬瓶を引っつかんで、台所に戻る。
手際良く布に薬を塗布し、包帯できつく縛って]
…今回の分の薬は無料にしといてやる。
だから、こっちも飲んどけ。
[ひたすら染みたり、苦かったりするのは、それだけ効くものを使っているから。
或いは、嫌がらせの可能性も零では無いが]
[治療を終えたなら、ユリアンに肩を貸し、2階の部屋まで送り届け。
また台所に戻り、ゼルギウスから赤子を引き取る。
自分は赤子に食事をさせると言う名目で、ゼルギウスに自衛団員との受け渡しの交渉を押し付けて*みたり*]
たのみ、ごと?
[ダーヴィッドの言葉に首を傾げ。
内容を説明されれば厭うことなく手伝う。
仮にその説明が偽りだったとしても。
ダーヴィッドが戻って来るまで、抑える体勢を*保持した*]
[ダーヴィッドが戻って来てからはまた場所を交代し。
手当が終わりユリアンを部屋に、となると肩を貸すダーヴィッドの後をついて行くように壁伝いに移動した。
ロートスは自分の肩に乗せたまま、二階へと上がるとユリアンの部屋を訊ねその扉の傍へと。
辿り着いた頃にダーヴィッドは廊下へと出て来るだろうか。
カルメンは入れ替わるように扉から部屋の中へと声をかける。
叶うなら、今しばらくユリアンの傍に*居ようと*]
[叱るような言葉に、眉が下がった。
『人狼』を殺した高揚感と、慕っていた人を殺めた痛みの合間を振れていた気持ちが、少し、落ち着く]
ほんと、だよな……。
俺……なに、してんだろ。
[泣きそうな表情で、ぽつり、と呟く。
それでも、実際に泣きはしないが。
カルメンに傷を抑えるのを任せる、というダーヴィッドの言葉にはちょっと慌てるものの、強く押さえられる事で生じた痛みときつい一睨みに、結局、大人しくする羽目になった]
……お前。
俺が、薬とか嫌いなの、知っててやってるよな。
[この苦いの、という部分は言葉には出さずにぽつりと呟き。
肩を借りて、二階へと。
途中、広間に置き去りにしていた道具袋と、オカリナを持って、個室へ]
ダーヴ……。
……いや、やっぱ、いい。何でもない。
[出ようとする背に声をかけ。けど、結局言葉にはできずに、階下へ戻るのを見送り。
入れ違うよにかけられた声に、きょと、と瞬く]
ん、あ、カルメンか。
入って来いよ、星、持ってるだろ?
[できるだけ、明るい声でこう返す。
相変わらず物言いたげな鸚鵡には、やっぱり、黙ってろよの*一睨み*]
ま、酷いことしたっていう自覚はあるよ
[鋭い眼差しを交えていうダーヴィッドの言葉には肩を竦めてそう返しながら、抱く赤子を見る。
ああ、あの様子だとどう考えてもクロエはただの人。それを殺した手で赤子を抱いているなど…なんとも居心地が悪いものであって]
ああ、確かに治療が先だな。悪い。ちょっと気が抜けてた
ん…誰にって…いないな。って、ユリアンさんの治療を任せるのが微妙って…妬かれちゃう?
[赤子が手の中にいるのがどうしても気まずくてただ冗談っぽくそんなこといった後]
まあ、治療したつもりが血まみれになったなんて洒落にならんしな。
別に、ダーヴィッドさんをとやかくいうつもりはないよ。女だとも思ってないしな。ただ、なんとなくそう思っただけ
[突っ込みに対して今更だけどな、と苦笑しつつ、ユリアンの治療はダーヴィッドとカーラが、ロミの治療はゲルダがしているので、赤子をあやす。
よく寝ている。こんなときだけ、早々慌てることのない自分に感謝する。心の揺れが伝染せずにすんでいるのだろうから]
ん…食事か。任せた。代わりにそっちは任される
[ユリアンの治療を終え、二階へと運び終えたところで戻ってきたダーヴィッドに寝ている赤子を渡し、受け渡しの交渉は請け負う。途中別れはもういいのか。とも思ったが気に留めることはやめて台所の裏口から引きずるようにして外へと運び出す]
―外―
おーい。自衛団員さんがたよー。ゲルダさんから聞いたんだろ?人狼見つけたってな。
死体にしたからさっさと引き取れ。そんで出せ
[目に見える自衛団員に大きな声で呼びかけ、血に濡れ、獣化したままのハインリヒを指差し示せば、それに反応を示してやってくる。途中からゲルダも加わっただろうか。
どちらにせよ。調べてから。という態度で引き取りこそするものの。すぐに出さないとのことで]
団長もまもれない緩んだ自衛団員が。急に慎重になっちゃってなぁ
[皮肉るように口にしながら引渡しを終えて、食事を取った後、自室へと*戻った*]
─二階・ユリアンの部屋─
[遠慮がちに扉から中を覗き込んで居たけれど。
星を、と聞くと表情が明るくなる]
うんっ。
[逸る気持ちを抑えて壁伝いにユリアンが居る方へと歩み、ずっと握り締めていた星の細工をユリアンへと差し出した。
肩に止まっていたロートスは、物言いたげながらもカルメンから離れユリアンの下へ。
しばしの作業の間の後、オカリナはカルメンの手へと渡る]
ありが、と、ユーラ。
[手入れと、貰った星の細工を付けてもらったことに礼を言い、嬉しげに笑んだ。
オカリナを首にかけると、そのまま口へと当てて。
紡がれるは、これまでに犠牲になった者達に対する*鎮魂歌*]
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