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お絵かきしようと思ったけど暑過ぎてやめた。
部屋にクーラーないから出来るかー!状態。
熱冷めないうちに書いておきたかったのにな。
─追憶・訪れし契機─
……んの、やろ……もう一回!
[ふもとの村の酒場に響くのは、苛立ちを帯びた声。
十六の夏。伯父の使いでふもとの村を訪れた時。
あまり見かけない、カード賭博をする三人組を見かけたのが運の尽きか、それとも運の始まりか。
気づかぬ内にカモられて、自分の財布は空に近く。
後は、使いのための金に手をつけなければ、という状況に追い込まれていた。
周囲は係わり合いになるのを恐れてか、それとも面白がってか口を出す事はなく。
状況は、最悪に近かった、けれど]
『……ちょっと、待ちな』
[最後の勝負に出ようとする直前、割り込んだのは低い声。
覚えのないそれに振り返った先にあったのは、どこか面白そうにこちらを見下ろす隻眼だった]
な……あんた、誰?
『誰でもいい。
それよりその勝負、俺に預けてみねぇか?』
あ……預ける?
何ソレ、どういう事?
『……最後の一番、俺に打たせろってンだよ』
[突然の事に戸惑いながら問うと、割り込んできた男はにやり、と笑った。
どこか、獣じみたものを感じさせる表情。
けれどそれは、今テーブル越しに向き合う三人組の下卑た印象を与えるそれとは違い、奇妙に引き寄せられるようなものを感じさせた]
『そちらさんもかまわねぇだろ?
こっちの坊主の掛け金に、俺の手持ちも加えて、レートを上げる。
……悪い条件じゃねぇよな?』
[その笑みを、男は三人組へと向けて。
場に投げ込まれた皮袋が立てる音に、三人組は何事か相談した後、頷いた]
『ってぇ訳だ。どきな、坊主。
……悪いようには、しねぇよ』
[さくさくと進む話にぽかん、としていると、椅子から押しのけられる。
距離が近づいた瞬間、微かに覚えのある匂いがした]
……あ。
[それが、父の好きだった煙草の匂いだったと気づいた時には、椅子から追いやられ、そして。
後は動き出した場と、そこで鮮やかな勝利を決める隻眼の男の手の動きから、目を離すことができずにいた]
……ちょっと、待って!
[一転、一方的になった勝負は終わり。
巻き上げられた所持金は全て手元に戻っていた。
余剰分もあったもののそれは手助け料、という事で男に持っていかれたが、正直、それはどうでもよかった。
そんな事よりも、今は。
鮮やか過ぎるカード捌きが焼きついて離れなくて。
どうすれば、そんな事ができるのか──それが知りたくて、隻眼の男の後を追っていた]
『なんだ、坊主? 金の話なら……』
そんなんじゃねぇよっ!
[振り返った男が、面倒そうに言うのを大声で遮るものの。
その先を、どう続ければいいのかわからずに口ごもる。
男は訝しげに隻眼を細め──それから、急にこちらの腕を掴んで道へと転がした]
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>>1304イレ姉
幼馴染ーずは本当に可愛かったの、可愛かったの。
大事なことだから二回言うのです。本当に可愛かったの。(三回目)
妊婦さん効果は確かに?でもイレ姉本人が可愛かったからなぁ。ゼル兄と一緒にいると更に可愛さアップしてたし。
ぁ、役職的にはたしかにベル兄が紅一点でしたね。(笑
実はイレ姉赤だってことを5日目になるまでまったく気付かなかったと告白します。(爆
ってイレ姉まで…ありがとうありがとう、照れるしかできないよ!(
>>1305ミハエル君
そんな裏側があったんです。
この騒動がなかったらきっとクロエはゲルダたちに本当の意味で心を開く事は無かったと思う。
我ながらひどい。
って、ちょっ……!
何すんだよ、いきなりっ!
[突然の事に抗議の声を上げるものの、隻眼はこちらを向いてはいなかった。
煙草をくわえた口元は面白そうに歪み、視線は今まで自分が立っていた場所の、更に向こうに向いている。
そこに立つのは、先の三人組。
なんだかんだと勝手な口上を述べるのを、隻眼の男は楽しげに聞いて、それから]
『……で、遺言は、それでいいのかねぇ?』
[にやり、と。
先にも見せた獣の笑みを浮かべ、そして。
十分後には、ずたぼろになった三人組が、道の端に積み上げられていた。
……彼らの所持金がどうなったかは、推して知るべし]
[それが、博打の師となる人物──ヴィリーとの、馴れ初め。
三人組をのした後、『戦利品』と共に立ち去ろうとする彼を呼びとめ、カードの操り方を教えてくれ、とせがんだ理由は、自分でもよくわからなかった。
……もしかしたら、懐かしい煙草の匂いに引き寄せられただけ、なのかも知れないけれど。
最初は切り捨てようとしたヴィリーだったが、最終的には熱意に折れたのか騒ぎに耐えかねたのか。
滞在中の夕飯を奢る、という事で、カードとダイスの使い方を教えてくれた。
それから、用事が終わるまでの数日の間。
それまで無縁だった世界に触れて。
その事が、外向かう事への渇望を強くしたのは、間違いなかった]
……よっし……できた。
[村に戻った後。父の死後、遠ざかっていた細工の修行を密かに再開した。
理由は、瑠璃の呪具を作るため。
ハービヒトの一族が、代々瑠璃細工師を生業としてたのは、波長の合う呪具を自分で作り出すためだったという。
それを持つ事が何を意味するか、何となく理解はしていた、けれど。
作らなくては、と思ったのは、血のなせる業か。
そうして、一対の瑠璃のダイスを──運命の女神と名付ける事となるそれを作り出したのは、十七の冬の事で。
十八になって迎えた、夏。
宿の自室に『世界を見てくる』という短い書き置きを残した青年は。
自ら作り出した『女神』を伴い、見知らぬ世界へ向けて、走り出す事となる**]
―宿屋厩舎―
[口元をぐいと拭い去り、黒い獣をもう一人の幼馴染の腹の辺りに一度置き、
代わりに自身が、胸の上にそっと手を置き上に乗ると見下ろした。
喉元の深い痕、これ以外に外傷はないように思う]
……中は、食べれない、かな。
[毛に覆われた獣ではない。肌に傷をつければすぐに悟られてしまいそうで。
そも同胞の実を捥ぐのに時間をかけてしまった為、そろそろゲルダ達が戻ってきそうな気配もあり
残念そうに、まだ新しい鮮やかな血が残る首元へと顔を近づけ、
ちろと舌を出して流れる一筋を掬い取った。
幼馴染の赤い血は、上物の酒のように、深く甘く――まろやかで。
思わずごくりと喉がなる。]
……アルは美味しいね。
リヒトも少しは飲めたかな……?
[同胞は幼馴染の味を知ってから死ねただろうかと
そんな事を思いながら、吸い取るように舌で血を啜りとった。]
ん……――――――――――
[始めは舐め取るように少しづつだったが、その味に、頭の芯がくらりとクる。
大きく口を開いて唇を押し当て、まだ中に残る血を無遠慮に啜り貪った。
気がつけば、手や服に、零れた血が移っている。
かなり派手に吸い取ってしまったのは否めなかった。]
[血塗れた自身に気づけば、慌てて口元をアーベルの服で拭い取り、
不自然に指跡の残る首や手の後は、適当に跡を伸ばし誤魔化した。
そうして最後に黒い獣を、元の胸の上に乗せて、
その上に二人に縋るように被されば、血が服に移った事に不自然さは感じられないだろう
黒い獣の毛の感触に、そっと目を伏せながら
別れの時―――人が集まってくる時を、じっと*待った*]
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ベル兄回想お疲れ様ー、間割っちゃってごめんね。
ヴィリー師匠かっこいいな…!
イレ姉もお疲れ様?でいいのかしら。
ベル兄美味しかったみたいで良かったね!(
>>1306ゲルダ
手首に巻いたりして身につけてくれれば嬉しいなーとかこそっと言ってみる。
[ぎゅむぎゅむ、ありがとーと照れり照れり。]
>>1313ベル兄
もうエピですしね!w
どうしても動かしやすい方に逃げちゃうからなぁ。
あと男やるとヘタレになってしまうのが情けなく…(爆
マテウスだったら夏の間の用心棒とかそんな感じで入るつもりだったから…
酒場でカルメンさん口説いたりしてたんじゃなかろうか。(爆
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