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そう? じゃー、一緒に帰ろ♪
[にっこりと向日葵のような笑顔を浮かべつつ、ヒサタカと*帰路へ*]
あー。そういえば、ケイコやユーゴと何話してタの?
[そう言って首傾げ。*興味以外の他意はない、つもり*]
[ 立ち入り禁止の表示を無視して、
プラスチックチェーンを跨ぎ階段を昇る。
柔らかい上履きは硬い階段とぶつかり合っても、
擦れるばかりで和音を奏でない。
開けるのにコツの要る扉を手馴れた様子で弄り、押し開いた。
錆びた蝶番が悲鳴をあげる ]
[ 久しく訪れていなかった場所。
なのに容易く開いた事に他者の出入りを感じながら、
入り口のすぐ傍の梯子を上り、
小さな真四角の空間を陣取る。
新たな“犯罪者”が来ても、
同じ場に上がらなければ気づかないだろう ]
……にしても。平和だなー。
[ 手元でカメラを弄りながら、
目に痛いほどの青を眼に映して呟く ]
[ 鳥が、羽ばたいてゆく。
反射的に指が動いた。
世界が型に嵌められる、音。
あ。光源ミスった。
内心で舌打ちして、ごろりと寝転がる。
フードが外れて、現れた金が陽光を弾いた。
* 今日も、歓声が聞こえる *]
10人目、 ヒビキ がやってきました。
−七曜学園・廊下→進路指導室/朝−
[きしり。
床板がきしんでまだ涼しい空気に響いた。
他の部員が集まってくる前に朝練を済ませ、足は進路指導室へ向かっていた。
その顔は至極面倒くさそうだった。
しつこく昨日の帰りに念を押されなければ全力でブッチしていたかったのに、相手も相手で手回しをしており、家を出る時に姉からしつこく行くように言われて、それ以上相手の機嫌を損ねるのも面倒で仕方ないから行くことにした。
硬い扉を二度ノックして、中から応じる年齢を経た声がすれば一応愛想よくそれなりに優等生っぽい顔をして引き戸をがらりと開ける。
中の教師はといえば、待ち構えていたようなしかめっ面で少年を応接用のソファへ通し、彼が座ったのを見計らって、進路を変える気はないのかと切り出してきた。
再三言われ続けてきたセリフに、ひっそりとため息がこぼれた]
ありません。そんなに勉強に興味ないんで。
[その言葉は嘘ではないようで、本当に興味なさそうな声色。
教師は、肩を竦めるしかないらしかった]
[でもなあ、と声は続く。
お前の成績ならもっといいところに行けるし、推薦だって選び放題なのにわざわざそんなマイナーな学科へ行かなくても、と。
少年は不思議そうに首をかしげる]
…いけませんかね、醸造学科。
調理師専門に比べれば、大分先生方の意向に沿ってるとは思いますが。
[明らかに教師は不機嫌そうな顔をした。
教師にとっては生徒に良かれということなのだろうけれど、しかしそれは当の少年にとってみれば希望進路を変えさせられたという事実。
教師にとって風向きの悪い気配を助けるかのようにチャイムが鳴る。
腕の時計に目をやって]
蓉子にも言いましたが、何度言われても、変える気はありませんので。
今日、俺日直なんで、これで失礼します。
[教師に止める隙を与えずに進路指導室を出て、面倒くさそうにため息をついた]
−→廊下−
―七曜学園・校内―
[明日から夏休み。とゆー訳で本日は終業式になる。
つまりは宿題とか成績表とか、悪夢の配布物の配られる日だ]
あっちゃー、やっぱりか!
もーホンマ付いてかんで良かったわ。
[英語の成績の無残な数値に、げんなりした声を上げる。
ぶつくさ言って鞄に各種プリント放り込めば、気分一新夏休み]
ま、おっちゃんおばちゃんに成績見せなアカンけど、今夜はタマキちゃんのゴハン食べれるしいーや。
あーひっさし振りのまともな家庭の味やー!
寮のゴハンまずーはないけど、味付けやっぱあっちと全然ちゃうしなー。毎日なんは飽きるわ。
[ついでに言えば、学食の味と程同じだったりする。
(もしかしたら学園つながりで同じレシピなのかもしれない)
おかげで昼食くらい違うの食べたくて、全国共通っぽい惣菜パンばかり買ってたり]
[クラスメイトに手を振って、科学準備室に向かう。
薬品管理の名目で空調効いてる準備室を覗き、顧問に笑顔]
セ・ン・セ♪
明日から休みやし、冷凍庫の氷の備蓄もういらんやろ?
ちょうだいなー。
[返事も聞かずにうきうきとビニール袋に、顧問の私用冷蔵庫から氷を奪って詰めていく。ちなみにこっちはちゃんと食べられる方なので、ついでにストローも失敬しておく]
ほんじゃありがとさん。また二学期になー。
お礼に夏のアバンチュール楽しめるよー祈っとくわー。
[三年の教室の横を通り過ぎる途中、なんか視線を感じたのは気のせいというコトにした。
全校集会で校長先生のお言葉の後、生徒会からの話で会長と目が合ったとか偶然に決まっている。目を付けられる程やばいコトした記憶と自覚はない。
精神衛生上よろしくないのでそれ以上は考えず、氷嚢カチワリ氷をファンシーなウサギ柄のハンドタオルに包んだ。
惣菜パン確保してプラスチックチェーンを越え、扉を開ける]
ちわー…て、あれ? ミックん来てへんの…?
[なんか(先客が)居てそな気がしたのになー、と首を捻る。
脇の階段上=干物希望なので人が居るなど思わず、いつものよーに貯水タンクの陰に座って、昼食に*かぶりついた*]
[マリーの質問になんと答えようか迷いはしたが最終的には哲学について少々会話したと、自分が勝手に思っていた内容で回答とし、彼女を送り届けて自分も帰宅した。
本当であれば別れ際のキスでもするべきなのだろうが、自分自身周囲とはズレている事を自覚している彼であっても、さすがにこれは恥ずかしかった。肩に手を回して抱きしめて……などと考えただけで顔から火が吹く。
何だかんだと彼も結局は男の子である訳で――]
はぁ……。
[そうして翌日になっても自分の不甲斐無さに教室の片隅で大きく溜息などついてしまう始末だ]
[彼女と恋人という括りで付き合いだしてもうどれくらいになるのか。
時間の流れに疎い彼にはそんなものはどうでも良かった。つまるところどんな状況でもマリーは自分を許してくれるだろうし、信じてくれるだろう。そして己もマリーをどんな状況でも直視したまま信用し許せる。そんな関係だと思っている。
なのでよく周囲の友人から聞かされる『男女間の付き合い』や『〜〜記念日』と言ったものは、なくても問題などないというのが彼の持論ではあるが、それでも人並みに好きな相手とは可能な限りとなりに居て触れ合っていたいという欲求は持ち合わせていたりする。
その相反すると言って間違いない感情と性格の矛盾に、何度となく溜息を付いた事か。
恋人同士でする事全部……とは言わないが、初心者レベルの内容は網羅してきたつもりだが、全てマリーから希望されて行ってきたと、彼の記憶は保存されている。なので昨日の悪戯や仕返しではないが、一度くらいは自分から恋人のような事をしてみるのも悪くないと思うが、変な性格がいつも妙なところで邪魔をしてきた。
昨日の悪戯然り。である]
[それでも、彼からキスくらいできれば、喜んでくれると思えば、幾度となくチャレンジしできたが……]
(悉く失敗……。どうしよう……。キョウヤにでも相談するべきか?)
[気持ちは完全に藁にも縋る思いである]
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