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私は、
自警団の人に無辜の人を殺すのが怖いのかと先程、問いました。
[振り返ったまま、彼はネリーに話す。]
私は…
投票する先が、喩え自分の手を汚さないものであったとしても、誰かを殺す引き金を引くのは、嫌です。
[カミーラに向かい、再び微笑む。そのままカミーラの横の椅子に腰を下ろし、ネリーとシャーロット、去ろうとするユージーンの様子を伺っていた。
ぽつりと問いかける。]
どうやってその…人狼とやらを見つけるつもり、ネリーにシャーロット。
聞くところによると、彼らは人間の姿形をして紛れ込んでいると言うわ。
…酒が入って尻尾を出す人種じゃないと、自警団は酔って笑って言っていた。そんな様子だったから、まだ、切羽詰った状況じゃないと、思っていたのだけれどね…。
[帰る様子のユージーンに話しかけようとして、その雰囲気に言葉をとめた。
どうしたら良いか一緒に考えようよ、と言いたかった。
でも、彼にとって自分はそう言った存在だろうか。
殺人鬼かもしれないと、疑惑の目で見られている可能性だってあるはずだ。
それに、もし彼こそがそうであったら?
...にはそれらが怖かった。
怖いから、黙っているしかなかった。
別の話し声に、ここへ来て初めて部屋を見回す。
きれいな女性が3人、一人は酒場の人だったろうか。
そしてさっきの少年。
デボラおばあちゃん・・・。
この中から誰かを選ぶなんて・・・本当にできるんだろうか。
本当にやらなくてはいけないんだろうか。]
…じゃあ、どうするの。
アーヴァインさん達に逆らって、変な言いがかりを付けられて、それで殺されるのは嫌。どうせ処刑するつもりなんでしょう…きっと躊躇い無く殺されるわ。
シャーロットだって、「私も」なんて言いながら…人を殺してるかも知れないんでしょう?
ユージーンも。
村の人を処刑なんて誰も納得する筈はない。
でも他に手段がないと、自警団は言っていた。
綺麗事で纏めて滅ぼされた町の話を、私も聞いたわ。
自分たちで処刑するよりも、狼にやられたほうがマシとでも?
それでも、どうして、私達が互いに投票し合わないといけないのですか。自警団が、自分達の捜査を放り出しているように思えます。
[小さな声で呟いていた「かみーら」というのが、女性の名前だろう、外套を渡したままだったから、冬の夜の寒さを感じた。凪だったから、強く寒さは感じられなかったけれど。
自警団員に会釈をして、道に出た。
今から、嘆き島に渡る訳にもいかなかったから、出たはいいけれど、どうしようかと暫く佇む。]
[ユージーンの後ろ姿が外に消える。見えない背中に向かって呟く。]
…そんなに嫌なら、自警団を皆殺しでもする?
[口元を歪め、醜い笑い方をした。]
…冗談よ。
自警団を殺しても何も変わらないだろうし、私はそっちのほうが嫌。
こんな職業だから、人にはたくさん出会ってきている。でも狼か否かなんて解らない。
私は信じるべき人を、対話で見つけていくしか今は出来ない。
…書物でも読めば対処法はあるのかもしれないけどね…。
私は無学だし、わからないわ。
[カミーラを起こさないように椅子から立ち上がり、ぱんぱんとドレスの皺をはらう。]
さ、店開けてきちゃったし、私も帰るわね。
…。
そうね。私たち、きっともっと話し合わないといけない。知らない人だって居るのだし。
[ローズマリーへ、短く別れの挨拶をして見送った]
―集会所外・海に繋がる道―
嫌な話だったわね…。
しかし寒いわね。島に帰るの?
[ユージーンに追いつき、肩を並べて話す。心なしか声が震えている。]
―集会所―
大人がなんとかしてくれるとでも、思ってるのかしら。
それとも――
[外の闇へ向けて暫く思案してから少し呟いて]
…。
私ももう帰ります。それじゃあ。
…また。
[シャーロットへ向いて、軽く挨拶をしようとしたときにやや間が空いたのは、見知った彼女について少し思案して(それは勿論、彼女が人を殺したか否かという事についてだが)いたからで。
ユージーンが出て行ってから一呼吸置くと、いまは疑うことに何となく後ろめたいものを感じて]
…ごめんなさいね。
―BAR―
[暖めたままの店を開ける。夜更けの店は客が居なかった。儲かるとは決して言えない、村はずれのBAR。
冷えた体のために、熱い珈琲を淹れる。ウイスキーをちらりと、ユージーンに見えない位置で入れた。]
…まずは温まったら?
[カウンターに座ったユージーンにカップを差し出し、自分のマグカップに残りを注いだ。]
―BAR―
[店の中はとても暖かくて、強張っていた体がとき解れる感じがした。
彼は、こくりと頷くと珈琲に口をつけようとして、ローズマリーを見つめた。]
大丈夫、毒なんて仕込んでいないわ。
相変わらず、几帳面なような神経質なような子ね。
[微笑んで、自分のマグカップに口をつける。]
…ね、さっきの子。カミーラさん?
あの子倒れてたの見たの、貴方?
はい。
自警団の方と一緒に、桟橋の向こうの砂浜に倒れているのを見つけました。波打ち際で倒れていて、見つけた時には体が冷え切っていました。
[判ってはいたが、ネリーの言葉は胸を冷たく刺していた。
咄嗟になんと言って良いかわからなくなってしまい、そのまま黙ってローズ達のやり取りを聞いていたのだが。
急に振られたごめんなさいの意味を、...はとりあぐねた。
何の詫びだろう。
あの時疑ったことに対してか。
これから疑うことに対してか。]
・・・ううん。おやすみ。
[結局それしか言えなかった。
自分も家に戻ることにしたが、ネリーと並んで歩くことができずに、一人、別の道を帰った。]
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