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― 広間 ―
年に一度のつき合いじゃあ、俺のことを知らないのも当たり前だろうに。
[暗にアーヴァインに相応しくないと言われているのだろうことは理解しながら、しれっと答える。
食事中にやってくる無礼を謝ることもせずに、空いている席へと腰を下ろし。
ウェンディがこちらに視線を向ければ軽く手をあげて応じておいた]
あー……んじゃ、さきに、ワインを。
[執事かメイドか、飲み物を尋ねられればまっさきに酒を頼む。
ワインに口をつけてからしか料理は口に運ばず。
だらだらと食事を始めるのだった**]
[男がソフィーへ視線を送っていたのは、
やはりソフィーが花壇へ心配をしているからだった。
ソフィーが大切に育てている花が
幾つかあるのを知っていた。
後で手が空いた時に、風除けをしようと考える。
更に暗くなれば、カンテラの光が必要な上での作業となる。]
[男がこの邸を訪れたのは10代のこと。
古ぼけた一通の手紙を携え、邸の主に面通しを願った。
やがて、住み込みで働く事になり、今に至る。
一度ソフィーに尋ねられた時、男はこう語った。]
―――母が昔アーヴァイン様と懇意にしていて、
―――母宛の手紙を持って、亡くなった事を伝えに来たんだ。
―――行くあてはなかったから、雇って貰って
[片膝を抱えて、曲に耳を澄ませながら。]
―――母?
[その時は、ソフィーを見ずに壁を見たまま答えた。
アーヴァインには勿論伝えていたが、他の者へは如何だったか。]
―――殺されたんだ。
[奏でられた曲の感想は、「朝焼けの紫」
淡い桃色や淡い青、時には紫そのものの色を感じて、
曲の感想を、包み込むような朝焼けの紫だと伝えた。]
― 広間 ―
[手をあげてくれるケネスに嬉しそうに、こちらも手をあげかえす。ひらひらと。
オードリーの言葉には、ぺこりと頭を下げた]
はい、しおり、うまく作れたので。
よろしければ、おねえさまもお使いになりますか?
[おねえさまというのは、たぶんに神父の教育のたまもの。
女性には総じてそう呼ぶわけで]
あっ、はじめまして、わたし。ウェンディ=スミスっていいます。
よろしくお願いいたします。
[自己紹介にとても嬉しそうに、笑って答えてから、問いかける]
オードリーおねえさま?
それとも、ええと、バーンズおねえさまのほうが、よろしいでしょうか?
[その後は、一緒に食事を楽しむわけで**]
[食事を終えた者達には、食後の珈琲や紅茶が用意されることだろう。
主には試飲のために赤ワインもワインセラーから出して来た。
赤ワインも望む者が居れば、快く振舞われることとなる。
ただ、苦手な人は顔を顰めるくらい、渋みを伴っている*ものだった*]
[料理長の手による真心を籠めた料理は、
熱いうちに客人へと供され、
暫し幸せな一時を贈るだろう。
食後の珈琲や紅茶に、
どんなプティフル(焼き菓子)が付くかは
執事と料理長の心次第だろうか。]
[食事中はネリーがオードリーの給仕を主に行い、
幾らか話も盛り上がっている様子だった。
男は黙々と皿を運び、或いは下げ、
ワインの扱いは執事が行うので、
水が少なくなったグラスがあれば、
そちらに水を注いで回る。]
[ソフィーの曲を表す色は数あったが、
一つだけ言わなかった色がある。]
―――でも、赤い色の声は時々聴こえるよ。
―――本当に、時々。
[記憶の中の男は、ソフィーを見上げる。
男の笑顔を見たものは居なかった。
けれども、]
―――ソフィーの声は、金色混じりの緑色。
[向けた声も伝わる空気も、
気心の知れた者へ向ける落ち着いたもの。]
[水が少なくなっていたニーナのゴブレットに水を注ぐ。]
賑やかな場所は苦手ですか?
[水は半ばより少し上まで。
グラスの脚で持ち上げるのに危なげのない量。]
― 広間 ―
[和やかな食事風景のかたすみで、執事>>112がついだ白ワインをのむ。
すっきりとした甘さの白はどこか物足りなく感じて。
料理とはあっているのだろうが、料理には結局もうしわけ程度に手をつけただけで周囲の様子を眺める。
執事>>114が赤ワインをもってくるのが見えれば]
あー、俺にも。
[と、当然のように要求して。
アーヴァインは相変わらずだというように微笑んでいるのと、執事が苦い顔をする対比を可笑しげに見やった]
……ワインは赤が好きだねェ……
[グラスに注がれた濃い色をみやり。
ぐい、とグラスをあおった]
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