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─庭園─
[ゆっくりと足を運んだ先で出迎えるのは、静かな闇と、舞う夜風。
その感触にわずかに目を細めつつ、周囲を見回す。
先ほど、見かけた人影はまだここにいるのだろうか、と。
そんな事を考えて]
[孔雀石の瞳には、静かな色]
おや、レーヴェ様。
御機嫌はいかがですか。
[白の薔薇を携えたままに一礼して、
薄い笑みを浮かべて、声を投げかけた]
[くすっ。
小さく笑ったその瞳は、無邪気な猫の様に輝いていた。
そっとドアを開けると、誰かが階段を降り…
…イレーネ?が、使用人と話していた。
その足音も遠ざかると、ゆっくりとドアの隙間から廊下へと出て…階段を降り始めた]
…誰も…居ない、ね。
[先ほど降りていった誰かの影も見えないことを確認すると、庭園の外から中に戻ってきた時に知った(少女にとっての)近道を通る]
―――…、
[ふと、まるで意識を取り戻したかの様に視線を上げる。
窓から僅か差し込む月明りが、その瞳に蒼の光を見せて。]
………ぁー…
[流石に疲れた、と軽く首を鳴らす。
ぎしりと音を響かせて、寝台から立ち上がり]
ああ……誰がいるのかと思ったら、貴方か。
[そこにいるのが誰かに気づいて、こんな呟きをもらし]
お陰様で、悪くはないですよ。
……あれから、ずっと眠ってたせいか、色々と落ち着いてますし。
[それから、投げられた言葉にこんな答えを返す]
ナターリエ、さん・・・
[部屋の主の名を呼ぶでもなく呟いて、扉を見上げる。其処に既に彼女がいないことは知らない筈なのだが、表情は何処か沈痛なものを思わせる。]
[やがて紅く染まった双眸は一筋の泪を流す。館の主の時と同じ透き通った色。]
―庭園―
[白の薔薇を見る。
他の色もある。
緑の茎を見る。
とげの先には何色か]
んー、でもやっぱりここは綺麗ねえ。
[話など気にせず、そっと触れる薔薇。
白の薔薇。]
―ホール―
まった誰もいないな。いんだけど。
[...はとりあえずホールにやってきた。別に何が目的と言うよりも、目的がないからここにきたと言うほうが正しい。
何をするにしてもここからなら移動しやすいだろうと思って。
とりあえず通りがかった使用人に軽食を頼みつつ、最初はなれなかったのに、慣れたもんだな。と微苦笑]
こんな生活、夢みたいなもんだよなー。ってことでここで起きたことは夢でしたーってな落ちにならないもんかね
[なんて都合のいいことをいっても現実は変わらないことを認識しつつ椅子に座り軽食が来るのを待つ]
御期待に添えなかったなら、申し訳ありません。
[冗談めかしてそんな事を言うも、続いた言葉には首肯]
それは好かった。
[微笑みを湛え、指先は薔薇を弄る。
棘のついたままなれど、それは執事を傷つける事なく]
……ああ。
フラウ・キアストライトの件は、御存知ですか?
[外へと続く扉を開ける…
夜の闇を纏い、月の光に照らされた眠っている花々は少女の知らない夜の顔で、小さく感嘆の声を漏らす]
綺麗…
こんな事なら…もっと、早く出れば良かった…
[お婆ちゃんも、こんな綺麗な夜の世界を見せてくれないなんてずるい。
小さく思うが、ふと、誰かの話し声が聞こえてきた気がして辺りを見回した]
…あっち?
[少し躊躇ったが、そっと足音を忍ばせて声のする方へと近づいていく]
期待って。
ただ、上から見て誰かいるな、って思った程度ですから。
[冗談めかした言葉には、こちらも冗談めかした口調で返し。
それから、投げられた問いに、微かに翠を陰らせて]
……ああ。
あの後……部屋に戻る前に、立ち寄って見た……からね。
複数の魂が奪われるのは、過去にもなかった訳ではないようだけれど。
……正直、驚いた……。
[あと数冊、まだ読み終わっていないものも残っているけれど
既に読み終えた書物だけでも、早々に戻すべきだろう。
…何より、丸一日部屋に閉じこもっていた事も相まって
気分転換もしたいと言う気持ちの方が大きいのだけれど。]
[邪魔にならないように、サイドテーブルの脇に寄せられた
三冊の書籍をを掻き集め持ち抱え]
音色…ぐらいだよな。やっぱ目的っていったら。
にしてもそこまでして聞きたいものなのかね。
燃費悪すぎ。まだネジ巻いてなるほうが可愛げがある。
[自分なりに考えながら、軽食に手をつけつつぼやく。]
音に興味があるやつって誰かね……
もしくはオルゴールそのもの…っていっても外観だけのものにそんな興味あるとは思えないんだよな。
雰囲気やら魂食うやら音色までは無理だけどそれ以外なら作ろうと思えば作れるだろうし…となるとやっぱ音色だよなー……そんなすげぇのかな
[そっと近づいていき…花達の影に隠れるように身をかがめ]
…オトフリートさんと…エーリッヒさん…?
[こんな所で何をして居るんだろう。
少女は自分のことを棚に上げ、そんな事を考えていると]
フラウ…キアストライト…?
[聞き慣れない名前に一つ瞬きをするが、エーリッヒの言葉に、出そうになった声を無理矢理抑える]
誰か…魂、取られたの…?
[だから慌ただしかったんだ…でも、誰の…?
少女は耳を傾けている]
[翳る瞳をじっと覗き込むように、緑の眼差しを向ける。
返って来た言葉には、口許に手を当て、僅か首を傾けた]
そうですか。
なかった訳ではない……と。
それにしても、今回のケースでは些か違和感がありますが。
[最初は一人、一日置いてから二人。目的が読めない、と呟く。
近づく少女の気配には気づいていたか、いないのか]
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