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―→図書館―
[ふらりと道を歩いて、少し足が痛かったりして立ち止まる。
ぱっと見上げた天井は、空を見せない。]
……はぁ。
[しばらく見ていたけれど、ため息吐いて図書館へと向かう。
と、皆が振り向く様子につられてそちらを見る。]
あれ、
ミハエル?
あ、そっか。絵師様なんだっけ。
[見た目のもやもや感とは異なり、
案外と触り心地(?)はしっかりしている。
ぐい。ぐいぐい。
引いたり、押してみたり。
数度繰り返したところで動きを止め、
何かを訴えるように見て(だから、目はない)いる。
くい、くい、と数度押した]
[じーっと見つめられて僅かにたじろぐが、にっこりと笑顔を向けられると]
……そっか。んじゃ、俺も一緒に待ってっか。
[そう言って、エルザの横に*座り込んだ*。]
[誰かの声が聞こえた]
…違う。
[小さく呟いたその後。
顔を上げ、声の主を知る]
あ。
[いつものようにはできなかった。
戸惑い、間が空く。
『月』は今は隠れているけれど]
違うの?
なんか、絵師様だってみんな言ってるけど。
[きょとんと首を傾げる]
ご兄弟で絵師様になるなんてすばらしいって。
みんな褒めてるよ。
ミハエルは、音楽もすごいし、絵もお描きになるんだって。
[押したり引いたり繰り返しの後。
目はないものの、訴えかけるような視線を感じて、きょとり、瞬く]
えーと。
喋れない、んだろか。
[多分今更な事を呟きつつ、くいくいと押す様子に、疑問符浮かべ]
うーん。
一体、どうしろと……。
というか、この黒いのって、多分地の色じゃない……よな。
……煤?
[そういうところは何でか、目につくらしい]
―回想・封じ前―
[子供のころから絵を描く事が好き、
という絵師の言に、少女の目が細められた]
へえぇ。
じゃぁ、絵師様になれてよかったね。
エーリッヒ様の描く絵はすごいのだ、
みてると、心を揺すぶられる気がするのだ。
[隠すことなく彼の腕への尊敬を表し、
ひとつ問いに答えがなかったのは気にしない様、
そして、さいごの言葉を聞きつけた為か、振り向いて瞬いた]
――………。
[唐突に、ひょいっと、伸びあがって、
青年の頭を撫でようとする]
ほんとは、あたしも行きたかったのだ。
ざんねんだね。
[――くす。
子供の友達どうしが秘密を語らう類の笑みを、額を寄せて零し]
[ついと、離れて]
ん?
[広場付近まで来て、人の流れ。塊が図書館から出ていることを知り]
どうしたんだ?あん?オトフリート先生が絵を?…そうか。
[など聞いて把握していた直後に、新しい絵師が。という声に見れば人ごみの向こうにミハエルの姿]
[べしべし。叩いた。
そこは気にせんでいいと言わんばかり。
ぐい、っと引っ張ってから、止まる。
また、見た。
どうやら、引っ張って欲しいらしかった]
―封じ後・診療所―
…?エルザねえちゃん?
ここ……診療所?
[ふと気付けば、前にエルザと診療所らしき壁。
意識をこらせば、自分の眠る姿や、アトリなども]
そっか、あたし封じられちゃったんだ。
ここに居るあたしは心だけ…? あたし、あたしのまま…?
……。アトリ。
行ったほうがいいよ?
ほら、もうあたし、ご飯もあげられないし。
[肉体をイメージ、アトリへ息を吹きかけるよな]
おまえは身が軽いから、
岩壁をのぼって空を目指してもいいし。
ああ、でも。
二人で一緒に絵師様でも良いと思うんだけどな。
[にへらと笑って]
そういえば、ここに来るまでべたべた触られたりしなかった?
なんかおばーちゃんとかおじーちゃんとか、ありがたやありがたやって感じだったけどさ。
[もちろんそれだけではないが。]
で、どっか行くの?
て、叩くな叩くなっ!
[いきなり叩かれるとは思わなかったので、思わず焦った声を上げる]
……取りあえず、引っ張ればいい、訳?
[しばしの思案の後、ようやくそれに気づいたようで。
手らしき部分を掴んで、引っ張ってみる]
空がどうとか、拘るのって人間だけだよね。
アトリはアトリで、生きてるんだから。
[何らかの気配を感じたのか、どうか。
いつしかアトリは旅立っていっただろうか]
[書庫から出て来ると、手にしているのは、大きな白い布。綿毛草の糸で丈夫に織られたそれは、普段、古い書棚の埃よけの覆いとして使っているものだった]
ああ、どいてくれないか。
[絵の周りにたむろしている客達を下がらせて、その布をキャンバスに掛けてから自分の上着を取る]
…………ぷはっ?!
[深い水底から浮き上がってきたかの如く、息を吐き出す。
傍から見れば、黒い靄散り失せ、突然人が現れたわけだが]
なんだ、なんだっ
[ぺったり座り込み、きょろきょろ]
…それなら良かったかも知れませんね。
それが、できることなら。
[微かに笑みを]
触?…いえ。
むしろ…
[続く言葉の代わりに、辺りを示した。
それが幸運なのか不運なのかは分からないが]
ええ。
図書館に。
もっと暗い所に閉じ込められるかと覚悟してたのに、
かわらないのだなぁ…。
封じられるひとが皆、こうなら。
おとうさんやおかあさんもそのへんに居るのかなぁ。
[その口調に感慨などはない。
手近のセリアンブルーの髪へ、手を伸ばしてみるイメージ、
しかしそれは、蒼をすり抜けた*]
[軽い、感触。
物質的な縛りのない空間なのだから、それも当然か、などと思ったのは僅かな時間]
……て、な、なんなんだよっ!?
[唐突に、響いた音。
それに上ずった声を上げた直後、聞こえた声と、座り込む姿に]
……はい?
……な、なんで?
[思わず上がったのは、惚けた声]
ミハエルはおとなしいよねー
ユリアンはさわがしいけど。
[お前に言われたくないというようなことを言った。]
……んー、
まあこんなときだからね。
すぐ終わるよきっと。
あ、でもそうすると触られる?
[と、周りを見て、
青い髪をその先に見つけて手を振る。]
って、図書館行くのかぁ。
わたしも行こうと思ってたんだ。
オトせんせーにも一度本出してもらわないと。
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