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変なの?
あれのことか?
[ベッティの返答に指差すはウェンデル本人。
帽子が邪魔になって来て自分の頭に被せつつ]
仮にあれのことなら気のせいじゃないと思う。
[酷い一言]
ウェンデル先輩が疲れるってんなら解除しちまって良いと思うぜ。
中に関しては様子が見れても手は出せないし。
見てても見てなくても同じだろ。
[癒しに痛みが消えていく時、聞こえた声に硬直する。
恐る恐る見るとぽっこりしたお腹を見せて鴉が寝返りしていた]
…ビックリした。
鴉って寝言言うんだ。
[ちょっと間違った感想を述べて一角の獣を小さな手で撫でる。
授業以外では滅多に呼ばない獣の感触は淡く夢幻のよう。
ユニコーンが癒しの角と額を擦り付けるのをクスクス笑う]
ありがと、もう平気だよ。
大怪我したわけじゃ…たぶん、ないから。
[薬草で済ませることが思いつかなかった辺り、痛かったのかも。
そう思ってちょっとだけ語尾が弱気になった。
光の尾を一度振り消えていく精霊の姿を穏やかな笑みで見送る]
(うーん‥‥‥
やっぱりわからないか、ありがとう)
[水の乙女にたずねても、
糸を切る方法も結界解除もわからないそう。
後のことに関しては、やっぱりコアうんぬんの話。]
(うん。それじゃ、またね)
[ぷかぁ しばらく浮いていたペンギン、
ぱしゃんと 水を跳ねさせてプールから上がります。
ぷるぷるぷるっ 水気を飛ばすと人型に戻り 廊下にぺたぺた。]
先輩が疲れてるなら、解除した方がいいのかも。無理はよくないし。
何があったかはええと…後でこっちに来た人に聞けばいいのかな?
[とはちょっと考えなが言ってみた。]
まッ
ライヒ君ったら可愛くないわね!
ベッティちゃんも否定してくれたって良いじゃないの!
[などと謎のシナを作りつつ]
一度開いちゃってるから、もう暫くは残せるけどなあ。
まあ、他の人にも一応訊いてみようか。
その帽子似合うねえ?
そうよぉ。正確には一番起こりえそうな出来事を…ね。完璧じゃないけどねぇ。そうだったら事前に誰かがこうなるのに気づくもの
[因果律がどうだとかは抜いてわかりやすく説明。]
そうねぇ。ベッティちゃんやクロエちゃんならわかったのかしらぁ…でも、ゼルギウス君みたいにふわふわが出たおかげで新しい術式考えたりもあるから知らないでもいいのかもぉ?…私も…アーデルハイトさんの居ない間に…ちょっと試そうかしら
[いたずらっ子のようにふふっと笑みを浮かべ、ふわふわ片手にルーンカードを数枚胸からだしてみたり]
ええ…そういうことよぉ…一応…ふわふわも巨大化して応戦できるみたいだし…
[でも不届きな輩がふわふわに押し潰されて撃退されたと思うと少しおかしかったりと想像してふふっと笑みを浮かべる]
気持ち悪い。
[ウェンデルのシナを見て即殺]
その辺りは先輩に任せるさ。
それを作ったのは先輩だし。
[帽子のことを言われると、目深に被るように少し前へと帽子をずらして]
俺に似合ってもしょうがないんだけどな。
[それだけ言って部屋から立ち去ろうとする]
[それからすっかり元気になった体でソファーから飛び降りた。
トコトコ鴉の傍により、人差し指でプクプクしたお腹を突付く]
どうしようかな。
まだ寝てるなら抱っこしていこうか。
[クスクス笑いながらツンツン。
寝てる時も共有してるのかはしらない。
けど、痛くしないなら平気かな、と揺する代わりに突付く]
[ユニコーンの姿が消えた頃。
鴉がぱちりと目を覚ます]
「んあー? 何か聞こえたような…」
[青年からの呼びかけが今頃聞こえたらしい。
ころりと起き上がって目をパチパチ]
あれ。…ええと、こんにちは。初めましてー。
[とぺこりとお辞儀する先は、帽子をかぶったライヒアルト。
の、ちょっとナナメ横あたり。]
あ、そうだったんだ。いってらっしゃーい。
[と何かと会話しながら、出て行こうとするライヒアルト、というかそのナナメ横に手を振って見送った。]
あ、そうか。
完璧に当てられるんなら、こうなる前に導師が気づくよねぇ。
[気づいても放置しないとは、誰にも言い切れないのが怖い所。とかは置いといて]
ゼル先輩の術式……あー、さっきのあれかぁ。
って、試すって、何を!?
[引き出されるカードに、ちょっと焦った声を上げる。
力が篭ったのか、ライトグリーンが手の中でじたじたした]
世界樹狙って、ふわふわに潰されるとか、かなり喜劇っぽいというか……。
わ、わ、だってその。
[謎のシナにちょっとおろおろと。
2割から3割残った某疑惑はまだ根深いですはい。
ピノ君は色々関係なく頭の上でころころ中。]
………。
ついにお前まで頭おかしくなったか?
[初対面でも無いのに初めましてとか言い始めるベッティを変なものを見る目で見た]
[はじめまして?
少し首を傾げてから手を打った]
おお、ベッティちゃん
それは新手の精神攻撃だね!
良いぞもっとやれー
へ?
[ライヒアルトに言われてきょとんと。
逆に本人は本人で、何のこっちゃと思っていたが。]
………あ!ち、違う!違うよ!
だってそこ精霊さんが―――…ってもういないし。
[どうもライヒアルトの帽子の近くを飛んでいた、風の精霊を見つけて会話していた模様。
その精霊も気まぐれに、笑い声だけ僅かに残して、どこかに飛んでったようだが。]
あ、起きた。
聞こえたって何? 連絡?
[ころりと起き上がった鴉に、慌てて人差し指を背に回す。
聞こえてたのは精霊語じゃないことを祈りつつ訊ねてみた]
ふふっ…もちろぉん…焼き払ってみるとか、凍らせてみるとか色々よぉ。何が効果的かしらぁ
[窓のほうまでいきながら、おっとりした笑みをゲルダに向けて。ふわふわ拷問宣言してみたり。まあ実際はそのどちらでもないわけだが]
えぇ…でもそんなことないかもよぉ。今回とは逆で…潰して、結界の中に放り込んじゃうのかも?
[そして出るにも寮母さんが出れない時点でそうそう出れる人間はいないだろうし。なんて思いつつ、窓をそっと開けて]
集めて…押して…潰して…しまいなさぁい
[やはりいつもの甘い声ながらも、それに呼応してうっすら光るカード。
風が起こり…当然ふわふわも増やしながらも一箇所に押し込むようにして風の壁のようなもので包み込む
風の壁の中では大量にふわふわ増産中だが外側から問答無用でプレスして押し込んで…]
そ、それも違うー!
[ウェンデルの精神攻撃云々にもぶんぶん首を振る振る。]
というか何のダメージも与えとらんじゃありませんか!
[振る頭に合わせて、ピノ君はひょこひょこ跳ねて遊んでいたり。]
[精神攻撃になるのかは謎として]
…何で、お前に精霊が見えるんだ?
精霊魔法専攻じゃないだろ。
今センスオーラ使う意味もないだろうし。
[じぃ、とベッティを注意深く見やる]
ふふ、実は彼は密かに大ダメージを受けているのだよ。
[などと言いつつ
「見えてた?」とライヒアルトに目配せ。]
[巨大なのは無理だとしても細々したのや少々大きいのは一箇所に集えさせれて]
ふふっ…上手く言ったかしらぁ?
[笑みを浮かべ食堂の面々を見るが、その後ろでは押し込まれたふわふわの増える量が多すぎて、風の壁が歪み、危険に膨らんでいたりする]
「うーん、多分…?」
[カヤに頷きつつ半分寝ぼけ眼]
「ラぁイぃー、何か言ったぁー?」
[寝ぼけ過ぎて声に出しながら青年に呼びかけた]
[ぺた ぺた ぺた。
そうして向かうのは結界の方角なのでした。**]
(次来るのいつかわからないので行方不明扱いでも捕獲でも
お好きにお願いします)
何が効果的って、ね、ねえ。
ちょっと、ちょっと。
[窓を開ける様子にわたわたと。
抱え込んだふわふわが『きゃーきゃー』とか騒いだかも知れない。
何となく、無意識にそれを押さえ込みながら]
え、ええと……。
上手く行って……ない、と、思うっ!
[こちらからは、風の結界内のふわふわの様子は見えるわけで。
思いっきり、声が上ずった]
[ウェンデルからの目配せには否定の意味を持たせ]
あれでダメージを受けるのは親密になった奴だけだろう。
[返す言葉は暗に親密じゃないと言うものだったり。
それからぴくりと何かに反応する様子を見せ、しばらく視線が別へと向かう]
(この馬鹿ディルク!
帽子出来たら連絡するつったろ!)
[思念だけで鴉へと怒鳴りつけている]
[そうこうしていると窓の隙間から風の精霊のクスクス笑い。
挨拶されたとか楽しげな声だけ残し、また気まぐれに去っていく]
風さん、なんだかご機嫌だったな。
[気まぐれなのは風の精霊の常だから、それだけ言って見送った]
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