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─ 宿・二階 個室 ─
[感心やら、聡いと思われているやら。
そんな、内心の動き>>78は知る由無く]
……おー?
そんなにいいとこ、突いてた?
[上がる口の端が形作る乾いた笑み>>79に、こちらも僅か、口の端を上げた]
……予測していて、その上で。
『守護者』を排するために取った、行動。
そういう事で、いいのか、な?
[確かめるような問いを投げて、緩く、腕を組む。
深緑の険しさは消え、あるのは静かな光のみ]
[気がつけば、フォル坊が身に着けていた銀でできているペンダントが喉へと刺さっていて。
体に力が入らない。]
(生きたいと思うノ、いけない事なノ?)
[そんな思いが浮かんで消える。
最後に耳に届いたのは、静かに自分の真名を呼ぶ人の声だった。]
─ 宿二階・個室 ─
サぁて、ね。
[それでも、友人の声に>>82そうだとは言わない。
おそらく意地だろう、どこか子供じみた。
乾いた笑みを浮かべたまま。
ゆらと、オトフリートに向かい立ち。]
で、どぅすンだ、そレを知って。
そぅだとシタら、俺がぃつたぃ何の為にそぅしタか。
予想はっクか?ぉトふリート。
[獲物は遠い。すぐには手の届かない場所にある。
かといって、手元にあれば友人を殺せるかと問われれば――]
― 宿一階 ―
イレーネさんも優しいね。
[行商人>>76が続けた言葉に、寄っていた眉は少し戻った。
子供扱いされると、いつもなら少女>>80に同調したけれど、今はしないまま情けなさそうな顔になった]
そうか、あれ銀の飾りがあるから。
部屋に置いてきちゃった。
[少女>>81の願いに目を丸くした。
眠る時にそうするように枕元には置いて、そのままになっていた。
取ってきた方がいいかと厨房の方を見た。部屋はその奥だった]
[ゆらり、と意識が浮き上がる。
自分は死んだのだ、という自覚はある。
人の姿なのは人の姿で死んだからだろう。
視界にベルさん、ゲルダを遁走する構えを取る。]
─ 宿・二階 個室 ─
この後に及んでその態度とは可愛げのない。
[呆れたように眉を寄せて、さらり、と言いつつ。
向かい立ち、向けられた問い>>83に、一つ、息を吐いた]
知ってどうする、ってのは、愚問でしょーに。
……これ以上、何もわからないまま、生死かけて右往左往なんてしたくないのは皆同じなんだから。
『生かすため』の手掛かりは、一つでも多く、ほしい。
[自分が生きる、とは口にしない。
その辺りは、一度生きる事を本気で投げ出しかけた影響もあるのだが]
……アーベルくんを手にかけた、直接の理由は、夜明け後の状況が答えかな。ただ……。
[ここで一度、言葉をきり]
お前が、『そうする事を選択した』理由は。
……推測はついても、確信がない。
[拗ねた顔を見せるベアトリーチェ>>80にごめんよ、と軽く苦笑してかえす。
誰もいなくなる、という言葉にそれは困るなあ、と小さく呟き]
まあ……できることをするだけだね。
[肩をすくめて。
フォルカー>>84にはそんなことないよと小さく笑って]
おや、それなら行っといで。
[ブローチのことを話題にする二人にしばらく黙っていたが、取りに行くのならいっといでとすすめ。
ベアトリーチェがついていくのも見送り、二人からはなれる。
リーゼロッテは一階にいただろうか、どちらにしても話を聞くためにその姿を探すように視線をさまよわせた]
[誰が人狼かを探っても、既に死した僕達に出来ることは無く。
生きている彼らに全て託すより他無い。
皮肉なことに僕には心残りとなるものは無かったから、この先どうなるかについての興味もかなり薄いものだった]
……クロエ?
[そんな中で僕達と同じような気配が感じられ、虚ろな瞳を気配の方>>+41へと向ける。
逃げの姿勢を見せるその人物の名をぽつりと呼びかけた]
うん。持ってきておこうかな。
[また使うのは勇気がいるけど必要だと思った。
少女>>85に頷いて、行商人に断りを入れると厨房奥に向かった。
狭い狭い部屋にはベッドと灯り置きの棚と小窓しかない]
【業務連絡】
村建ても個人連絡等は頂いていませんので。
今回は48時間更新も視野に入れながらと思います。
問題があればメモ・Wiki等で教えて下さい。
─ 宿二階・個室 ─
ぉレに可愛サ求めテどーすルよ、どぁホぅガ。
[呆れには>>86、はっと息ついて笑う。
愚問と告げられ、口の端が上がった。違いない、と唇が動く。
言い回しには気づいたが、それには少し眉を動かしただけで触れず。
アーベルについての答えには、答えぬよう表情変えないまま。
切れた後の言葉には]
……言ゎネえのか?ぉレが人狼だとは。
[笑みは消えて、似た色の瞳をを見やった。]
[イレーネにぺこりと頭を下げてからその場を離れた]
――…私も何か持っていた方がいいのかな。
[フォルカーの後を追って厨房を通りかかった時
銀色のナイフが見えてぽつとそんな事を零す。
自分の腕では敵わないかもしれないけれど
銀で傷をつければ、もしかすると
それが手がかりになるかもしれないと思ったようだった]
フォルのお部屋、久しぶりだね。
[小さい頃は遊びに来たような気がする。
その時はあまり感じなかったけれど
今は彼にとってはその部屋が狭いように思われた]
[呼びかけた相手の姿は不意に掻き消えたように見えた。
気のせいだったか、と首を捻る。
ここに居てもはおかしくない人物。
何せ、僕より先に死へと向かったのだから]
……聞いても、教えてくれないだろうしな。
[未だ残る人狼が誰なのか。
彼女は先に死んだのだから、僕は残る人狼に殺されたこととなる。
その人を恨むつもりはあまりない。
誰しもいつかは死ぬのだ。
僕はここで死ぬ運命だったのだろう。
そうあっさりと思える程、未練と言うものは持っていなかった]
─ 宿・二階 個室 ─
ま、確かに不気味だな。
[入った突っ込み>>89には、自分でオチをつけて。
違いない、との返しに、薄く笑うものの、その笑みは投げかけられた言葉に、消える]
……正直、その点には迷いがある。
フォルカーくんを信じるなら、狂い人は、力ある者を名乗る事をしていない、という事になるからな。
表立たずに人狼を補佐している、としたら、それに合致するのはお前なんだよ。
とーはいえ……。
[言葉を途切れさせるのは、大げさなため息。
緩く組んでいた腕を解き、後ろ頭をがじ、と掻いた]
……今、一番その可能性が見えるのも、お前なわけで。
お陰さまで、どーしたもんか、と悩んでるわけですよ。
[女は誰かを恨み、憎めるほど複雑な脳みそをしていなかった。
そして、深夜に訪れたライヒにヘラリ、と笑みを浮かべ。
聞こえた声に小さく首を左右に振って。]
ンーン。
気にしナイデ。
ライヒは黙っててくれた。
…動揺してた時に声かけてくれた。
こっちこそ、アリガト。
[伝わらないと知っていても言葉にする。
だけど、伝わらないのが寂しくて、哀しい。
ただ静かにその場で泣いた。
恐らく『彼女』は、これから定めた相手を襲うのだろう。
ゲームだと割り切っていたから。]
[朝が来て、階下から大きな音が聞こえる。
そちらへ向かうと『彼女』が定めた相手の躯ができていた。]
……デスヨネー。
[『彼女』らしいと言うべきか悩む。]
……正直、悪趣味。
[言われた通りにやってはいたが、本音のところはそんな所だ。]
[リーゼロッテを探して話をきこうと思った。
ヘルムートを手にかけた人狼が仲良さそうだったリーゼロッテだとは思えないけれど。
ライヒアルトを疑うことをせず、オトフリートはどうなのか迷っている現状では、リーゼロッテにまず話を聞かないことには判断がつかなかったというのもある。
彼女をみつけたら、その様子をすこしたしかめてから声をかける]
[ヘルムートと話してる最中、彼の視線がどこかを見るのに気付きそれを追う。
クロエが逃げようとしているのが見えたなら、ぱちと瞬いた後。]
クロエ。
逃げなくてもいい。
[そう声をかけた。]
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