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― 結界境付近 ―
おともだち…。
[タローさんを見て。ミハルを見て。
戸惑うような顔でティル>>54を見た]
……うん。
[ミハルが頷いたなら、一緒に頷いたり。
さっきの人>>37が匍匐前進>>53し始めたのとかは、視界から外れてしまったので気付き損ねた]
さっきのは、あなたが?
ええと。ティル、くん?
[仕込まれてはいないということは既にオトフリートから伝わってるかもしれないけれど。
彼が自分を白と判じたことなど知らない為、導師から話聞かれるんだろーなーとか。
ついでに言えば、中庭でだらだらしていたのも事情聴取役の導師が回収に来るだろーとアテにしてたのもあったりしてたのだった。]
[やがて、目的の人物を見つけると>>58近づいて声をかける]
ゼルギウス導師。
[前に怒鳴り込んで?来た時とは違って、冷静な口調だった]
ミリィが、外に出たのはご存知ですよね?他に弾き出された者が居るか、ご存知ですか?
[彼なら知っているだろう、と半ば確信しての問い]
びっくりしたー、って、運んでっていうからやったのに。
[何で驚くんだよ、と、素で返す朴念仁。
横を飛ぶ白梟が思いっきり呆れているのは良く見なくてもきっと、わかる]
あー、動けない理由って、そっちか。
ま、どうせモニタんとこには戻らないとならんし、行くか。
中どーなってっかも気になるし。
[事情徴収のところまで、という依頼>>+28に頷き歩いていく。
なんやかや、日々の鍛錬は欠かしていない事もあり。
対策本部になっている休憩スペースにつくまで、腕はほとんどぶれていなかった]
─ 結界境付近 ─
ぅ? なまえ しってる の?
ぅん、 ぼく ティル。 せいめいがっか。
[問われた内容よりも、自分の名前を言われた>>59ことが不思議で。
きょと、と瞳を瞬かせて首を傾げた後、改めて自己紹介をしました]
さっきのって なぁに?
[示唆されるものに気付けず、そこについても問い返します]
お。
[冷静な呼びかけ>>60にゆるり、そちらを振り返る。
先とはまた違った様子に、ほんの少し真紅を細めて]
ああ、そこを知らんと言ったら、さすがにどつかれるだろ。
で、今の所、他に弾きだされたのはおらん。
と、いうか、俺を狙ってきたんで、力弾いた、ってのがまあ、実情なんだが。
[問われた事に、大雑把な口調でこう答えた]
や、だって肩に担ぐとか脇に抱えるとかだと思ってたから。
[アーベルの言葉>>+30に居心地悪そうな顔で返事しました。
色々粗忽な為そういう運ばれ方になれてた為、こういう運ばれ方は想定してなかったとか。
少し後ろを飛んでる鴉は呆れつつ、白梟やエーリッヒと顔を見合わせてたかもしれません。]
そそ、結界から追い出された時クッション出すのにマナ使いすぎちゃってー。
って…
モニタって何?
[きょとんとした顔でアーベルを見上げました。]
― 結界境付近 ―
そう呼ばれて、なかった?
[少年、と呼べそうなのは彼一人だったので、どこかで呼ばれているのが記憶の片隅に引っかかっていた模様。
少し慌てたけれど、肯定された>>61のでホッと胸を撫で下ろした]
私は、ベアトリーチェ。流水学科。
結界が大きな音を立ててた、あれ。
まさか、そうそう壊れたりはしないと、思うけど。
[何をしたのだろうと、気にしている]
ゼルギウス導師を?
[返った答え>>62に、眉を顰め。しばし考え込む素振り]
そういえば、ミリィも他者の魔力は受けていませんでした。ハインリヒ導師が一度守ったのも彼女ですし、今度は、魔本殿が知っていてわざと外へ出されたのだと推察しますが…。
[ちょっと半眼になったが、それ以上は言わず、続けた言葉は別のもの]
どうも、おかしい気がします。
まあ、次元魔法関連も聞き齧った程度の知識しかねぇから、役にたつかはわかんねぇけどな…っと。
[ゼルギウスにそんな応答をしていた頃にでも、ダーヴィッドが現れるだろうか。
ゼルギウスに向かい、こちらには背を向けてるダーヴィッドに視線を向ければ、どっかで見た覚えのある肉球跡]
……いや、普通にそれってないんじゃ。
野郎なら、遠慮なくそうするけどさー。
[女の子だから気を使った、という事らしい。
居心地悪そうな顔>>+31には、あれ、揺れてるかな、とか全然違う方向に考えていたりする。
白梟の表情がどうなっているかは言わずもがな。
互いに苦労するな、とか。
そんな視線が、鴉に向けられたかも]
ん、ああ、結界ん中の事中継するモニターがあるんだよ。
聖夜祭用のを、ちょっと転用してるんだってさ。
―少し回想―
…違いねーなら良かった。
あ、遅くなっちまいましたけど、俺はエーリッヒ・フライアーって――
[オトフリートから自己紹介>>+7が返れば、間違っていなかった事にほっとする。
相手の言う通り彼の学科について噂に疎い此方は良く知らなかったが、アーベルから先に何となく説明を受けていた事もあり、きこう→奇行の脳内漢字変換は大丈夫だったよう。
笑って、此方もと遅れ馳せ名乗りを返すも。]
…あ、いや。
[義理を大切にするその真面目さ>>+8を知ると、一瞬おろりとしたやも。
ダーヴィッドはダーヴィッドで、自身の無力さを歯痒く思っていたようだったから。]
―結界境近く―
[握手を返されれば>>36その手をぎゅっと握って、上下に振る。
多少のぎこちなさも構わず、機嫌良くにこにことしていた]
『ま、お役に立てるなら光栄っすよ、っと』
[抱っこされた柴犬は基本大人しくされるがまま。
ただ移動の際にほんの少し身動ぎして、それが伝わったのか]
『ん?別にいいのに』
[謝りながら降ろされて>>47、首を傾げながら見上げた。
何故降ろされたのかは分かっていない様子]
ん?ベアちゃんどーしたの……
あ、ティルくん。
[主人の方がベアトリーチェの視線の先に気がついた時には、既に少年はこちらに駆けてくるところで>>54]
うんそーだよ、お友達っ。
ベアちゃんっていうの。
[問いには躊躇いもせずに言って、にっこり笑う。
名前は自分が呼ぶそのままを告げたが、後でベアトリーチェ自身がちゃんと紹介していたので問題はないだろう。多分]
─ 結界境付近 ─
ティル よく よばれる。
ほんとは もっと ながい。
[名前の確認>>63には、こくこくと頷きを返します]
べあ と りー ちぇ。 べあ!
ぅ? おと?
[教えてもらった相手の名は、ミハルの時と同様に呼びやすいように言い換えて。
問いに対する説明を聞くと、一度結界の方へと視線を向けました]
ぅー…? ……ぁ。
さっき ぬいぐるみ なげたー。
[ベアトリーチェに視線を戻してから口にしたのは、未だにぬいぐるみ認識のもふらいおんについて。
もふらいおんであると伝わったかは分かりませんが、何かを投げたことは伝わったでしょう]
誰が「仕込み」とやらを受けているのかは、判りませんが、自分の意志で他者を結界の外へ弾き飛ばしているとは思えません。
少なくとも、対象は選べていないのではないでしょうか?
私なら、導師を対象には絶対に選びませんし…そもそも、あなたが作った結界を抜けるほどの力を、ここに居る学生が制御しきれるとも思えない。
[それは、自らも制御できない力を持っているからこそ、至った推論]
…もふらいおんは、行ってくれましたよね…?
[伏せたまま辺りを見回して、もふらいおんが居ない事を確認してから立ち上がります。
幸いもふらいおんが出て来たふわだまりは残っているし、
そこからなら結構なふわふわが捕まえられそう…な、気がします。]
―休憩スペース・魔導モニタ前―
[至極真っ当な相手の心中>>+4には気付かない。
導師達の質問にゆるゆる答え始めて如何程か、此方の視線に気付いてくれたらしき相手へ頷きを返して腰を上げ]
嗚呼、俺も行――……
[く、と言い掛けた所で、がしっと腕を掴まれる。
一段落は一段落であって、終わりでは無かったらしい。
仕事熱心な導師の前に再び腰を下ろして苦笑し]
…いや、アーベルが行くなら此処に居るよ。
いってらっしゃい。
[そんな訳で、駆け出す背中を見送った。
後に迎える状況>>+22で、一緒に居たなら相手の想像通り、はてと顔を見合わせたのだろうけれど。]
……ま、こいつの作為は十分に考えられるな。
実際の所は、まず吐かんが。
[ミリィを出した件に対しての見解>>64は一致していたので、こう返す。
半眼を気にしていないのはまあ、言わずもがなか]
ん……おかしい、とは?
具体的に、何がどう?
[ゆる、と首を傾げて先を促し。
綴られる論>>69に、ふむ、と言いつつゆるく腕を組んだ]
ま、それは確かにあり得るな。
仕込みに一時的な魔力増強作用があったとして、キャパシティ以上のものを制御するのは至難の業だ。
……過負荷もかかってるだろうしなぁ……。
[暫くはそのまま、2人の会話を傍観していたのだが。
ふと視線を外に向ければ]
あれ。
[わりかし近い場所に、ふわふわの密集地帯を発見]
チャンス、かな?
タローさん、ちょっと持ってくれる?
[地面に降ろされていた柴犬を呼び寄せ、回収袋を託す]
んー、でもこれだと腕疲れるっしょ?
だいじょぶ?
[野郎なら遠慮なく、というアーベル>>+32に首傾げ。
まだ顔は赤いけど段々とは落ち着いた模様。
苦労性の鴉は白梟と目と目で通じ合ってたりしたかもしれません。
モニタの説明を聞くと、へー、と目を丸くして。]
便利だねー。
でも良かった、ちょっと心配だったんだー。
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