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─台所→広間─
[クロエに手を引かれ、先程よりも早い時間で広間へと戻って来る。
聞こえる話声に一度首を傾げ、クロエの言葉で人が増えていることを確信した。
それが誰なのかを頭の中で照合しながら、ソファーへと誘導される。
手で座る場所を確認してから、ぽすりとソファーに収まった]
あり、がと、クーリェ。
[お代わりに対しても礼を言い、クロエからカップを受け取る。
ゆっくりと口へと運び、ようやく口の中を湿らせることが出来た。
はふ、と短く息が漏れる]
……その物言い、間違いなくお前だな。
[男前、という部分はさらっと流し]
って、おまーなっ!
どこをどう見れば、俺とロミっ子が親子に見えんだよ!
せめて、兄妹くらいにしとけっつーの。
この子は、公衆浴場の管理人とこの娘さん。
[代わりに、こっちに突っ込んだ]
お知り合いですか?
[ロミルダは名前を呼ばれていたロートスを見て、ダーヴと呼ばれた人を見て、ユリアンを見た。
ダーヴィッドが街を出た頃は、ロミルダが生まれていたとしても覚えてないくらいに小さかったはずだから]
ふぇ。
ユーリにぃ、子供いないですよ?
[よもや自分のこととは思わないで、ロミルダは手を振り返す。
涙はすっかり引っ込んだらしい]
[噎せるクロエと、首を傾げるカルメンの様子に。
ちょっと、いや、かなり。
表情が、渋くなった]
……お前らなー。
「ユーリィ、こもちとか、なれるわけ、ないー。
どんかんだからー」
……お前も。混ぜっ返すなっ……。
[鸚鵡に突っ込みを入れながら。
知り合いか、と問うロミルダには一つ頷いた]
8人目、流民 ゼルギウス がやってきました。
[こくりこくり…眠たそうに機嫌よく舟をこぐ
粗末が雨風がしのげればそれでよいという機能だけはしっかりと叶えている家の中に住む人は肩を揺らされたことで目を覚ます]
へぁ?…もう食えねー…?
[目を覚ますと同時に飛び込んできたのは怒りとあきれを含んだ顔の中年女性。軽く頭を振りながら見下ろせば、敷物の上に倒れている男]
あー…顔色よくなってますね。もういいでっしょ。あんま怒らせちゃ駄目ですよー。頭に血が上ったらまた倒れるかもしれないですしねー。仲良く仲良く。
[気楽にいいながら男に刺していた極細の針を一本づつ抜き取る]
[手を繋ぎ、広間に入る二人に向かっては、ひら、とまた手を振る。
その片方に見えていないとは気付かず]
…仲良しさん、かね。
[軽く噎せた様子や、こもちと反復する声に、してやったりの表情]
ロミちゃんくらいな年の娘がいるとしたら。
…なかなか凄いんじゃないかな。
[当のユリアンも当然否定した。
ふぅ、と息を吐いてカルメンの声に苦笑する]
っと、あ。
いけない、これのこと忘れてた。
[ポケットに突っ込まれたままだった身上書の用紙を取り出した]
[年齢の所で一度筆が止まるが、どうにか埋め終わる]
──────
■名前:クロエ=ノイマン Chloe=Newmann
■年齢:20前後
■職業:漁師(淡水の海人)
■経歴:数年前、筏に引っかかったのを婆に救助され、そのまま居ついた。
過去は殆ど覚えていないという。
生業は貝を採ったり甲殻類を採ったり。時に河底から何かを拾ってきたり。
婆の手解きを受けてそれなりの腕になった。
──────
あれれ。
カルねぇ、どこか行ってたですか?
[ソファーに座る2人を見た。
一連の騒動で、今の今までカルメンがいなくなっていたことに気付いていなかったらしい]
物言いで判断するか。
これでも、商人用の言葉遣いも頑張ってきたんですけどね。
[口調はともかく、喋る内容は、以前に近かったかもしれず]
…いや、だって兄妹じゃ、俺が楽しくないし。
あー、なるほどね。
俺が出てった時に、たしか、こんくらいちんまいのがいた気がする。
[人差し指と親指で示すサイズは明らかに小さい]
そ、知り合い。
昔馴染みに子供が本当に居たら驚きだな。
ユーリにぃ、変な顔です。
[目を戻して、近くで見えた渋い顔にくすくすと笑ってから]
あっ。
えっと、初めましてです。
ロミっていうです。
[ユリアンの紹介に気がついて、ダーヴィッドに向かって頭を下げた]
―広間―
や、斬新な考え方だなと。
[渋い顔のユリアンにひらひらと手を振る]
そうか、ユーリには無理か。
[ロートスの突っ込みに口元を押さえる。
見た目も隠せていなければ、声も当然笑っていた]
ダーヴさんは、はじめまして…かな?
[ダーヴィッドの表情には軽く肩を竦める。
疑問系になったのは過去の記憶にはあるかもしれないからだった]
あっはははは。
いいぞー、ロートス、もっと言えーっ。
つーか、未だに鈍感なのは変わってないのか。
いやいやいや、おにーさんはユーリが変わってなくて一安心ですよ。
[けたけたと明るく笑って、ユリアンの左肩を、ぱしぱし叩こうと]
―コミュニティの隅の筏―
[それからしばらくして目を覚ました中年の男と中年女性の夫婦にお礼の言葉とお礼に食べ物をもらった。
再三お礼をいう夫婦の姿には遠慮がちな態度を返す。それを謙遜とみたのかもしれないが]
(言えない…単に倒れてるおっちゃんを見たとき新しく聞いた技術の練習がしたかっただけなんていえない)
[笑みが乾いたものへと変化することを押し殺し見送った。
ぽつりと都市より飛び出るようにして繋がっていた筏が揺れ動くのはどこか淋しげに移るかもしれない。
最も。二ヶ月ほど前に水の向くまま流れてきてこのコミュニティにしばらく住むことにした流民にはその感傷は人よりも薄いだろう]
[ユリアン達が誰と話しているのか。
それを判断しようとして聞こえる声を頭の中で反芻し]
んー……。
………んー?
[どうにも思い当たらないらしく、カップを両手で抱えたまま首を傾げている。
余程接点が無かったか、新たに都市に来た人かの二択なのだが、ユリアンは面識があるらしい。
尤も、15年前から居ても活動範囲は狭かったために仕方の無いことではあるが]
んー?
だい、どころ。
おみず、さがしてた。
[ロミルダの問いにはカップを声のする方へと突き出すように見せて答える]
そこで、『男前』を自称するヤツがそんなにころころいるかい。
[基準はそこだったらしい]
って、楽しいって何がどー楽しいんだよ。
そりゃま、俺に兄弟がいないのは、お前にゃ言うまでもない事だろうけどさ。
[はあ、と大げさにため息をついて。
ロミルダやクロエの反応に、むう、となるものの]
……ま、そっちも変わってないようで、何より。
[明るく笑ってぱしぱしと叩いてくるダーヴィッドに、少しだけ和らいだ表情を向けた]
あぁ、うわ。自己紹介、先にされちゃった。
商人として、俺、失格かも。
[それはともかく、と身振りで示し]
ロミちゃんね。
こっちこそ、よろしく。
俺は、ダーヴィッド。しがない行商人さ。
そっちの美人な二人も、よろしくねー。
[ダーヴィッドの指で示された『ちまいの』が自分だなんて、ロミルダはさっぱり気付いてないようだった]
そうなのですか。
いきなりソファーにいて、びっくりしたです。
[カルメンがカップを差し出すのを見て、こっくり頷いて言った]
台所に行ったら、手探りで探しててね。
[カルメンを補足するように、ロミへ自分のカップも見せる]
もうちょっと配慮して欲しいもんだよね。
カルまで呼ぶんならさ。
じゃ。飯にするか。さっき夢で食いそびれたしな
[さっきやたらと海草ばかりを頂いたものでそれを消費でもするか。と考えて己の住処へと帰ろうとしたところで、立て付け…コミュニティとの縄の繋ぎが薄さに揺れる筏が人の来訪を告げる]
何か御用でー?……自衛団の人…これはこれは。何かお求めで
先日の豪雨の前。確かに外にいたけど…は?
[容疑者。と発せられた言葉には眉を顰める。疑われるのは流民故の慣れも若干なりともあるわけだが]
で…?俺にどうしろと?
[抵抗するのはかしこくないと集会場へと集う旨と。身上書の提出を求められ、まずは身上書の提出を先にする]
[考え込んで居たためかユリアンの渋い顔、ではなく声には気付けなかったようで。
気付いたところで、きょとりと首を傾げるしか無かったけれど。
それでもロートスの言葉を反芻されなかったのは、ユリアンにとって幸運だったのだろうか]
[ダーヴィッドの名乗りに顔を動かすも、視線を向けると言うよりは耳を向ける形となり。
色映さぬ瞳は全く違う方向へと向けられる]
ダ……ダー……。
……ダー、ヴェ?
[反芻するように紡がれたのは、やはり別の音が混じったもの]
カーラ、は、カーラ、なの。
[正しく音を紡げぬまま、カルメンも名乗りを返した]
配慮、ねぇ……。
[ふと、耳に届いた声に、は、と一つ息を吐く]
そんなとこまで気ぃ回らねぇんじゃねーの?
今回のコレ、『神の御心のまま』らしいしさ。
[先の自衛団員とのやり取りを思い出しつつ、吐き捨てるよに呟いた]
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