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……だから、骨董品に埋もれているのはじいちゃんだと。
[リックの言葉に、思わず深くため息をつきつつ、こう言って。
彼自身も、古い物に心惹かれる質ではあるのだが。
……例の短剣も未だ、鞄に入れたままにしているのも、その表れと言えるかも知れない]
[皆の視線があつまれば、あわてて顔をとりつくろって。
なんでもない、というように、娘は首を振って見せた。]
大丈夫なの…?
無理をしてはだめよ?
[女が何もいないその空間を「気遣う」様は、滑稽か。
娘はリックの言葉にうなづくと、連れ立つようにして、
歩き始めて。ちらり、ちらりと猫に視線を送るのは、
猫が気になるだけでは、ないようだ――]
ああ、アリス、ヘンリエッタ。
大丈夫よ。
[ふと視線を降ろせば、ぽかん、と自分を見つめる、
赤の眼。女はほっそりとした手で、ヘンリエッタを撫でようとして]
……どうしたのやら。
[歩き出す様子に、ぽつり、呟く。
事情を知らぬ者から見れば、それはエレノアの様子に向けられているようにも見えるだろうか。
猫がどこか心配そうに、なぁう、と鳴きつつ、肩の上へと戻っていく]
[頭上に翳される手に、
きゅうと一度目を瞑って。
けれど、撫ぜられる感覚に、
きょとり一度目を瞬かせて。]
……わ、
[まだ不思議そうな睛はしていたけれど。]
……大丈夫、…………そう?
ん、上から見たらなんだか子供が騒いでたから、みにでてみたの。
パレード、やってるのかしら?
サーカス行き…なのかしら?
[首をかしげながら矢継ぎ早に質問する。
肩で、さらりと金髪が流れた。]
…えと、ありがとう、ございます。
いえ、お世話になってるのは、こちらの方です!
少し知り合っただけの私に、ここまでしてもらって!
[荷物が手から離れる。空いた両手を前で重ねて
撫でられて更に申し訳なくなったのか、再び小さく頭を下げる。
促されれば、案内するように数歩先を進みながら*自宅へと向って*]
ええ、大丈夫……よ。
[安心させるようにヘンリエッタにほほ笑んで。
先を行く娘に視線を動かせる。
その様は、まるでぼうっとしたふうに見えるかもしれない]
さあ、いきましょう。
人ごみに流されて、リック君も見失ってしまうわ?
[そう言って、二人と一匹を促して]
・・・みたい、ですね。
ついさっき、目の前を通って行きました。
[手の中の花を示そうとしたが、既に其処には何もない。代わりにか、ポケットの中の招待券を引っ張り出す。]
これ、レストランで貰いました。
――あちこちで配られてるようですね。
[はしゃぐ子供たちの中にも、同じものを持つ手を見て眼を細めた。]
サーカスの広場には、様々な遊具や露天が立ち並び、賑やかに客寄せの口上を述べるのも聞こえるだろう。
その中でも、目立つのは中央の大きな天幕と、広場の端に立つミラーパレスと名付けられた鏡の迷路、そして中央の回転木馬、人力で動く小さな観覧車も子供達には人気だった。
……ええ、そうですね。
[エレノアの言葉に頷いて、歩き出す。
黒猫は、向けられる視線に困ったように首を傾げるだろうか]
人が多いから、気をつけて?
[同じく歩き出したヘンリエッタに声をかけつつ。
少女がはぐれぬように、気をつけながら*歩いていく*]
ええ。
初日無料の招待券だなんて、随分気前の良いサーカス団です。
アーヴァインさんはあまり良い顔してませんでしたけど。
[小さく苦笑いを浮かべる。]
あ。
御一緒しましょうか?
[ラッセルの言葉に眉間に皺を寄せた自警団長の顔がすぐに思い浮かべ]
そうね、きっとここにくーって皺寄せて、「厄介ごとはゆるしわせん!」なんて…ぷっ、くすくすくす…っふふふ…!
[おなかを抑えて笑い始めた]
あ、ふふっ…そうね、ぜひ一緒…ふふ…してもらえるかしら?
ひとりで行くのも味気ないものね…ぷふふ…っ。
そう、丁度そんな感じで。
・・・相変わらずですね、笑い上戸。
[辺りを見渡し、本人が居ないのを確認してから、つられるようにくすくすと笑う。]
良かった。
僕も、一人では寂しいと思ってたところで。
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