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― 図書館 ―
[薬師の言葉に苦笑を浮かべ]
気をつけてな。
[ドアを開き、言わずもがなの言葉で送り出した後、ふと気配を感じて視線を物陰に向ける]
そ、ッんなわけがあるか、
馬鹿者ーーーーー!!!
私はその手の冗談が、いっちばん、嫌いだ!
[たちまち、編んだ髪に負けず顔を赤くして逃げ出した。
猛ダッシュ。
噂の真偽はどうあれ、薬師は色恋沙汰はとことん苦手だった。
恋愛小説を正視出来ないくらいには。
それを知るものは、身内くらいだろうけれど。
後にはあんぐり口を空けた子供が残される*ばかり*]
どうぐ。
そうね、大事につかうの。
あ――
[口をぽかんと開け、空中を目線が彷徨う。
ハンカチを握ったのと逆の手をあげると
その手には黒い石を糸で連ねたペンダントが握られている。]
あのね、これ、あかないの。
あけられる?
[ペンダントの、首の後ろにあたる部分に、小さな骨で作った金具があり、
それが開かないので付けられないらしい。]
―図書館→自宅―
おばあちゃん、ただいま、ただいまぁ。
ねえ、みてみて、お花!
あと絵師様にこれ、もらっちゃったのだぁ!
[貰った飴玉をみせようとして、
クッションの上で、転寝している祖母に気づく]
…。はぅ。
[両手で口を塞げば、肩からするするとトカゲがおりた。
忍び足で、詰んできた花を素焼の花瓶に活け、
厚い膝かけを出し、祖母の足へかけた。
[それから飴玉を口に放り込んだ。
少しだけ、つまらなさそうな顔をして]
……あまい。
[ミリィが子供の話を聞いている様子。
その話が聞こえないものかと意識を向けていたから視線に気づくのが遅れ]
ぁ…
[気づく。慌てる。隠れようとする。音を立てる。
…むしろこのまま隠れ続けるのは無理だし、不審者扱いされるのも嫌なため結局顔を出して]
お、オトフリート先生。どうも…こんにちは
[過去に逃げたこともあったのと現状で気まずさ満載の固い口調で挨拶]
[大事に、という言葉に頷いて。
続けて投げられた問いに、緩く瞬く]
ああ、これくらいなら……。
[と、言いかけた矢先、響いたのは叫び声]
……はい?
[一体何事か、と暢気にそちらを見やり]
……ちょっ……。
ちょおっと待て、ちょっとだけ待て!
[待てと言って止まれるなら、どいてとは言わないだろうけれど。
こちらも、すぐに避けれるほど、運動神経はよくない。
まして、ダメージはまだ残っていたりするわけで。
一応、避けようと試みはする。けれど結果は余り期待できない。
かも知れない]
[と思いきや。
当人は唐突に叫び声を上げて、脇を駆けて行った。
あの様子では恐らく、こちらにも気付いてはいまい。
唖然と見送り、視線を戻せばそこには同じく唖然とした子供が1人]
…えっと。
何か、ありましたか?
― 図書館前 ―
[何か思いっきり逃げようとしているのがわかった。おまけに逃げ損ねたのも]
こんにちは、じゃないだろう。何をやってるんだ、お前は?
[呆れた声は容赦ない]
[絵師様がそこに居ると知ったら、どんだけ無茶でも足を止めたにちがいない。
だが少女はそれに気付くわけもなく、スピードもアレだった。
一応、ちょっとは避けられた(※壁に向かって)のだからよしとしようか。
どっかぶつかった気がするが、少女はしっかり壁にべたーんと大きな音を立ててぶつかったので、どこだか一瞬でわからなくなった。
とんでもなく酷い音で、しばらく少女は壁にはりついたまま動きを止めた。]
いや、なんと申しますか…
[容赦のない声につつーっと汗が流れる。混乱してるためいつものように頭も回らず何か気の聞いた言葉も思いつかない。]
……どうしてらっしゃるかなーと思いまして、噂になっていたものですから
[結局少し考えて諦め物陰からちゃんと出てきつついった]
[とりあえず、正面衝突は免れた、ものの。
それよりももっとヤバそうな正面衝突に、しばし、唖然]
……いやいやいや。
若いってのは、いい事、だけど、なぁ……。
[明らかに論点のズレた呟きをもらした後]
大丈夫かーい?
[動きを止める少女に、声をかけた]
― 図書館前 ―
噂?
[アーベルが、自分を苦手にしているのは察していたから、わざわざここまで様子を見にくる程の噂というのが見当つかずに、首を傾げる。まさか先刻聞いたリディの誇大妄想が、そこまで広まっているとは思いもよらず]
どんな噂だ?
[それでも、なんだか嫌な予感がしたので問い返してみた]
…はあ。
そう、ですか。
[何やら間抜けな反応になった。
その手のことは苦手、というより疎いので、どう反応していいか分からなかったというのが正しい]
それはそうと、そろそろ帰る時間じゃないですか?
親御さんが心配しますよ。
[実際の時間は分からないものの、そう言って子供の頭を撫で。
帰ると行って駆け出す子を見送った。
その先に、これまた知った姿を発見]
[尻餅をついたまま、きょとん。
べたんと壁に張り付いた少女を見て
ぱたぱたと尻をはたいて立ち上がった。]
だいじょうぶ?
[言いながら、顔はエーリッヒにも向けて。
笑顔のまま、心配げに眉をひそめて
ふたりをゆっくり交互にみた。]
う、うー
[ぷはっと顔を外して、なんとか壁から離れた。
白い跡がついているのは、ご愛嬌というかなんというか。
抱えてたはずの布がぱさりとおちて、その上にへたりこんだ。]
だいじょーぶじゃないー
…………だって絵師様のまぼろしがみえるー
[にへらーと笑った。
色々やばいところを打ったらしい。]
ええ。噂ですが
[暇だからってなれないことするものじゃない。と思ったりしつつ言うべきか考えたあと]
さっきおばちゃんたちから聞いたんですが
オトフリート先生とミリィ先生が、メイクラブとかなんとか
[どうせ伝わるだろうから隠さずに言ってしまう]
……ああ、俺は、大丈夫。
[エルザに一つ、頷いて。
ぶつかった、と言ってもほとんどかすっただけだったので、転ぶ事もなく。
いや、ここで転んだら個人的には惨事だったのが]
……まぼろし、て。
俺は歩く蜃気楼かい。
[にへらー、と笑いながらの言葉に、ため息一つ]
見るからに、大丈夫じゃないなぁ。
はいはい、しっかりしよう、しっかり。
[軽い口調で言いつつ、ぴたぴた、と軽く頬を叩いてみたり]
― 図書館前 ―
・・・・・・・・・・・・・・・
[長いながーい、沈黙の後]
なるほど。
[氷点下の声で呟いて、半眼でアーベルを見た]
で、それを信じて覗きに来たのか?
なんか。ミリィ先生とオトフリート先生が図書館でこっそり愛を育んでいるとか。
眼鏡をおそろいのものにしてるとか。結婚まで間近だとか
[自分がどう思ってるかはともかく聞いた話をそのままに。噂は尾ひれ背びれをつけたようで]
ぉ。ミハエル。やっほ
[幼馴染の姿が見えてちょっとほっとした]
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