91 白花散る夜の月灯
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
全て表示
―聖堂外―
[イレーネの声>>122が聖堂の中から聞こえる。
一度扉の方に目を向けるが、思いなおし辺りを見回す。
雪に覆われた景色、道さえも白く塗りつぶされて見えた。
マテウスの声>>127に驚いたように肩を縮める。]
団長さんが来る、の?
[自衛団員である彼の人が団長を待つ事態、と頭を過ぎった。
後で教える、と言葉を重ねられると、漸く了承するように頷くけれど
不意に吹いた風が髪を浚い、衣服をはためかせた。
その音と似た音が、上の方から聞こえて、女は誘われるように見上げる。]
な、に ?
[屋根にある十字架のシルエットがいつもと違う。
雪に弾かれた陽光が眩しくて、目を凝らしたところで
それが人の形であることに気付いた。]
(130) 2014/01/13(Mon) 01:21:57
役者 エーリッヒは、自衛団員 マテウスに、「こちらは大丈夫ですから」と声を掛け、聖堂の中へと
2014/01/13(Mon) 01:22:50
─ 聖堂外 ─
[カルメンが上を見上げてしまった>>130のは、エーリッヒの言葉に、頼む、と返し視線をそちらへと向けたその時。
一瞬の油断が隙を生む]
───見るな!
[声を上げ、上に向いた視線を遮ろうとカルメンの顔の上に右の掌を翳す。
けれど、見てしまったならばそれが何であるか、認識するのは時間の問題だろう]
(131) 2014/01/13(Mon) 01:30:58
― 聖堂 ―
[謝るエーリッヒ>>129に、ふるふるっと首を振る]
パパは、お仕事してるのね?
[怒鳴られたことなど数えるほどしかない。
思い出したのは冬の森には連れてけないと言われたのに、こっそり後を追いかけて迷子になりかけた時のこと。
あの時はあともう少しで雪に埋もれてしまうところだったから、恐怖と一緒に記憶に刻まれている]
お仕事の邪魔は、しちゃいけない、から。
[支えてくれるのをぎゅっと掴んだ手はまだ少し震えていたが、涙はなんとか零さずに足を動かした]
(132) 2014/01/13(Mon) 01:32:12
─ 厨房 ─
[自分が保護され、ここに住まう事が決まって。
それと入れ違うように自立して行った、老尼僧の養い子。
彼女が訪れる際は理由をつけてどこかに引きこもり、老尼僧との時間を邪魔すまいとしていたから、直接言葉を交わした機会はそう多くない。
それでも、遠目に見る二人の様子は、本当に仲が良くて。
積み重ねた時間の長さを思えば、今起きた出来事が彼女に齎すものは薄っすらとだが察しがついた]
……なん、で。
こんなことに、なる。
[ぽつり、と紡ぐ声はやや掠れがち。
何が原因でこうなったのか、それを知りたいという気持ちはごく自然に浮かぶものの。
それと同じくらい、知りたくない、という気持ちもどこかに存在していた]
(133) 2014/01/13(Mon) 01:37:08
[ドクン、と、心臓が跳ねる。]
――、っ、ひ…。
[人が、と言おうとしたのに引き攣ったような音ばかり。
十字架とその影を映し、まあるく見開かれた眸に陰を作ったのは
マテウスの右手>>131だった。
はためいたそれは見覚えのある衣装だったように思うが
結び付けることを本能的に拒絶して、思考が止まる。]
マテウス、さん。
[ゆっくりとマテウスの顔へ、不安げに揺れる双眸を向けた。]
(134) 2014/01/13(Mon) 01:37:17
─ 厨房→談話室 ─
…………。
[相反する感覚が齎すのは奇妙な息苦しさ。
それを振り払うように、首を横に振って、お茶の準備に没頭する。
その内に、アーベルが戻ってきた>>123なら、共に談話室へと向かうものの]
……あ。
あいつ、連れてきてやらないと。
[談話室に落ち着いて、やって来た人々にお茶を振る舞った所で。
自室に置き去りにした蒼を思い出し、急ぎ足にそちらへと。**]
(135) 2014/01/13(Mon) 01:38:54
司書 ライヒアルトは、メモを貼った。
2014/01/13(Mon) 01:41:33
― 聖堂→談話室 ―
そう、お父さんはお仕事なんだ。
もうすぐ、団長さんもこっちに来るはずだよ。
[それは本当の事だったから、そう言って、掴んできた手>>132をそっと握り返す。
そうして、ゆっくりと談話室に向かう。
まるで、話すまでの時間を稼ぐように。
だけど、すぐに談話室には辿り着いて、ドアを開けてイレーネを促す。
そこには、既に誰かがいただろうか。話は伝わっていただろうか。
とりあえず、とイレーネを座らせて、自分は隣に座った。
どう説明すれば、と少し考えて]
……あのね、イレーネちゃん。
[一言言って、そっと顔を覗き込んだ。
心の準備が出来るように、少し間を置こうと]
(136) 2014/01/13(Mon) 01:47:46
─ 聖堂外 ─
[だから言っただろうと言わんばかりに、カルメン>>134へと向ける表情に翳りが生じる。
その頃には団長も到着しており、彼に説明する形でカルメンにも状況を聞かせてやった]
…シスターが、何者かによって殺されました。
上を。
[伝える内容は簡潔に。
遺体の詳細はまだ見れてはいないため、それ以上説明のしようも無いのだが]
村への道も、雪で埋もれてしまっているようです。
……一体何が起きているのやら……。
[話を聞き、頭上を見上げた団長はここへ来た時と同じく険しい表情。
遺体を下ろすぞ、と言われ、それに反応するようにマテウスの姿勢が正された]
…了解。
(137) 2014/01/13(Mon) 01:55:35
[それからカルメンへと向き直り、その細い肩へと掌を添える]
中へ。
談話室に皆が居るはずだ。
[中へと促す力は然程強くはない。
移動するようならそのまま見送るが、遺体が下りるまで居ると言うのなら、それ以上強くは言わず。
ひとまずはカルメンの様子を伺った]
(138) 2014/01/13(Mon) 01:55:42
― 談話室 ―
[そっと握り返してくれた手>>136の温もりに縋って談話室へ。ゆっくりと歩いたのに鼓動がいつもより早い。
談話室に誰かいたなら、少し強張った顔でぺこりと頭を下げる。おはようございますの声は出なかった。
昨日と同じようにエーリッヒと隣り合って座ると>>136顔を覗き込まれて息を吸い込み]
……うん。
[コクリと唾をのみ込むと、小さく肯いて先を促した]
(139) 2014/01/13(Mon) 02:00:21
─ 談話室 ─
おはようございます。
昨晩よりこちらに宿を借りているレナーテといいます。
挨拶もしないまま失礼しました。
[既に幾人かの姿が見て取れたが皆一様に表情が曇り気味で場の空気が重い]
……どうかしましたか?
(140) 2014/01/13(Mon) 02:07:39
― 談話室 ―
[イレーネがこちらを見て頷く>>139のに一度目を閉じる。
心の準備が必要なのは自分もで、小さく息を吐いて目を開けて]
……シスターは、天に召されたんだ。
わかる……?
………シスターは……亡くなったんだ……
[言葉にして、改めて感じる事の重さに声が震える。
言い終えて、それでも視線はイレーネに向き合うまま様子を伺って]
(141) 2014/01/13(Mon) 02:12:08
―聖堂外―
[知っていて見せぬようにしていたマテウス>>137の理由は
団長の訪れにより、知ることとなった。
繋げるのを妨げていた壁が崩れて、老尼僧の死を認識する。]
……っ。
[自衛団長と団員の会話の折に見上げた十字架には
確かに母と慕う養い親が居て、くしゃりと顔をゆがめる。]
い、や。
いやよ、如何してかあさまが…っ!?
うそ。……なんで、っ。
[ぽろぽろと涙が頬を伝い落ちる。
肩に触れるぬくもり>>138と促しに従いたくなるも
足からは力が抜けてふらと身体が傾いだ。]
(142) 2014/01/13(Mon) 02:14:21
― 談話室 ―
[イレーネへの言葉が途切れた時に聞こえてきた声>>140は、初めて聞くもので。
今は立ち上がることは出来ないから、顔だけを向けて言葉を返す]
レナーテさん、ですか?
初めまして、俺はエーリッヒといいます……
実は……先ほど、ここのシスターが亡くなっているのが見つかったんです。
今は、自衛団の方が、そちらに。
[説明は、ごく簡単に、事実だけを伝えた]
(143) 2014/01/13(Mon) 02:17:04
― 談話室 ―
おばあ様が…?
[天に召されたという言葉だけ>>141では掴み損ねた意味も、亡くなったと繰り返されれば理解が及ぶ。
冷静そうに見えるのは、その亡骸を、どんな状態であったのかを知らないからだろうか]
どうして?
昨日は元気だったのに。
[目を瞬いて、軽く首を傾げる。エーリッヒの瞳をじっと見つめながら、純粋な疑問をそのまま口にして。
聞きなれない声>>140が聞こえ、スルリと視線を外した]
おはようございます。
…イレーネです。
[小さいけれど今度は挨拶の声も出た。
説明するエーリッヒに釣られたように名前も付け足す]
(144) 2014/01/13(Mon) 02:22:20
─ 談話室 ─
シスターが。
そうか……少々困ったことになったな。
しばらくこちらに逗留することになりそうなのだが。
[状況を教えてくれたエーリッヒやイレーネと名乗った二人に尋ねるわけでもなく、独り言にしては皆に聞こえるような声で]
…私は一体誰に許しを貰えばいいのだろうか?
(145) 2014/01/13(Mon) 02:23:34
─ 聖堂外 ─
[何故と問う声>>142に返す言葉は持たない。
理由を、何が起きているのかを知りたいのはマテウスも同じだった。
カルメンがここで育ち、老尼僧と親子のように過ごしていたのは知っていたから。
だからこそ、こんな光景は見せたくなかったのだが]
───っ!
[促しに対し揺れる身体。
咄嗟に左手に持っていたスコップを離し、カルメンの胴へと滑り込ませる。
雪の上へ座り込ませることは阻止出来たようで、ほんの少し、安堵の息を零した]
(146) 2014/01/13(Mon) 02:25:04
………。
[大丈夫か、と問いが口を付いて出そうになったが、見るからに大丈夫なはずもなく。
その言葉は飲み込んで]
立てるか?
[代わりに別の言葉を紡いだ]
(147) 2014/01/13(Mon) 02:25:08
─ 談話室 ─
許し?
[警戒心を滲ませて、独白にしては大きな声で発されたレナーテの言葉>>145を繰り返す]
(148) 2014/01/13(Mon) 02:36:30
― 談話室 ―
[どうして、と言う疑問>>144にどう答えるべきか言葉を探す。
黙っていても、いずれ知られるだろう……だけど、必要以上に怯えさせるのも出来なくて。
マテウスなら、彼女の父親ならどうするだろうと考えて
だけど、結局出来たのは、困ったような視線を向けるだけだった。
そのイレーネが視線を動かすのに、どこかほっとしたのは否めない]
……許しを、とは…?
[聞こえてきたレナーテの声>>145にはそう返す。
彼女がここにいる理由や経緯は知らなかったから]
(149) 2014/01/13(Mon) 02:37:05
[落ちる感覚。
ふっと意識が遠のくも、支える腕が引き止めた。
微か眉を寄せて腕の中で小さく頭を振るは意識を保とうとしての行動。
安堵の息がマテウスの口>>146から漏れるを聞く。]
……ん。
[問いかけ>>147に答えるように頷いて
マテウスの腕に預けた重さを減らそうとした。
立つことを意識すればそれは叶い]
ごめんなさい。
……もう、大丈夫だから。
ありがとう。
[団長とマテウスにはまだ仕事がある事を聞き知っていたから
迷惑をかけたことへの謝罪と付き添ってくれた事への感謝を伝え
軽く握った手の甲でぐいと涙を拭う。]
(150) 2014/01/13(Mon) 02:38:01
─ 談話室 ─
ええ、逗留するとなればここの主に許しを頂かなければならないでしょう?
だというのにシスターが亡くなられてしまっては誰に断りを入れればいいのやら。
[真剣に悩ましげな表情を浮かべてどうしたものかと思案する]
(151) 2014/01/13(Mon) 02:39:07
─ 聖堂外 ─
[声は返った>>150ため、意識を失ったわけではないことは知れる。
ややあって支えていた腕から重みが減り、カルメンから謝罪と感謝が紡がれた]
いや……。
[気にするな、と言うように言葉を発し、最初肩に触れていた右掌を彼女の頭へ乗せようと伸ばす]
悲しみや辛さは、内に溜め込みすぎるなよ。
抱えきれなくなったら……思い切り、吐き出せ。
[そう言った後、腰を落として雪に減り込んだスコップを掘り出し。
梯子を取りに行くべくカルメンに背を向けた]
(152) 2014/01/13(Mon) 02:46:28
─ 談話室 ─
……本当に困ったモノだ。
[そもそも昨日のうちにシスターに断りを入れておけば良かったのだが、すっかりと失念してしまっていた。
それは誰のせいでもなくレナーテ自身の失態なのだが]
誰か、代理となる方はいないのか?
確か修道院にはシスターの他に司書がいるとは聞いたのだけど。
(153) 2014/01/13(Mon) 02:48:14
談話室 ―
[問い掛けに対するレナーテの答え>>151に、ああ、と声を零して]
そういう事でしたか……
ここにはもう一人、シスターのほかに住んでいる人がいます。
彼に話せば大丈夫だと思いますよ。
[レナーテが「司書」と言う言葉を落とせば>>153、こちらは頷いて
そんな話をしているところに、お茶の用意を終えたらしい司書>>135が現れたので、簡単に事情を話してレナーテを紹介する。
状況を考えれば、司書が滞在に否を唱える事はないだろう。
彼からお茶を受け取って、もう一度イレーネを見た。
相変わらず、シスターについてどう言えばいいのか分らないまま、無言でお茶を一口飲んで**]
(154) 2014/01/13(Mon) 02:52:59
役者 エーリッヒは、メモを貼った。
2014/01/13(Mon) 02:56:04
―聖堂外―
[マテウスからの応え>>152に視線が向かう。
彼の自分よりも大きな手が頭に触れて、飾り気のない亜麻色が揺れた。
伝わる言葉にまた視線が下がる。]
――うん。
抱えきれなくなったら。
[吐き出していた相手は養い親だったから
その彼女が居なくなってしまった今、誰に頼ってよいかわからない。
雪を踏む音が遠ざかる。
マテウスの背を一度見詰め、それから、老尼僧の姿を目に焼き付ける。]
………。
[もっと一緒に過ごしたかった。
嵐が怖いと言えば子供の頃と同じように傍に居てくれただろうか。
あの時ああしていれば、と後悔ばかりが過ぎってしまう。]
(155) 2014/01/13(Mon) 02:58:55
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る