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―――露店巡り中―――
んー。
参ったな。
[言いながら、まんじゅうを一つ口に放り込んだ]
自警団長と、ベッティが事件に巻き込まれ、ローザが犯人の疑いで逮捕、か。
連続、なんて名前ついてるけど、普通ここまで短いスパンで多発するのかね。
こんなペースで1年も続いてたら、街中の全員が事件に巻き込まれてるんじゃね?
[言ってから首をひねった]
……んん?逆か?
もしかして、短いスパンでやらなければいけないことが起こったとか?
それがなにかっつうとわかんねえけどなあ。
ありうるんなら、この数日でいなくなった人が関係してる、とかか?
んー……とりあえず、今はいなそうだけど、師匠さんからベッティのことを聞いてみるかなあ。
あんた、調査とかしたわけじゃねぇんだろ?
だって今まで知らなかったんだし。
…簡単に人の話しで結論付けるもんなんだな、って思っただけ。
目撃証言が出ないって、今から出るかもしれねぇじゃねぇか。
あんたなんか知ってんじゃねぇの?
あんたが来てから起こってるし。――事件。
[マフラーを引き上げて目に涙を溜めたまま
眉をぎゅっと中央に寄せた少女は、隻眼を睨み上げた。
思いは別だけれど、傍からどう見えるかはまた更に、別。
彼女は、ヴィリーとハンスの仲を知らない。]
ああ、”まだ”調査はしてねぇな。
だから聞いた話で推論を立てたまでだ。
それに事件のある場所に俺が居るのは当たり前だ。
事件を追うのが俺の仕事だからな。
詰所に行ってから調べ直すとするさ。
ハンスからの「依頼」もあることだし、な。
[子供の言葉にも引く様子は全く無い]
[自己正当化のような言葉だが、それもまた己のスタイル]
そうなの、私自衛団の人にね、逮捕されちゃってね、
でも別に悪い事してないのよ?
なのに寝てる間につれてこられちゃったの。
[おじさんにそう説明しながら、眠っているのか気絶しているのかわからないベッティに毛布をかけてやり]
なでなで。
[頬を撫でる。]
…じゃあ、あんたがこなかったら事件は起きなかった
って事にもなるんじゃねぇの?
[ギリギリと歯を軋ませて、
八つ当たりのような疑いのような言葉を投げる。
――実際正に「八つ当たり」なわけだが。]
―大通り―
助かるよ。
[隻眼の男に向けるのは信用ではない][あくまでも仕事]
[その情報収集能力は嫌というほど思い知らされてもいるから]
[過去の経験に従ってそれを引き出そうというだけ]
そうだな、俺のも伝聞が混じっている。
探しながらそれも確認しよう。
[それでも話を聞いていたのは不安があったからだ]
[深く息を吐く][決め付けるのはまだ早い]
[自分に言い聞かせて強張っている表情を奥へと押し込める]
……俺はまずベッティの消息を追う。
それから情報を取りに上がって、戻るのは少し遅くなるかもしれない。自衛団と宿、それ以外ならどこにいる可能性が高いんだ?
[どこへ行けば会いやすいかとヴィリーに問う]
ここで会ったのが運の尽き。
そうとでも思わないとやっていられないよ。
[八つ当たりのようなカヤの発言]
[皮肉に笑ってヴィリーを見た]
[同じような言葉は何度も投げた覚えがある]
[今回は先に他者から出たわけだが]
ならねぇな。
「事件が起きてる」から俺がそこに行くんだからよ。
…お前こそ忘れてねぇか。
この失踪事件が今に始まったことじゃねぇってのを。
[どこか己に責を擦り付けようとする子供の言葉]
[それにも怯まずきっぱりと返した]
[相手の言動に隻眸が細まる]
詰所と宿以外なら広場の噴水のところに居るつもりだ。
昨日のところな。
[あの場所に良く居るのは術の媒体を広めるのに適しているため]
[故に調べる時は大概そこに居ることに決めていた]
んじゃあ俺は先に詰所に行ってみる。
詰所に居なかったら噴水のところに来い。
居なくても周辺で聞き込みしてるはずだから直ぐに分かるだろう。
[そう行商人へと返し、詰所に向かおうと歩き始める]
[なんとなく毛布1枚じゃ気が済まず、2枚、3枚とベッティの上にさらに毛布をかけ、あきらかに暖かそうに見えた所で納得したように頷いた。そしてもう一度水盤に目をやると、さっきびっくりしていたおじさんに話しかけられた。]
え、あなたが自衛団長なの?
ええー!?だって自衛団長は攫われちゃったんでしょ?
…なんで攫われちゃった人と、
自衛団に逮捕されちゃった私が、
同じ部屋にいるの…?
[首を傾げる。もちろんどうしてそんな事になるのかは自衛団長も知る筈がない。]
…ま、いっか!なんとかなるの、なるなるー。
そうそう、私はローザっていうの。
しばらくお世話になりそうだし、よろしくね団長!
[きわめて前向きに、そう挨拶。]
[ちょっとあっけにとられている自衛団長を放っておいて、水盤をまた眺める。おお、怖い人が他の所に…だとか言いつつ眺めるが、次第に疲れて来て、その場に*寝転がる*。]
前にも言ったが。
自分で記事を書くために事件を起こす奴は馬鹿以外の何者でもねぇ。
制約はあれど、俺はこれでも誇りを持って記事を書いてんだ。
記事を書くための事件なんざ、起こす気もさらさらねぇ。
[それは行商人へと向けた言葉]
[以前にも疑われた時に発した言葉でもある]
[子供にもそれを告げるかのように]
[二人の横を通り様に言葉を発した]
――忘れてて悪ぃかよ。
[彼女は去年迄この「仕事」はしていなかったから、
すこんと抜けていたのは事実。
ヴィリーには、鼻に目一杯皺を寄せて睨んでから
はた、と、ハンスの言葉にそちらへと視線を向ける。
翠の目を瞬いてぱちり、見上げて。
一瞬の間のあと、口を少しだけ、開いた。]
[言葉を発する前に、ヴィリーが言う言葉を聞き
眉は中央に寄ったまま口を閉じる。
歩き出そうとする彼を見上げ、もう一度ハンスを見上げ]
…そういえば昨日、ローザが捕まったってのは聞いたか?
あいつ犯人だったのか?
[言葉を投げた。]
そうかい、忘れるほど平和な日々を送ってたんだな。
[皮肉めいた言葉]
[その言葉の裏にはもう一つ意味が込められているのだが]
[果たして気付く者は居るのか]
…香水売りってのがローザっつーならさっきも話した通りだ。
今から犯人だったのかどうかを確かめに詰所に行く。
尤も、連中がちゃんと調べてるのかは甚だ疑問だがな。
[香水売りの名を知らぬが故にそんな風に返し]
[歩む足は止めることなくその傍を離れようとする]
分かった。どちらかを探す。
[ヴィリーに頷く]
[自分は宿の方へと向かおうと身体の向きを変えかけ]
カヤ君。
[表面上は落ち着きを取り戻した視線を少女に下ろす]
苛立ちをぶつけてすまなかった。
一つ間違っていれば二人とも姿を消してという可能性もあったんだからね。君も十分に気をつけて。
[少女が犯人でないのならそれこそ不安なはずだ]
[口元だけで笑いを作り普段の口調を心がけて]
[どうにかそう声を掛けた]
[男に言葉をまた投げようと口を半分開いたけれど、
少女にとっては皮肉にしか聞こえない言葉にむっと眉を更に寄せて
口を噤み、言葉は音にならなかった。
ぐ、と拳を握り不安そうに、歩くその背を見送った。]
え、あ、はい。
[ハンスの声に、ぴくりとそちらへと向き直る。]
何度も聞いたな。
だからこそ諦めなければやってられないんだ。
[その言葉がなければ仕事としても頼めなかっただろう]
[分かっていても皮肉の一つも言いたくなるのは]
[ここ最近は会わずにいられたからかもしれない]
ローザさんの話は俺も聞いている。
そちらも個人的に確認しておくつもりだよ。
[自衛団で確認するというヴィリーの言葉に続ける]
[そして今度こそ踵を返して]
じゃあ、また。
何かあったら教えてくれるとありがたいな。
[宿の方へと向かって*いった*]
[告げられる、言葉。
騙せたと少女が俯いたままこそりと笑むことは無く
只未だ悲痛な顔をして、言葉を聞き。]
…うん。
オレが呼んだからだ、ゴメンな。
[先程と同じ言葉を、もう一度呟く。
ぐい、と手で目を一度擦ると、ぴょいと軽い足取りで一度後ろへと下がり、籠を背負いなおして]
オレ仕事すぐ終わらせてベッティと爺っちゃん探すよ。
見付かったらオレにも教えてくれ。
[顔を上げた。]
[事件が起きていながら、そのことを忘れていると考えられる原因は三つ]
[一つ目は周囲では異変が無いために事件が起きていると認識していない場合]
[二つ目はそれこそ全く気にしないか忘れている場合]
[そして三つ目は、浚われる危険性が無いと分かっている場合]
あのガキの場合は一つしか当てはまらねぇんだよなぁ。
[紫煙混じりの呟き]
[それは二人から離れた位置で漏らされた]
[自衛団長に養われている子供が事件について全く耳にしないはずもなく]
[かと言ってあの子供がこのような大事を忘れて気楽に居る性格にも見えない]
[残るのはただ一つだった]
[そんな思考を巡らしながら、しばし後に自衛団詰所へと辿り着く]
─大通り→詰所─
―ヘルガの宿屋―
[走ってやってきたのは、色気のある女将の経営する宿屋。
元気に駆け込むと女将が手を振って迎えてくれた。]
女将、煙突掃除にきたぜ。
[それは彼女が孤児院に居る頃からしている仕事。
挨拶もそこそこに、屋根に上がり仕事を始めた。]
[常春のこの街では、
暖炉やストーブは特に冷え込む時たまに焚かれる位。
が、裏返すと年中使われる可能性がある上に
舞い散る花弁が煙突に入り混む事も多い。
観光業が主なこの街の宿屋では、
割りと頻繁に掃除が必要とされていた。
屋根から重りを着けたブラシを何度か下ろし引き上げてから、
腰にロープを巻いた小柄な身体を煙突内に滑り込ませる。
しっかりと掃除を終わらせてから、
宿屋へと戻った時には身体のあちこちに煤がついていた。]
まいどありっ!
[硬貨を貰い、宿屋を後にする。
それから少女は屋根の上、自宅へと向かって駆け出した*]
─詰所─
[手巻きタバコをふかしたまま詰所の扉を開く]
[ノックもない来訪だったが、軋む扉の音に中に居た団員全員がこちらを見た]
よぉ、一人捕まったって聞いたんだが。
その辺の話聞かせてもらえっかね。
[いつもの調子で声をかける]
[団員がピリピリしているのを承知の上での言葉]
[返ってきたのは、あんたもか、と言う溜息混じりのもの]
ほぅ、俺以外にも聞きに来た奴が居るのか。
……レナーテ?
ああ、あの筋肉馬鹿な。
[その言葉に眉根を寄せる団員も居たが、知り合いならそっちに聞け、とも言われ]
アンタ達から直接聞かねぇと気が済まねぇんだけどな。
あの女、聞いたことちゃんと覚えてるか怪しいしよ。
[そんなことを言って粘り、聞けるところまでの詳細を聞く]
[と言っても得られたのは疑わしいから連行したと言う証拠も何もない曖昧なもの]
そうかい、それで犯人じゃなかった場合はアンタらどう始末をつけるのかね。
まぁ良い。
一つ忠告だ。
外から来た人間ばかり疑ってると足元を掬われる可能性がある。
この事件はいつから起きていた?
二年ほど前からスローペースではあるが起きてたんだろう。
仮に同一犯の犯行なんだとしたら、街の人間が関わってると考えた方が自然だと思うがね。
尤も、街の人間であるアンタらには疑いにくいだろうがよ。
信用の無い外部の人間である俺からの忠告だが、頭の隅には入れておけ。
顔見知りである方が警戒されることも少ないだろうしな。
[その言葉に団員達はどんな顔をしただろうか]
[見境が無くなっている者は激昂しかけ]
[比較的冷静な者はその可能性に肝を冷やしたかも知れない]
[掴みかかられる前に扉を開け身体を半分外に出し]
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