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[フォルカーから掛かる声>>123にへにゃりと笑う]
おはよう、フォル。
[無事な事に安堵しながらそれは口には出さない。
自らに何の力が無くとも
守り手が誰かを人狼は知らないと思っていたから
ならば、自分にその可能性が無くなるような事は
口にしてはならないと、少女は何処かで思っていたのは
守るべき者の中に占い師だけでなく守り手も数にはいっていたから]
だ、大丈夫だよっ。
ちゃんと部屋で寝てたもん。
[薬師>>121に声をかけられて、ふるふると首を振った。
実は気絶して運ばれたから、どのくらい眠れたのかは分かってない。けれど落ち着かない理由の一つは解消されたし、見栄を張りたくなってしまうお年頃。
少女>>112をそれで拗ねさせたりしているのは知らなかった]
─ 翌日・宿屋一階 ─
[眉が落ちても>>120、半目は全く変わらなかった。ある意味予想できた事でもある。とはいえ分っているからこそ、四の五の言う事はせず。
紅茶と口が動くのが見え。ああ持ってきてたのかと、どうりで見覚えのある物に合点がいった。
茶は既に飲んだが、オトフリートが淹れる物が一味違う事は良く知っている。
混沌片付け時に話が出た事もあって『俺も飲みたい』と、茶を飲む仕草をして伝えた。]
[適当に茶を取り椅子に座る。
ヘルムートが姿を見せるのにちらりと視線をそちらに向けるが、特に言葉をかけることはない。
結局は誰かがすることだった]
今日は、未だ誰も発見されてないみたいだねぇ……
[ゲルダとアーベルの姿は見えないけれど。
村のほうでも騒ぎは聞こえないから、きっと無事だろうと、そう思う]
─ 宿屋一階 ─
[イレーネの様子にも、他と同じく明るいものは見られそうにない。
この場で常を纏っているのはヘルムートくらいかと思った。
自分もそう見られている可能性はあるが。
フォルカーから返事が返るのは>>123見るに留めた。
どこまで分っているか、どうするかは無論知る事はないが、あまり口にも仕草にも、する事は出来ない。
ふぅ、と。音無く息が落ちた。]
─ 宿屋 一階 ─
[パンとサラダとスープならば用意に然程時間は掛からない。
用意された食事のトレイを手にした時、リズ>>126から声をかけられた]
おはよう、リズ。
食べないと、頭も働かないからね。
空腹は敵だよ。
[仕事に没頭している最中でも食事は忘れることは無かった。
その分、燃料が切れるようにして机に突っ伏して眠ることは多かったのだけれど]
─ 宿・一階 ─
[リーゼロッテのおどけた口調>>126には、そーですね、とだけ返しておいて]
……あははー、しっかり覚えてたか。
というわけで、親父さん、ちょっとだけお邪魔していーい?
ダメって言われても借りるけど。
[飲みたい、と伝える仕種>>127に、無理のない笑みが浮かぶ。
僅かに気が解れ、宿の主人に問う口調は軽口めいたもの。
『だったら聞くな』という返事はあははー、と笑って受け流しつつ、茶器と場所を借りて手際よく、お茶の準備に取り掛かった]
―宿・一階―
言ってることは正論だと思うんだけどね。
[今の状況で言われると違和感が拭えない。昨日のことも、全く気にしていないようにも見えるからだ。]
・・・少し凹んだりしてるかなと思ったりもしたんだけど。
大丈夫なのかな。
[元々表情に乏しい人ではあるから、抑える力が強いのだろうとは思う。]
[少女はきょろきょろと辺りを見回す。
それはゲルダとアーベルの姿を探してのもの。
少女の知る限り、占い師であると名乗り出たゲルダと
彼女に人間であると見定められたアーベルは
人狼に襲われる可能性が強いと思っていた。
守り手に守られる可能性もみていたが
守り手が誰であるか知れぬ故に
別の者を守る可能性もまた考えていて
無事な姿をみるまでは、案じる気持ちがあった]
―宿・一階―
それは、それで信じがたいけど…。
[エリザのことはある程度知っている。村の外ではそれなりに名の通った人であったようだし、人狼と思えるような人柄ではない。
何より未曾有の危機とまで言われた人狼が何一つ抵抗しないまま、武術の心得があるわけでもない幼馴染にあっけなく殺されてしまうものだろうか?]
何にせよ、これで終わりなら。それが一番良いとは思うかな…。
─ 宿屋 一階 ─
[自分が使っているテーブルは羊皮紙を散らかしたままだったため、食事はカウンターの一席に座って摂る]
凹むって、何で?
[サラダを口に運びながら、リズが紡いだ言葉>>133に疑問を返した。
その様子から全く気にしていないと言うのは感じ取れることだろう]
─ 翌日・宿屋一階 ─
[イレーネの言葉が見える>>128と、そういえばといった様子で周囲を見る。居ない者はいる。が、そこを気にする様子はなかった。
何もしないでいるよりは、何かしていた方がいいだろう。
友人が笑む様子>>131に、ようやく半目は常まで戻る。
場所を移動するのを少し見送っていたら、イレーネの声がまた目に入った>>134。だがそれが違うことは重々知っている為に、微妙な表情のままでいた。]
─ 宿・一階 ─
[紅茶を淹れる事、それに関しては本職にも負ける気はなく。
手際よく生み出されるのは鮮やかな茜色。
淹れたてのそれを一つ、友へと渡して]
……エリザ嬢の周りが……真っ暗闇?
なんというか、それって……。
[クロエの言葉>>135に、言葉で言い表せない何かを感じて、眉を寄せ]
……ほんとに……悪夢、だね。
[間を置いて零れたのは、率直な感想だった]
― 宿一階 ―
[少女>>124の笑顔に誘われてフワッと笑顔を返した。
けれどすぐ行商人>>134の言葉に顔を強張らせた。
きょろきょろしている少女の側まで近づく]
あのね。
エリザさんは違うから。
[内緒話で話し出そうとしたのと、洗濯女>>135が夢の話をしたのは多分同時だったと思う]
[行商人の言葉>>134に少女は一つ瞬きをする。
事件は終わったと思いたい。
犠牲者が出ないなら、そう思いたいとも思う]
エリザベータさんが人狼で
御伽噺と同じように魂を見定める者が居たなら
そうだって、教えてくれるんじゃないかな。
終わったなら、襲われる危険もなくなって
名乗り出ても、怖くないわけだし。
[それを言う者がいないから
少女はまだ終わりだと楽観できない。
少しおっちょこちょいなところがあるけれど
基本的には慎重で心配性な性格だからこその思考であるが]
―宿・一階―
[全く濁りも曇りもない問いかけ。
どうやら本当に気になどしていないようだと胸の内でだけ呟く。]
全然知らない人ってわけでもないんでしょう?
[エリザがややヘルムートを避けていたフシがあることは知っているが、全く抵抗なく行動できてしまうものなのか。
そこが疑問でつい問いが出た。]
─ 自宅 ─
[何かが去っていった後。
眠ることも動くこともできぬまま、朝を迎えた。
窓から光が射し込んできたのを見て、ようやく緊張が解け同時に眠気も戻ってきた。
けれど、それよりも早く幼馴染の顔が見たくて外に出ようと立ち上がるも、自分の格好を見て思いとどまった。
切った腕から流れた血は既に乾いているし、服も昨日掃除したときに移ったそのまま。
これで外に出て、誰かが見たら怯えられるか─そも幼馴染に心配をかけることになるだろうと。
ひとまずは水浴びをして、服を着替えてから鏡と剣をその下に潜ませて。
それから、少し考えた後暫く分の着替えを鞄に詰め、それを持って家を出た。]
[まず向かった先は、幼馴染の家。
幼馴染はもう起きていただろうか、起きていなくても勝手に中へと入っていって彼と面を合わせる。
近くに彼以外はいなかっただろうが、それでも彼にしか声が届かぬように顔を近付けて。]
アーベル。
──昨夜、私を守ってくれたのはアーベルか?
[まっすぐに彼を見つめて、問いかけた。その時に掌の火傷は見つけられたろうか。
もし見つけられたのなら、問いを確信に変えてその手を取り、すまないとありがとうとを囁いた。]
[まっすぐに彼を見つめて、問いかけた。その時に掌の火傷は見つけられたろうか。
もし見つけられたのなら、問いを確信に変えてその手を取り、すまないとありがとうとを囁いた。]
…私は、暫く宿に世話になろうと思う。
それで、その…アーベルも一緒に居て欲しい。
[昨夜の出来事のせいで一人になることが怖かった。
それ以上に、幼馴染が一人でいることも怖かったために、そう願い出。
駄目か?と首を傾げて彼を見上げる。
返事はどうだったか、もしも駄目と言われたならじゃあアーベルの家に泊めて欲しいとお願いした。
彼の答えが何であれ、自分は先に宿に行っていると告げて鞄を持ったまま宿へと向かった。]
─ →宿屋 ─
[洗濯女>>148は何故今そんな話をするのだろう。
内緒話を続けるよりその話がどうなるのか気になって、お茶を飲む様子をじっと見た]
─ 宿・一階 ─
……そりゃ、泣けるよ。
俺だって、そんなん見たら違う意味で、泣きそーだし。
[クロエ>>148に返す口調はごく軽い、ものの。
エリザと黒い渦、という取り合わせに、何かしら、引っかかるものを感じるのも事実で]
……あのさ、クロエ嬢。
あんまりこういう事を聞きたくはないんだけど……そういう夢って、今までも見たことあったりした?
[慎重に、言葉を選びながら、問う。
可能性が一つ、二つと。
意識に浮かび上がっていた]
─ 宿屋 一階 ─
あんまり、話したことは無いよ。
[リズの問い>>144への答えは簡素。
パンを咀嚼し、スープを飲んで一度手を止める]
知ってる人とか、知らない人とか。
今は、関係ないから。
[言われた通りにしなければ、と。
口にまではしなかったけれど、誰であれ手をかける心算であることは言葉の影に見え隠れした]
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