75 花を見上げて君はわらう
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
全て表示
[幼馴染二人に別れを告げて男は小屋を出る。
目元の赤みは先ほどよりは薄くなっているだろう。
男は家の貯蔵庫から甘い金色の液体に満たされた瓶を取り
妹の部屋から拝借したリボンを瓶の口に結んで
それをマクシームとカチューシャの家の玄関先に置く。
飲み口の良い、甘く優しい葡萄酒は
何時か彼女に約束したもの。
本当は彼女の誕生日に贈ろうと思っていたが――]
(135) 2012/05/14(Mon) 22:42:35
…………。
[足を止めた兄に、こちらから歩み寄ることはしない。
強いて表情を消した瞳の奥、兄の言葉に感情がゆらりと揺れた]
───…誰を憎むの。
兄貴を?自分を? …… …それとも人狼を?
[表情消した声は、ごく微かに揺らぎを帯びた]
(136) 2012/05/14(Mon) 22:43:35
[カチューシャと共にきた畑、レイスの後ろ姿が見えた。
少しだけ考えた後、何時もなら誰かが居ればその距離を測り、
自分から割り込むような真似はしないのだけれど、
ロランは車椅子の車輪を重い土の上転がして、
キリルの傍へと進んだ。
止められなければ、すぐ脇にまで。]
…ん、
[会話の邪魔をする気は無かった。
レイスとのものも、カチューシャとのものも]
(137) 2012/05/14(Mon) 22:44:15
…でも憎い。憎いかな。
ボクは──…あの時、兄貴を止めれなかった。
イヴァンを追い返すことも、出来なかった。
……。兄貴はここに、どうして来たの。
(138) 2012/05/14(Mon) 22:46:35
カチューシャ?
[その姿に、意外そうに僅かに目を見開く。
けれどロランと共にある姿を見れば、納得の息を吐く。
今はまだ、自分は何も知りはしない。
…知りはしないと、思わせる必要がある。
キイと高く、車椅子の音が鳴る>>137
土の上、車椅子はいかにも動きにくそうだ。
傍らに幼馴染がやって来るなら、それを拒もうとすることはない]
(139) 2012/05/14(Mon) 22:50:10
[名を呼ぶ声に、意識が切り替わった。
墓にあったはずの視線はキリルの姿を捉える。
涙の落ちる様>>85に、知らず、手が伸びた]
――…無理よねぇ。
[諦め混じりの声。
死んだからか、もう一人、仲間がいるのはわかっていた]
ついててあげなさいよ。
見えなくても、触れなくても。
[人には聞こえない言葉。
少し笑って、気配を消した]
(+9) 2012/05/14(Mon) 22:52:47
『いるよ』
『ちゃんと、いるよ』
[花が風にふかれてゆらゆら揺れた]
(+10) 2012/05/14(Mon) 22:54:44
[キリルとレイスの会話が途切れて聞こえる。
こちらを見るキリル>>139にぎこちなく笑みを浮かべた。
手に握り締めた髪飾りが、痛い]
――キリル、……これ。
落とした……?
[キリルの傍に近づいて、そっと差し出した。
彼女の恋のかけら。
女の子らしくしようとしていたあの日のキリルを飾ったものを]
(140) 2012/05/14(Mon) 22:56:18
[護身用にと母から譲り受けた銀のナイフを腰に帯びる。
キリルやロラン、カチューシャたちの姿を捜し
彷徨い歩き、その途中、イライダの死を知った。
人狼に襲われた痕跡を確認して男は瞑目する]
――…人の血の味を知った獣は
再び、人を襲う。
力ずくで止めるしかないのか。
[ミハイルとの会話を思い出し苦く紡いだ]
(141) 2012/05/14(Mon) 22:58:09
ロランは、土を踏む車椅子の音は、ひときは高く響く。
2012/05/14(Mon) 23:00:15
[背後の音と気配はちらと振り返だけ。すぐに前を向いた。
無感情だった声が、僅かに揺れたのが分かる。]
人狼、……人狼か。
[彼女が人狼だとは直接訊いていない。
けれど、昨夜垣間見た目の色だとか、家の中を彷徨いた時に見かけた洗濯物だとか。
何となく、そんな気はしていた。
それならそれで都合が良い、とも。]
人狼の事では無いよ。
[首を横に振った。]
(142) 2012/05/14(Mon) 23:00:55
…────、え。
[差し出された髪飾りに、思わず目を丸くした。
幾ら探しても見つからなかった髪飾り。
それがどうして、カチューシャの手にあるのか]
それ……、うん。
なくしたと、思っていたの。
[何の気もなく、幼馴染の内心知らずに頷いた]
(143) 2012/05/14(Mon) 23:01:08
憎いか。……そうか。
[もう一度呟いた。今度は問い掛けでなく。
先に上げたうちのどれが憎いのか、確認はしなかった。
何をしに、という問い掛けに、妹の顔を正面から見る。]
仇を伐ちたいなら、
[足を踏み出す事は出来ない。間には花があるから。
代わりに妹に向けて、手を述べた。]
殺すといい。
(144) 2012/05/14(Mon) 23:05:07
………。それじゃ、兄貴を?
[首を横に振られるのに、胸元を押さえる。
そこにあるのは、匂い袋と昨夜の鋏。
鋏についた血は落としていない。
───未だその血を、落とせてはいない]
兄貴の、ことを?
[僅かに顔を歪めそうになって、視線をついと逸らした]
(145) 2012/05/14(Mon) 23:06:22
[はっと、述べられた言葉にレイスを見る。
目を見開き、喉が鳴った]
……何、言って……
[レイスは彼女の兄だ。
何を言い出すのだ、と、口の中で思わず声を転がす]
(146) 2012/05/14(Mon) 23:07:37
[キリルの傍に近づく幼馴染たちを止める様な事はしなかった。
カチューシャの手に在るものには覚えがあって、僅かに目を開いたけれど、それだけだ。]
(147) 2012/05/14(Mon) 23:07:49
[偶然、同じもの、であればよかった。
キリルが髪飾りはちゃんとあると答えてくれれば。
でも、キリル>>143が肯定するから、泣きそうな顔になる。
イヴァンを殺したレイスが、キリルに殺されるのを望む言葉も聞こえて。
一度瞳を閉じる]
――……
[聞きたい事はあったはずなのに、複雑な気持ちがあふれて言葉にならない。
ただ、もう一度キリルに向けた瞳が、酷く哀しい色を浮かべていた]
(148) 2012/05/14(Mon) 23:08:08
[ゆる、と首を振る。
再び外をゆけば猟銃を肩にかけ歩くミハイルを見つけた]
ミハイル…!
[呼びかけて、駆け寄る]
イライダが、人狼に殺された。
[イヴァンに続くイライダの訃報。
心が麻痺してしまいそうなほどの悲劇が続く]
(149) 2012/05/14(Mon) 23:08:35
[こく。と、喉が鳴った。
ああ、と無意識の裏側で本能が思う。
月はどれほどに、歩を進めただろう。
紅い月の刻限まで、あとどれほどの刻だろう。
───その言葉、叶えられるまではどれほどだろう>>144]
(150) 2012/05/14(Mon) 23:09:25
兄貴はボクに、
……イヴァンだけじゃなくて、兄貴まで失わせようというの。
[声は、ひどく平坦に響いた]
(151) 2012/05/14(Mon) 23:10:55
――…カチューシャたちが心配だ。
[ぽつと呟けばミハイルも同意してくれただろうか。
彼女らをさがし、漸く、彼女たちの居る其の場所をみつける]
(152) 2012/05/14(Mon) 23:11:59
―イライダの自宅へと―
[もう、全て知らされているだろうか。
だとしたら自宅へはいないかもしれないが。
いつも出掛けているのを知っていたから、墓地の方を先に回ってきたが、そこにはイライダの姿は無かった。
誰かとすれ違うこともなく、イライダの自宅の前まで来て、扉が開いているのに気付いた。]
おい、不用心だな。昼だからっ…て…
[荒らされたような室内。嗅ぎ慣れた血の臭い。
横たわる、イライダ。
一目見て分かる。これは獣の仕業だと。
けれど、昨晩彼女が施錠するのは確かにこの目で、耳で確認した。]
(153) 2012/05/14(Mon) 23:12:42
………、
[兄から視線を逸らした先、カチューシャと目が交わる>>148
その瞳に浮かぶ色に、軽く眉を上げた。
脳裏に警鐘鳴らすものがある]
…、道端にでも落ちていた?
[殊更に、何気ない風に首を傾げた]
(154) 2012/05/14(Mon) 23:13:20
なぁ…イライダ。
これが、俺の答えなんだ。
地獄へ堕ちたらよ、二度とお前とは会えないだろうから…。
今謝っておく。
…すまない。 俺、殺すわ。 ―――キリルを。
(155) 2012/05/14(Mon) 23:13:29
ユーリーは、メモを貼った。
2012/05/14(Mon) 23:14:36
…ユーリーか。
[イライダの自宅を出た後、キリルの姿を探して歩き回っていた。
ユーリーの口から訃報を聞く>>149までもなく、そのことは知っていて。]
――さっき、見てきた。 俺、アイツを止めるけど。
邪魔するなら、今だぞ?
[そう語る声は、自分でも驚くほど低く…。抑揚のないものだった。]
(156) 2012/05/14(Mon) 23:18:19
ミハイルは、メモを貼った。
2012/05/14(Mon) 23:20:18
[キリル>>145の問いに、ふるふると頭を振った。
手の中にある、汚れのついたちいさな髪飾りに視線を落とし]
――お兄ちゃんが、……死んだ近くに、落ちていたんだって。
……ねえ、キリル……止められない、の……?
[何気なさを装う幼馴染に、ぽつぽつと答える。
立ち止まった位置は、それでもキリルを信じているからか、近い。
視線をあげて、じっと、キリルを見つめた**]
(157) 2012/05/14(Mon) 23:20:20
ロランは、メモを貼った。
2012/05/14(Mon) 23:20:28
カチューシャは、メモを貼った。
2012/05/14(Mon) 23:21:00
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る