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―時系列未定・エーリッヒの家―
[死神が動く気配は、まだない。
ゆっくりと、村の中の様子を歩いて見て廻った。
次は誰が死ぬのかと、不安げにしている住人の様子を見ていたり。
ふいに歩き出した先に、知った家があったのでそっと中を覗いてみた。
エーリッヒが、パンを食べているのが見えたので、す、と家の中にこっそり入った。
最後に渡した新作の、パン。
何時ものように言ってくれる感想を、最後まで聞いて。]
…ありがとう、エーリ。
[味覚がアレだった自分の変わりに、的確に味の指針を示してくれた。
もうその感想を生かすことは出来ないけれど。聞けてよかったと、思った。
ごめんと告げられた謝罪には、緩く首を振って。
死を悼む人に、嘆かないでと囁いた。]
―ユリアン宅―
[緩く首を振った]
影が、空に昇って行くのが視えた。
[視えることへの説明はせず、声は淡々としていた]
あの時は、誰のものか分からなかったが。
お前が辛そうだったと、エーリッヒが心配していたからな。
[そうも付け加える。
親友の独白を聞く間は無言で、先程視た残滓を思い返しながら]
…あ、ごめん。
[ふいに届いた囁きに、申し訳なさそうに呟いた。
肉をくれた人達と、いつものように味見係には渡しておいたのに。
きのこを作った本人に渡すのは忘れていた。]
─村の通り─
[家を出て、とてとてと道を歩く]
細工、仕上げて、じいちゃの家に届けて。
足がよくなるまで、かたつむりのとこには行けないかなあ……。
[それはそれで、ちょっと寂しい。
長が気遣っていたかたつむりは、自分にとっても大事なものの一つになっていたから]
……でも、行ったらまた怒られるし……。
にぃ。
[零れるのは、小さな呟き。
ぶつぶつと歩きながら進む様子は、ある意味では、目立つ。かもしれない]
─村の通り→白雪亭─
[送っていくというイレーネの言葉に、こくりと頷くと、一緒に家路へとつく。
そうして、白雪亭までやってくると、]
レーねぇ、ありがと。あとは大丈夫だから。
[そう言って、ばいばいしようとしてふと気付く。]
あれ、レーねぇ。足から血が……
[草木で切ったのか、数箇所に血が滲んでいた。]
応急処置くらいしか出来ないけど、それでよかったら中入る?
ううん、お礼にもならないけど、せめて治療させて?
[そう言って、こてしと首を傾げる。]
―回想―
うん、役に立つね。
良いことだよ。
[色々苦労した(主に周りが)ことも忘れて、笑顔であった。]
食事も忘れてたけどね。
うん、大事だ。
今は要らない…っていうと本当に死んだんだなぁって実感してくる。
――うん、みんな元気だといい。
でも無理に笑うのも、好きじゃないなぁ。
泣いて、その後で、笑ってくれるのが一番良い気がする。
[しかし色々と考えていたものは、なんだか危険な言葉を聞いた気がして、全部飛んでいってしまった。
まじまじとゲルダを見る。]
ごめん、ゲルダ。
何のパン?
なんか、すごく怪しい気がするんだけど……。
その、さすがに、遠慮したいっていうか……。
[今はもう渡される心配はないというのに、逃げ腰だ。
しかしユリアンがゼルギウスをなでている姿を想像して、思いっきり吹き出した。]
ゲルダ、それ有り得て…!
おかしい!
[けらけらけらけらと笑いまくってしまう。息も絶え絶えだ。
そこまで笑い捲ったことが知られれば、きっと酷い鉄拳が待っているに違いない。]
――あぁ、なるほど。
[長の名前に、ようやく納得したように頷いて。
それから、言葉をきいて、うん。と頷いた。
しかし、きのこの名前と聞くと首を傾げて。]
きのこがゲルダっていう名前になったの?
[心底不思議そうであった。
死神の話には、そうなんだ、と面白そうな顔になる。]
憑くっていうくらいだから、大変なんだと思ってた。でも、動くのがわかるのも、辛かった?
もう一人?
[誰だか思い当たる節はなくて、不思議そうな顔になったが。
嬉しいという言葉を思い出して、ゲルダの表情を見て、そっと問いかけた。]
好きだったの?
―自宅―
ゼルは見えるのか?
[たしか父親の時にも、そういうものがいたらしいことを聞いたかもしれない]
エーリがか、心配かけてしまったな。
普段どおりすぎた、かな。
[目配せに親友の頷きがあれば戸を開けて]
大丈夫か、ミハエル。
[前の時のように水の入ったコップを手渡した]
[戸を開ける前、聞こえたゼルの呟き。
戸を開けて、水の入ったコップを手にしにいく途中]
ん、ありがとう。
なんていうか、こういうのは初めてだ。
でも、問題は無い。
[そう答えてから]、
>>111ミハエルに水の入ったコップを手渡した]
─ →道具屋─
[結論として、やっぱり安静にするしかない、という所にたどり着いた頃には、目的地についていて]
レェねえ、いるー?
[道具屋の前で、いつものように声をかけていた。
いつもに比べると声が小さいのは、安静に、といわれたのに出てきた後ろめたさがあるかららしい]
―道具屋―
刈られるのは、怖くない。
けれど、離れるのは、やはり。
…寂しい。
[自分の心を整理するように呟いた]
[息を吐くと壷を手に外へ出る]
─村の通り→食堂「白雪亭」─
ん、それじゃ行こっか。
[そういって微笑むとベッティと二人、言葉少なに会話をしながら白雪亭へと向かい。
着くとベッティから、あとは大丈夫と言われ、一人にして大丈夫かな、と思ったものの、そう…?と首をかしげながらも帰ろうとして。]
それじゃ、ベッティ。
また…え?
あれ、いつのまに…
[呼び止められて、やっと自分の足の傷に気付き首を傾げた]
え、でも悪いし…ううん、それじゃ、うん。
お願いしてもいいかな。
[そういいかけて、少しでも側に誰かが居た方がいいかな、と思い直して彼女の申し出に甘えることにした。]
─ユリアンの家─
ああ、来客中──、か。
そうか。
…… うん。
[ドアが開いて、中を見て、ほんの少し瞳が翳るも
深く、息を吸って吐いてを繰り返し、
差し出されるコップを受け取るも、すぐには手をつけず]
… 新作きのこの名前、エーリ兄から聞いた。
[両手で受け取ったコップを持ったまま、
急かされているように、そう切り出して]
[それで──ユリアンにもゲルダの件を聞いたと伝わるか。]
あと。
[続けて、伝えるべきが増えたかと、
反応を確かめるようにゼルギウスの方も見て、]
…… ウェンも、刈り取られた。
[それを伝えに来たんだ。と、コップを握る手に力を込めた。]
―ユリアン宅―
ぼんやりとだがな。
[問いには短く肯定を。
開かれた扉の先には、息を切らしたミハエルの姿]
……そうか。
[あくまで問題ないという親友に返す言葉はそれだけ。
彼が水を持って行くのを、後ろから眺めていた]
―道具屋―
[扉を開こうとすると声がした]
ユーディ。
すまないね、イレーネはまた留守しているよ。
[開いた扉の向こうにいる少女に苦笑し謝った]
ああ、『美人髪』にした。
ありがとうな、ミハエル。
[そっとその頭をぽんぽんと2,3回撫でてから、親友に振り返り]
ああ、そういえばエーリの方に、あれから影は二回。
何か、意味があるのかもしれない。
[親友に告げる影、それが意味することは自分のことを知っている親友ならば、『死神』のことと理解することだろう。
ミハエルはどうだっただろうか]
─道具屋─
あれ、レテにい。
にぃ……そうなんだ。
[留守にしている、という言葉に、僅かに眉を寄せる]
んー……じゃあ、やっぱり、明日の方がいいのか、なぁ。
あんまり出歩くと、また、怒られるから、と思ったんだけど。
─白雪亭─
うん、それじゃ中に入って。
[そう言ってドアを開けると、イレーネを中へ招き入れる。]
救急箱取ってくるから、適当な椅子に座って待っててね。
[そう言い残すと、食堂の奥へと救急箱を取りに行く。]
―回想―
ほどほどになら、ね。
[苦労した人達も見てきたので、笑顔には苦笑で返して。]
そうだね…なにも必要がないって、変な感じ。
食べ物とか、見てて美味しそうだな、って思うけど、食べたいとは思わない。
[これから空腹を覚える事ももうないのだろうと思うと、職業柄少し複雑だった。
ウェンデルの語る言葉には、そうだねと同意しながら。
急に逃げ腰になるのに、きょとんと瞬いた。]
え、大丈夫だよ?ヒカリゴケ。普通に食べれるよ?
[ただし自分は、だが。
被害にあったエーリッヒとミハエルがここに居たらどんな顔をするだろうか。]
[さほど面白いことを言ったつもりではなかったのだが。
ウェンデルが盛大に噴出す様子に、いい歳した大の男二人が向かい合ってなんかしてる様子を自分でもリアルに想像してしまった。]
……ぷ。
[こちらも噴出し、手の甲で唇を押さえて、あまり笑いすぎないように堪えていた。]
─自宅─
[大きく息を吐くと共に右手を顔から外し。香草茶を淹れて、残るパンを黙々と食べ切る]
……ん、美味しかった。
ゲルダ、ありがとう。
[パンをくれたゲルダに感謝を口にし。しばらくはぼんやりと香草茶を口にする]
───何かが起きるのが分かってても何も出来ない。
後悔しないように、と思っても結局後悔はついて回る。
やりかけのこと、望むものが多すぎるのかな。
[欲張りだ、と。自嘲的な笑いが零れた]
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