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…うん、違わない。
[とてもとても情けない顔をしていたので、屈んだまま膝に肘を置き、顔を深く俯けた。
背中の斑な羽根は、薄金の燐光をふる、と飛ばす。]
でも、壊しちまいたかったん、だ。
[ 伸ばされた手に瞬き、首を傾げる。]
アヤメ殿のことは聞いています。
手を出さぬほうがいい、とは。
嗚呼、けれど彼のことをご存知だとは……。
最初から知っている、とは。
[ 伸ばされた手をただ見つめ返す。]
それは……どういう意味でしょうか?
[ 冷静を装うも、何処か動揺を隠しきれない。]
[抵抗もない。
その髪に触れる。すくう。]
わからないふりは、しなくてもいいぞ。
俺には何も言うつもりはない、 いままでのように
隠すのは、疲れないか――?
うん。違わないよね〜
そうじゃないと。こんなことにはならないものね〜
[と、ラスから手を離し、落ちていた羽根を拾う。
その羽根からは黒さがほとんど抜けていて。それをびりびりと千切りながら]
でもまだ壊してない。よかったかな?悪かったかな?
あははははは
よかった、のかどうかはわからないけど。
少なくとも、俺はここから出たならもっと酷い状況になるよなぁ。
なら、壊せたら良かったのに、と。
今は思うけどね。
それも、「虚」のせい、なのかねぇ。
[目の前にいる少年が、少年に見えなくて。
ぺたりと尻をついて座り、あぐらを掻いた。
少し呆とした目で、ビリビリと破られる自分の羽根を見る。]
[ 触れられた部分を視線だけで追う。]
――――――…。
何も言うつもりはない…ですか…。
[ 信じていないわけではないが。]
女には秘め事の1つや2つあるものですよ。
まぁ、疲れはしますが。
ケイジ様。
全てをご存知のうえで私と話をされていると?
[ 笑みを浮かべた表情は先程までのものと変わる。
何処か奇妙で、何処か歪んだ、そんなもの。]
世界のことわりとやらを、
[その表情を見ても、狐の調子はかわらずに。]
壊す、のだろう?
目的は。
――そう、すべて、知っているし、知っていたさ。
うん。大変だよ〜大変〜。とっても、とっても…あはは
[笑みを浮かべる。千切った羽根を宙に放り捨て、それを受けるように、片足を軸にくるくる回りながら陽気に言う]
「虚」のせいなのかな?そうなのかな〜。わかんな〜い。わかんな〜い。
でもねでもね。大事がいっぱいだから重くて。重ければ重いほど大事なんだよ。
どっちと感じるのがあなたは楽しいかな〜?楽しいのかな〜
[ 何処まで知っているだろうか。]
嗚呼、よくご存知で。
[ 隠す必要がないと感じたのか。
背中の羽根を大きく広げる。]
……私を脅しているのでしょうか?
知ったうえで、黙っているとは。
もしくは…またお戯れですか?
[ 気持ち悪い笑顔のまま訊ねる。]
重くて大事、ね…その言葉が今の俺には重いよ。
[苦笑して、右手で自分の髪をばさばさと掻きまわしながら、くるくる回るネロをじっと見る。
少し焦点の合わない目で、小さく呟く。]
楽しい?
楽しかねぇよ。
楽しかねぇから壊したいって、思ったんだよ。
脅し?
[くすりと、わらった。
背中の翼――色を見て。]
そんなことはしないさ、ロザリィ。
ただ、そうだな。戯れ――というよりも。
どちらが愉しいかとおもっただけだ
あは、重く感じるほうが楽しいんだね〜。
[と、動く体を止め]
じゃあそうしたらいいよ〜。
背負ってる荷ぐらい壊すのは簡単でしょ?
それもきっと、楽しいよ〜
[ネロの言葉を聞いて俯いたまま、じ、と開いた両手を見た。
それから顔をあげてネロを見て、眉を下げて口元を笑ませ、ふる、と頭を振って]
楽しいかどうか、わからんが…ここにいる以上、無理だからな。
少なくとも、まだこの島に堕天尸は居て、そいつも全て壊そうとしているから。
そうなるのを願っているのか、俺も俺の事が良くわからないけど。
…でももしあいつも封印されちまって、「虚」が無くなるなら。
俺、もうここから出たくないなぁ。
[最後の呟きは、小さく、小さく。]
出れれば、ね…。
[ネロのその言葉は、とても「虚」に似ていて。
少し、首を傾けた]
…お前は、「虚」に影響されているのか?
[ 納得したように1つ頷く。]
成程。
ごもっともな理由ですね。
[ 頷いた後、くすくすと嗤う。]
では、ケイジ様。
このことは内密に願いますね。
お約束頂けないなら。
その時は貴方様であろうと――――――。
[ その先の言葉は押し殺した。]
言っただろう?
何も言うつもりは、ない。
[くすり、わらって]
こわいことだ。
その時は、訪れないだろうが。
あァ、そうだ。
邪魔なら、手伝おう。――必要か?
楽しいよ。きっと…きっと〜
悲しいこと。悔しいこと。嬉しいこと。
作ること。壊すこと。
色んな事象を生むことができるのは。とてもとても、楽しいことだよ〜
[常と変わらぬ。陽気さで笑いながら]
「虚」に影響されてるのかな?わかんない。わかんな〜い
ただ。楽しいだけだよ〜。
[そしてぴたりと止まって。
少し考えるようにしてからまた笑い出し]
―――ああ…なんだったら、僕が変わりにあなたの荷を壊してもいいけどね。
それだってきっと楽しいもの
[ 言うつもりはない。
綺麗な笑顔を浮かべて謝礼を。]
ありがとうございます。
そのお言葉に偽りがないことを信じておりますわ。
[ けれど、後に続いた言葉に思わずきょとんとしてしまう。]
お手伝い……ですか??
嗚呼、アヤメ殿は邪魔ですが…。
[ 手伝いという響きに不思議そうに話す。]
[ネロの言葉には、あぐらをかいたままさっと手を伸ばし、その手首を取ろうとする。
呆とした目が、きりと鋭くなって]
…やめろよ?
[低く、言った。]
守護天将の血とはねェ。
[わらう]
そう、手伝いだ。
気をそらすなりなんなり、してやろうか?
そうすればお前もやりやすいかと思ってね。
守護天将の血……ですか…。
[ 面倒くさそうに溜め息をつく。]
…と言っても何をお願いすればいいか。
嗚呼、エリカ殿も邪魔ですね、そういえば。
彼女を消すことができたら、とは思っているのですが。
アヤメ殿の術を彼女から外せないかとは思っています。
[ 元より1人でもやるつもりだったが。]
あは、なんでかな〜
重いんじゃなかったの?壊したいんじゃなかったの?
[手を払うこともなく。楽しそうに広がる翼を見ながら]
でも…おかしくはないね。
[己の手首を掴む手を、反対の側の手で撫でて]
それだけ…大事なんでしょ
[手を撫でられば掴む手の力は緩む。]
…そう、なんだろう…な。
[眉を下げて目を細めると、手をぼたりと落し、*黙ってしまった*]
噂話になっていなかったか?
[ゆるりと首を傾け]
なるほど。
アヤメ嬢はひどく、くるしむだろうなァ
[それは愉快げに]
そういえば……
お前たちを見つけられる者もいるのだったか。
あまりいい顔での会話ではなかったが。
うん。そうだよ〜。
だって、「正」がないと「負」は生まれないものね〜。
裏返し〜裏返し〜。あはははは〜
[手を放し、黙ってしまったラスを見ながら、思いついたように]
あ、そだそだ。ネロは片方に偏ってないから「虚」の影響なんて受けてないよ〜。
きっと。多分ね。
ところで「虚」ってなんだろう〜?あはははは
[とやっぱり*陽気に笑った*]
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