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悪くないよ。
――…何処にも行けないのなら、
何処が終わりなんだろうね。
[逸らされぬ紅蛇の視線を真っ直ぐに受ける]
嗚呼、 分かっているのかな。
[背に開いた大きな傷]
[振り返ろうとする動きのままに、]
[男は、蹌踉き、倒れた。]
[溢れた血が男の身体の下の床に血溜まりを作った。]
本当。
獣なんかに、頼らなくても。
最初っから、こうしておけばよかったんだわ。
[壁から灯を毟り取って、
その2つを、地面に叩き付けました。]
終わり……か。
さて、それはわからんな。
[何処が終わり。
それは知る由もない事。
そして、今はさしたる興味もない事で]
[紅蛇は何も語らない。
闇色の眼に、想いを図る色彩はなく。
ただ、しゅるり、と音を立てて、腕の周りを一巡りした]
[壁際、顔にかかった紅を服の袖で拭いながら、ギルバートの振るう刃を滅紫が追う]
[ナサニエルの反撃は形を成さず、ギルバートの刃は彼の背中を切り裂いた]
[倒れ行く青の青年。滅紫の両目に、夢幻の赤い華が咲き始めていた]
[背後で炎が倒されるのに気付かず、男は階段を上る]
[そして、倒れたナサニエルを見た]
――ラッセルは、お前に生きていてほしいと願っただろうにな
[それだけを呟き、上ってきた階段を見る]
[乾いた絨毯に、朱が広がってゆく――]
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