人狼物語 ─幻夢─


47 【いばらの王 blue-side】

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政治家 ヘルムート

[ヘルムートの脇をすり抜けて、ベアトリーチェの手が伸ばされる。彼に糸は見えない。だが、それがノーラに向けられていると言う事は理解出来た。
 頬を張る音。
 ノーラの表情は黒髪に隠れて見えない。
 悪い脚で立ちながら肩で息をするノーラの背。愛情深い若い母親と娘の絆のように、ノーラが振り返らずとも、二人の手は繋がる。

 核心を質問をするベアトリーチェに、心臓が跳ねた。]


危ない、ベアトリーチェ。


[目の見えない少女がハインリヒに首を絞められていたのは、こう言った行動をしたからではないかと思う。ダーヴィッドの答えを切望しながら、ノーラとベアトリーチェの更に前へ、カツンと靴音を響かせて滑り込んだ。]

(69) 2009/10/08(Thu) 11:00:16

消防士 ダーヴィッド


[そう、これも想定内だ。]


        [知っている。命の尊さは]


[だから]


             [嘘はつけない]


       [それも本当の感情なのだから。] 

(70) 2009/10/08(Thu) 11:01:25

消防士 ダーヴィッド

議員、大丈夫です。


         僕はベアトリーチェは襲わない。
         僕が生きてる間は襲わせない。



  ノーラと約束したから。

(71) 2009/10/08(Thu) 11:02:26

盲目 ベアトリーチェ

[手の先に触れる温かさ。
ダーヴィッドの答えに、動こうとした口元が止まる。

前に、へルムートが立ったのがわかった]

(72) 2009/10/08(Thu) 11:05:28

星詠み ノーラ



[少女の死は、自身の死へと繋がる。
それを赤髪の男は知っている。]

[約束。]
[では、彼が死んだら――]

…ッ、命の天秤なんて…

[黒髪が揺れて、頬から伝う熱いものは止まらないまま]

限られた命を消すのは
誰かの手によるもので
…あっていいはず、ないわ。

―――!

[靴音が響いて、視界に長い金の髪が飛び込んだ。>>69]

(73) 2009/10/08(Thu) 11:10:37

政治家 ヘルムート、消防士 ダーヴィッドをじっと見つめた。

2009/10/08(Thu) 11:12:25

消防士 ダーヴィッド

>>73

   ノーラ



       それは、理想だ。



[そして、ヘルムートを向き]



    そうですよね。議員。

       僕は貴方を支持します。


             [犠牲を厭わないと、彼は言った。]

(74) 2009/10/08(Thu) 11:14:40

盲目 ベアトリーチェ

 理想、だけど。
 理想を求めるのが、悪いとは思わない。

 理想だから、求めるんだもの。

 でも――。

(75) 2009/10/08(Thu) 11:20:53

政治家 ヘルムート

ダーヴィッド。
お前は愚か者だ──。

[頬にある女の爪痕が紅く染まり、血がにじんでいるだけで、ダーヴィッドの顔が何処か違って見える。]

だが、私はもっと愚かだ。
気付けなかった事で、
過ちを幾つも犯した。

[矛盾する二つの答えを返す、ダーヴィッドと目が合う。ダーヴィッドが衝動的にピューリトゥーイとして動くなら、すぐ後ろに庇った少女を扉の方へ突き飛ばそうと。]

(76) 2009/10/08(Thu) 11:21:18

星詠み ノーラ

[>>74願いすらこの箱の中では届かない気がして星空を遠くに感じる。唇を緩く噛んで、流れる涙を――いつの間にか自然と流れるようになっていた、涙を堪えようとする。]

――…

[右の足首は感覚を完全に失っていたと気付く事もないまま]

(77) 2009/10/08(Thu) 11:22:46

消防士 ダーヴィッド

そうだね。

[ベアトリーチェには頷いて…]

   君のいうとおりだ。

[そして、ヘルムートの視線には、視線を返し……


                数秒後に、目を伏せた。]

(78) 2009/10/08(Thu) 11:26:32

政治家 ヘルムート

[言葉を重ねる事でダーヴィッドを刺激しないだろうか?
 それでも、少女の言葉は止まらない。緊張感にジリジリと後ろに下がる。

 ──唐突に気付いた。]


生きている間は襲わせない

と言う事は、

もう一体のピューリトゥーイが分かるのか?

(79) 2009/10/08(Thu) 11:26:52

消防士 ダーヴィッド

>>76
[身構えるような仕草をやめないヘルムートには、首を振って……]


  もう僕は、動けないです。
        だから、心配しなくていい。

>>79
[もう一人の……の問いには頷くけれと、口は開かない。]

(80) 2009/10/08(Thu) 11:31:32

令嬢 ブリジット

―3F  ハインリヒの石像近く―

……――しにたくなんて
なかったはずよ  きっと

[ひとり、ちいさく 呟く。
その問いを発した少女には 聞こえない。>>52]

… いきて いて   ほしかった の 
アルドルフ

[自分が――殺したのに?
唇を噛むと、首輪を持つ手に
爪を立てて きつくきつく握り締めた。]

……

   ――痛くない

[ぽつり]

(81) 2009/10/08(Thu) 11:34:52

盲目 ベアトリーチェ

 それを初めからあきらめるのは、成長を止めるのと同じ。前に進まない。

 それじゃ、何のために、生きてるのか、わからない。
 エーリッヒさんは、私は、みんなは、あなたのために、生きてるのじゃないもの。

(82) 2009/10/08(Thu) 11:34:57

令嬢 ブリジット

―3F  ハインリヒの石像近く―
[不意に]

――ッ…!!!

[花びらに覆われた地面に
振り上げた片手を思い切り叩きつけた。

痛くない。
痛くない。
痛くない。

―― こんなに いたいのに

石の欠片が刺さっても、
血が滲んで花びらに散っても
暫くは そのまま]

(83) 2009/10/08(Thu) 11:40:37

消防士 ダーヴィッド

>>82

[少女の言葉に、ふと、考えをめぐらせる。
   そして、自分は、わからなくなったのかもしれない。



それは、薬を投与されたからでも、メデューサにかかったからでもなくて、



もっとずうっと前に、


               わからなくなった。]

…………。

[少女の言葉には何も返せなくて、ただ、黙っている。
       聞いてないようにも感じたかもしれない。]

(84) 2009/10/08(Thu) 11:44:23

星詠み ノーラ

[生きるために前に進もうとしている星の煌きが眩しい。
少女と繋がる糸を、手を、少しだけ強く握り]

私は、ベアトリーチェを守るの。
彼の分も…生きて、…守り続けたいの。

[もう1人のピューリトゥーイ、まだ解らない。
けれど確実に存在する。
そうでなければ、ゲルダは石になっているはずがない。]



[動けないと言うダーヴィッドをヘルムート越しに見て]

危険…な、存在には変わりないわ。

(85) 2009/10/08(Thu) 11:46:11

消防士 ダーヴィッド

とにかく



      もう、僕は、何もしないし、
           [むしろできない]


 ヘリにも乗れない。

[そして、胸に手を当てて……]

           少し、痛いから……。

      [放っておいてほしい。
        その言葉はでずに、ただ、やっぱり額に汗が浮かんで……]

(86) 2009/10/08(Thu) 11:50:37

【墓】 娼妓 カルメン

[灯りの先を見る]

 ……

[物言わずただ、蒼は瞬いて]

(+54) 2009/10/08(Thu) 11:52:58

政治家 ヘルムート

[沈黙するダーヴィッドを見詰めて続けるヘルムートも言いようの無い虚無感に襲われる。見開いたままのサファイアブルーの瞳が揺らいだ。半数は女性が乗るヘリに、8人中ピューリトゥーイ2体は乗せて行けない。そして、ダーヴィッドも、その事を理解している。まだ世界を知らない子どもの言葉は真っすぐで、大人には残酷だ、と思う。]

ベアトリーチェ。
彼は、異常な薬物を投与されている、んだよ。

[首を横に振って、深い息を吐こうとする。ダーヴィッドの額に浮かぶ汗を見ると、無意識に手がのびた。指先で拭う水滴は、自らと同じ人間の体液の匂い──。]

……ノーラ、ベアトリーチェ。
出来るなら、私を此処に置いて。
ゼルギウスファイルをPCから探してくれないか。
こうしてる間にも石化病は進行して行く。
もし、ヘリがすぐ動くようなら、先に乗ってくれて良い。

──そして、ダーヴィッド。
私はおまえと二人で話がしたい。

(87) 2009/10/08(Thu) 11:55:39

消防士 ダーヴィッド

>>85

[危険な存在…には苦笑い]




そう、だから、
           殺せばいいよ、ノーラ

[思っていた結末、そうとわかれば、
       みんなは僕を殺す。

                 間違っていない。]

(88) 2009/10/08(Thu) 11:56:03

消防士 ダーヴィッド、政治家 ヘルムートの指先が額に触れて、そちらを見た。

2009/10/08(Thu) 11:58:28

令嬢 ブリジット

―3F ハインリヒ石像付近―
[は、と乱れた息を吐く。

――痛くない。

うな垂れたまま、自分を抱くように腕を掴み
ハインリヒの石像に寄りかかる。

つめたい。
繋いだ手のぬくもりも
抱き締められた時のあたたかさも
其処には無かったけれど


うごけない。
からだの重さ。
裡のいたさ。
まだ、その場から――動けないでいる]

(89) 2009/10/08(Thu) 11:59:38

【墓】 娼妓 カルメン


 そう。

[声を聴き、小さく哂う]

 だから、殺せば良い。

[酷く愉しそうに]

(+55) 2009/10/08(Thu) 12:01:30

【墓】 医大生 エーリッヒ

[緑の眸は、再び生の世界の成り行きを映す。]

 貴女は本当に無茶をする……。

[見詰める先の人の一挙手一投足に、
何度息を呑み、吐いたか。]

 ―――…っ。

[やがて明らかになる、自身を殺した人。死の理由。
大きく眸を見開いて、唇をかみ締める。
冷える緑、握り締めて震える拳。
湧き上がる複雑な感情を耐えた。

――そんな心を包むかのような、Ave Mariaが聴こえた。
その音色は、ピアノでなくとも、歌い手の優しさを乗せて。]

(+56) 2009/10/08(Thu) 12:01:51

【墓】 医大生 エーリッヒ


 大丈夫だよ。

[一度瞼を伏せて、凍った緑を溶かし、
その後で瑠璃の眸を持つ少女に、言の葉を向ける。
その時瑠璃は伏せられていたけれど。
息を吐く――胸が軋む。石化してるわけでないのに。]

 そういえば、ダーヴィッドさんの傷、治療できてなかったな。

[星詠の人に、叩かれたダーヴィッドの頬を見詰め、
微かに苦笑を浮かべて呟く。

憎しみが無いわけではない。
でも――その感情だけで狂うわけでもない。
クスリで、理性を歪められたわけでないから。

何よりも――…祈りの言葉を胸に抱く。]

(+57) 2009/10/08(Thu) 12:02:23

【墓】 医大生 エーリッヒ

[カルメンの心の裡は知らないけれど、
彼女と同じような想いが、自分の裡に欠片もないとは言えない。

けれど、生きて欲しいと思うから。
流れ行く時の中で変化し続けることが、生きるということなら、
美しく成長するだろう、盲目の少女の先を見たいと思う。
その姿を見詰める、星詠の女性の姿も。

例え、彼女がこの先、誰かを愛したとしても……。
それは、少し淋しいとは思うけれど……。

彼女が精一杯生きたその後に、
その一つ一つ歳を刻んだ、皺のある指先に、
労いの接吻けを落とすことを許してくれるなら、
きっと、微笑むことが出来るから。]

(+58) 2009/10/08(Thu) 12:02:54

【墓】 娼妓 カルメン


[女が光の先に見て居たのは
 ずうっと一人ばかりだった]


[けれど哂ったその直後
 哂いとは程遠い蒼がノーラを見た]

(+59) 2009/10/08(Thu) 12:03:12

星詠み ノーラ

……ッ

[殺せばいいよ。掛けられる言葉、新緑が揺れる。
首枷を千切れば彼にも等しく死が訪れる。

>>87 けれど彼が先に行けと言うのなら静かに視線を向け]

…ヘルムート、…誇り高き星の主。
貴方は私みたいに迷わないでしょう。


…此処を、頼みます。

[頭を下げれば黒髪がぱさりと音を立てて肩から落ちた。
ベアトリーチェの手を引いて来るようなら部屋を後にする。]

(90) 2009/10/08(Thu) 12:03:51

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生存者 (6)

ライヒアルト
269回 残4522pt
ブリジット
249回 残5156pt
ナターリエ
249回 残6510pt
ベアトリーチェ
194回 残7495pt
ヘルムート
112回 残8896pt
ノーラ
306回 残4426pt

犠牲者 (5)

ギュンター(2d)
10回 残13260pt
イレーネ(3d)
113回 残9099pt
エーリッヒ(4d)
138回 残7972pt
ユリアン(5d)
121回 残9958pt
ゲルダ(6d)
117回 残10859pt

処刑者 (6)

リディ(3d)
27回 残12803pt
カルメン(4d)
113回 残9883pt
オトフリート(5d)
47回 残11323pt
ハインリヒ(6d)
194回 残6185pt
ダーヴィッド(7d)
251回 残6165pt
アーベル(8d)
105回 残10358pt

突然死者 (0)

発言種別

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