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[道は行けども行けども、田舎道。
村の規模と比例するかのごとく、中々人は見当たらず。
ようやく見つけた3人分の人影に安堵して、車のまま近付き停車。
1人は駆け出してしまったから、残りの2人に窓を開け、声をかける]
すまない。君達は、ここの村の人かな?
ちょっと今、泊まれる場所を探してるんだけど、心当たりないかい?
[窓枠に手をかけ、身を乗り出す]
できれば、古い家に泊まれるのが良いんだが。
[女主人から二週間程度の休暇を与えられ。
大型のバイクに跨り、村を目指す。
そこが先ほどの声の主の居る場所な事も。
これから其処で何が起こるかも、未だ知らぬままだったが。
ただひとつだけ。
心の片隅に、踊るような苦しいような、そんな漠然とした曖昧な感情が芽吹いたのが自分でもわかった。
それは主人から与えられた予期せぬ休暇のせいだろうか。
それとも他の何かだろうか。
今の小百合には、理解できない。]
[上をむーいて、あーるこーーう。
って歌があるとおり、上を向いてれば道に迷うことなんてないに違いない!なんてわけはないけど。
どっちかなー、ってきょろきょろするけど、道はよーくわかんない。ま、いっか。
話しかけてくれようとしてたなんて、後で知ったらすっごいショックだったりして。]
……んー、こっち?あ、こーゆー時こそ手紙手紙
[バッグの中の手紙を出した。おかーさんはここに地図を入れてたはず。見つけて開くと、点と棒があった。多分道と家。
たぶん。]
…………。
リクエスト取っといて、手ぶらで来るかっての。
[素に戻った様子に、くすり、と笑み]
ああ、あの子は、南部涼クン。
俺の勤め先の塾の生徒だ。
なんでも、お袋さんに言われて、祭を見に来て……誰かの、孫みたいだな。
[涼の事は、簡潔に説明する]
そいや、今年の祭は、綾野が仕切るんだって?
…はい?
[車から見知らぬ人に声を掛けられれば、緊張した様子で兄の方へと寄る。半ば隠れるような動き]
ええと、旅籠でしたらこの先に。
古い家かどうかは…。
[自分の家や綾野の所の方が古いと思った。素直に]
りっチャンかっけェ。
・・・・コダマにゃ負けたけど。
[一言余計である。
当のコダマはすまし顔で毛づくろい中。]
あァ、そだ。
荷物置いてこねェと。
[不意に思い出したように立ち上がって、足許の荷を担いで店の奥へと*引っ込んだ。*]
……って、はい?
[不意にかけられた、声。
振り返れば、見慣れぬ車。
荷物を積み上げたバイクと車と、並ぶ様子は田舎の風景にはややアンバランスか]
泊まるだけなら、旅籠が一件あるが。
あんたも、祭見物かい?
じゃあ、畑仕事手伝って、って頼めば、引き受けてくれるのかな?
[手を伸ばせば掴む、と言う利吉に少し冗談を込めて笑いながら訊ねかける。
孝博に視線を移すと]
そんな歳って、綾野は私より一つ下だもの。
十分責任持てる歳だよ?
んー…空気も良くないなら、観光でもちょっと難しい、かな。
一人では、まず、無理。
倒れる可能性、高いし…。
[長く付き合っている自分の身体。環境が変わるだけで変調をきたしかねない身体では、仕事はおろかちょっとした旅行でも不安は残る。
励ますように言ってくれた孝博には弱々しげな微笑を向けた]
―――― わっかるかぁぁぁぁ!
[しまった思わず大声で叫んじゃった。高い声って響くんだよなぁ。
目の前の建物はなんだろう。ええと。旅…?]
生徒さん、だったんだ。
それじゃ私より更に歳下?
[ロ…とか思ったのは内緒。最初の印象に引き摺られ過ぎです]
ああ、お祭りのお客様。
ってどこの家の子だろう、今まで見たことないわ?
[軽く小首を傾げてみせ]
うん、綾姉が宮司様になるのよ。
この間衣装を確かめてるの見せてもらったけれど、綺麗だった。
旅籠という、響きもまた古風で良いな。
ありがとう、お二方。今、あの女の子が向かった方か。
[ひらり、手を振る]
…祭?いや、俺は違うが…。
あんたも、って事は…君もそうなのか?
[荷物の積まれたバイクを指差す]
うーん、一応、お母さん達だけでも賄えはしてるから、そこまで困ってない、かな。
ひ弱って言っても、私よりは、役立つと思うよ?
[利吉へ言葉を返しながら、少し自嘲気味の笑みを浮かべた。相手の体躯に関しての眼力は無いが、自分と比べれば他の人の方が役立つのは道理で。ほんの少し悔しさが込み上げて、軽く唇を噛んだ]
ああ。
ま、そうでなくても、山道に年頃の女の子一人で放り出すわけにゃいかんし。
[妹が何を考えているかなどはついぞ気づかず、頷いて]
俺も、あの子の親がここと関わりがあるとか、初めて聞いたしなあ。
[むしろ、そこまで入れ込まない、というべきか。
綺麗だった、という言葉には、気のない様子でそっか、と呟く]
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