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あぁ、知っている。
[御互い様ということも、と付け加え。
漂う良い薫りに僅か眼を細めた]
む、う…。
私は、掃除が、だが…。
[手に持った、盥と布。
普段飲むことの無い嗜好品の芳しさ。
心の天秤にかけ、勝ったのは紅茶だったらしい]
頂こう。
[盥と布をその場に置いた]
[ タチアナ>>118に頷きを返しながら、沸騰した薬缶に気付くと、タチアナが手を伸ばそうとする前に布巾を差し出そうとした。
アリョールとは、村の墓守と村役場務めという立場上、ある程度の顔見知りだった。
先代と正反対で潔癖性な面を往々にして見ている。
その性格は結果的に墓地を綺麗に保つ事に繋がっていたろうか。
アリョールから向けられる感情は薄かったが、ヴィクトールからは何時も柔和な微笑みを向けていた。
二人の会話を邪魔するつもりはなく、]
無粋だなんてとんでもない。
タチアナが言うように、
お茶をどうだい。
[同じく、アリョール>>127>>131を誘う。]
[のそのそと、灯りを避けて歩く姿は、
ベルナルトに(知らず)描かれていた姿とも、
湖畔に赴く歩調とは似ても似つかない。
夜の静寂は男の気分を涼やかにする。
北の山から下りる冷たさを含んだ風が、
豊かな藍色の空にサァサァと葉擦れの囁きを呼ぶ。
しっとりとした草地を行く足はあんなに軽いのに。
まるで自分が夜に溶け込んだひとつであるようなのに]
…寝たい。
[どこか薄暗い隅っこで寝たい]
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