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いや、全部信じたんじゃないですよ。ええ…一応。
[ミハエルが来てほっとしたところで氷点下の眼差しを受けて再度かたまりつつ]
ただ火のないところに煙はたちませんし、なにかしら噂が立つ元凶があったんじゃないかなーとも思いまして
[曖昧に濁す。ようは暇なのもあるが、いまいちわかってないから見にきたとも言う。]
えええええー、
まぼろしだよぉ
[とか呟いたときに、ぴたぴたされて、固まった。
なんか感覚あるとか、そんな感じでぴたりと固まった。]
……は?
……へ?
………… え し さ ま ?
[祖母の眠りの深さを確かめると、奥の部屋の壁際へ]
[台上のランプのシェードを外せば、
淡い明かりに浮かび上がる、壁の二枚の絵]
ただいま。
おかあさん、おとうさん。
[これらは数年前にみせてもらった、
絵師の絵を真似て描いたもので、もちろん拙い出来であるが]
[みているとまるで、
父母の魂と向き合っている心持になれて]
[絵の中の母は微笑んでいる]
[瞬きした少女の睫毛に透明な雫が宿っていた]
― 図書館前 ―
[ちらとミハエルを見ると、声の温度は変えないまま]
絵師殿はちゃんと休んでるか?
[答えを聞く前に、アーベルの言葉に視線を戻す]
元凶は、リディの妄想だ。忘れろ。
[忘れないと、何か起こりそうに聞こえたかもしれない]
え、…あの。
[向けられるヘルプの視線は感じるものの、どう口を挟んでいいのやら。
双方を見つつ何やら執り成そうとはするが、言葉が出てこない。
結果、ただおろおろしているだけだった]
[今度は固まった様子に、きょとり、と瞬き一つ。
自分に対する周囲の評価には基本的に無頓着な質故に、少女の驚愕の意味などはわからずに]
うん、絵師ですが。
大丈夫かーい?
[見開かれた瞳を緑の瞳で見返しつつ、も一度問いを投げかけて]
[今のオトフリートを眼前にすれば選択肢は一択しかなく]
ハイ。ワカリマシタ
[ぶんぶん顔を縦に振って頷くまですれば、緊張がやっと解けて]
ぁ、そういやミハエルの兄さん。さっきオトフリート先生がミハエル呼んでたけど、何かあったんだっけ?
[ミハエルが助けようとしてくれるのはわかったため、それに感謝しつつ話題を変えようと試みる]
は、はい。
釘は刺しました、けど。
[自分に声が掛かれば、気を取り直して答える。
実際ちゃんと休んでいる、と言い切れないのはこれまでの素行故]
…妄想、ですか。
[その言葉を聞いて呟き、後ろを振り返った。
ミリィも子供もとうに姿は見えないが]
[少女の心の中でどれほど言葉がまわったかは定かではない。
はっとして、慌てて自分の顔をぺたぺたと触る。
せめて顔の跡だけはないようにと願うが、あんなぶつかり方をしたのだ。無理がある。]
だ、だ、だいじょうぶです
[自分の状況を察知して、少女はしゅーんと沈んだのだった。
髪とかもきっとぼさぼさだ。]
[ふふふふ、と笑い、
口の中で小さく歌を紡ぎだしながら数歩、
後ろへと下がる。]
おばけでも、ないの。
[小さく言って首を傾け
ふたりから体を離した。]
……大丈夫ならいいんだけどなぁ。
[我に返ったと思ったら沈んだ様子に、本当に大丈夫なのか、と思いつつ]
にしても、そんなに慌てて何処に行こうとしてたの。
……そんなの抱えて。
[問いと共に視線を向けたのは、少女が抱えていた糸と布]
― 図書館前 ―
[ぶんぶんと頷くアーベルと、自信なさげな答えを返すミハエルの両方に軽くため息]
まったく、どいつもこいつも…
大体、俺はともかく、薬師殿が聞いたら悶絶するぞ。
[薬師がそのテの話に免疫ゼロなのは、長い付き合いで、なんとなく察していた]
そんな噂を鵜呑みにして、苦い薬を口に突っ込まれても知らんからな。
[後ろに下がるエルザの様子に、視線を糸と布からそちらへずらし]
……と、そういや、そっちは平気?
どっかぶつけてたりしたら、ちゃんと診てもらわないと、ダメだよぉ?
[例によって突っ込み満載な事を言いつつ。
おばけでもない、との言葉にはうんうん、と頷いた]
はっ、
こ、これはですね。
ユリアンの気球の材料になればと思いまして!
[どっかのえらいひとみたいな口調になった]
え、えええと。
ほんのちょっとの手助け、です。
[目は普通より細かいし、使えるかもと思ったのだった。]
え、絵師様、だいじょうぶでしたか?
手をいためたりしていませんか!?
[ようやくそのことに気付いたら、焦った声になった。]
― 診療所 ――
全く、全く全く全く全く……
色恋沙汰に現を抜かすなど馬鹿げているぞ……
[ぶつぶつと呟きながら、円を描いてうろつく。
左手に鉢を持ち、右手で実を叩いているのは
調合のためというより気を落ち着けるためらしい。
ブリジットはそんな薬師を見て、不思議そうにしていたが、
患者が来れば落ち着くだろうと気に留めていないようだった。
そして、その想像に間違いはない。仮にも医療に携わるものだ。
――もっとも、その人間が噂話の事を口にすれば、
脅しをかけることすら出来ず、慌てふためくの*だろうが*]
―自宅―
… … …。
おばあちゃんの腰のお薬、そろそろきれちゃのだ…
もらいに行かなきゃ、ね…。
[祖母の寝顔を眺めていた。
先ほどは逃げてきてしまったけど、薬師の下へ赴かねばならない。
足腰の弱った祖母に遠出はさせらない、だから己が]
薬師さま、
そろそろ図書館を出たかころ、かな…。
[ちらっと司書の顔も脳裏に浮かべつつ、家を出た]
そだったのか。そりゃまた…ミハエルの兄さんだから疲労で動きが鈍ってたんかなぁ
[ミハエルの言葉に。絵師のことは姿は見たことあるとはいえ、知ってるのはあまり多くないためそんな想像しつつ]
え。ミリィ先生。そういう話苦手だったんすか。
[少し意外そうに聞きながらも、とはいえ噂はすぐ治まるものなのかどうかとか。少し思ったが自分ごとではないから、まあいいか。で済ます]
…先程、勢いよく走って行かれましたが。
ミルドレッドさん。
どうも、同じ話を子供から聞いたみたいで。
[悶絶という言葉に、当事者のいない道をもう一度振り返ってみた]
どうせなら兄さんの口に突っ込んで頂きたいですね。是非とも。
[さり気にこんなことも言った]
― 図書館前 ―
アレは馬鹿だからな。
[アレ=絵師と即座に気づけるものは何人いるか]
・・・苦手以前に、仮にも独身女性にそんな根も葉もない噂を立てて、怒られないわけがないだろう。
人の言葉は、時に刃になる。覚えておけ。
[アーベルに対しての言葉は、思わず先生口調だった]
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