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―広間―
じゃあ、食事の場でも開いたら如何です?
きっと先生の彼女さんが来ると言ったら、たくさん集まると思いますよ。
……神がご覧になっていますよ。嘘を吐いたら、罰が与えられますよ?
[ハインリヒに彼女がいるのかは、どうやら疑うようだ]
それに、僕は不健全な本なんて頼みませんよ。
勉強の本です。というより、資料ですか。
――。ちゃんと手持ちがある時に、お声かけをさせてください。
お疲れさまです、エーリッヒさん。
[上へ行くのを見て、頭を下げた。
自分はといえば、広間のソファの影から、心の神が上へとゆくのへ視線を送るばかり。
あつーい、ハートマークが乱舞しそうな視線に相手は気づくことなく、はぁっと大きなため息を吐き出して床に座り込んだのだった]
うー、なんて声をかければ良いんだろー…!
大好きです!それともファンです?愛してます?
どうしよう…!まともに言える気がしない…!
[ヘルムートという名前はどう見ても男性だが、声の調子やら身体から受け取る情報では女性である。
少年は、そこらへんをまったく気にしていない]
つ、次に会う時こそは!
[疲れている人のことを考慮してか、えいえいおーという掛け声は、小さなものであった。
部屋を借りて良いのだと知れば、遠慮なく二階へ上がる。扉が開いている部屋なら、誰も居ないだろうとあたりをつけて、そこに荷物を置いた。
灯りを点し、机に向かう。分厚い宗教の本は横に、まず始めたのは手紙を書く事。
出だしの文章は決まっていた。
「髪の短い君より、髪の長い僕へ」
綺麗な字で書かれていく文章は、後で出そうと机の上に。
封筒の宛名を見れば、家族だろうという当たりはつこう。
それからは本を読む時間。何度も捲られたページを追い、ノートに書き出して行く。
出来の良い生徒となるには、努力もまた必要である。が、疲れが出たのか、手は止まり、やがて机の上につっぷして眠ってしまうの*だった*]
─広間─
……つもりというか、不可抗力?
理由、は……。
[繰り返される言葉。答えを紡ぐまでには、間が開く]
……外れている事を期待したいから。
今は、まだ。
[言いたくはない、と。呟くように言う瞬間の表情は、真面目なもの。
もっとも、その真面目さも油断した所に入ったデコピンに、へにゃりと崩れたわけだが]
……自分の身体の限界ぐらいは、わかってるんだがなあ。
って、なんでそこでユエ。
[ぼやくような声は、釘刺しと脅し、どちらに向けられたものか。
フォルカーにとっての反面教師になっている事など、気づく由もなく。
はあ、と大きく息を吐いて、広間を離れる昔馴染みを見送った]
―広間―
……へえ。
[人狼。
驚きの言葉を吐くまでもない。呆れたような目線を自衛団長にむけて、しばらく広間の様子を眺めていた。
機織りの女と目があったなら、小さく肩を竦めてみただろうか。
――修道士になる。
話しぶりから見て、どこぞの神学の学生だろう。直接口を挟む事はないものの、しばしの間彼の姿を視界に納めていた]
さて。
それじゃあ、俺もちょっと荷物の整理させてもらうぜ。
どうやら長丁場も覚悟しなきゃならんようだからな。
[露骨な溜息を残して、修道服の男もまた広間を去る]
─広間→二階・個室─
[ともあれ、ここにいても仕方ない、と二階へ。
予想はしていたが、部屋は大半が埋まっていた。
そんな中、奥まった辺りに空いている所を見つけて滑りこむ]
……ふう……まったく。
[一人、否、猫とふたりきりになると、大きく息を吐き。
窓の向こうにちらつく小雪をぼんやりと眺めた]
……『人狼』……ね。
[呟いて。先ほどから幾度となく抑えている辺りに手を当てる]
……それが、事実なら。
『務め』を果たす事に、躊躇いはない……が。
やはり、いい気はせんな……こう、見知った者が多いと。
[掠れた呟きに、猫がなぁう、と声を上げる。
珍しく不安げなそれに苦笑しつつ、傍らに膝をついて撫でてやる]
……大丈夫ですよ、ユエ。
……うん。きっと、大丈夫。
[呟くような言葉は、猫に、というよりは、自分自身に向いているような響きを帯びていた]
─二階・自室─
───ぅ、ぐ……。
[左手で口を押さえ、右手で胸元を握り締めて。どこか苦しげに表情を歪めた。縹色には薄っすらと、透明な滴]
……父さん、母さん……。
[小さな呟きは虚空へと消えて行く。今は楽しかった記憶はなりを潜め、悲しい記憶が身を支配し。それでも、確かめなきゃと、思考が働いた。荷物をベッドの上に置いたまま、部屋を出て一度階下へと戻る]
─ →広間─
[部屋に居るうちに既に数名が広間から消えていて。説明と言う一仕事を終えた祖父が一息ついていた]
……ジジイ、さっきの話。
時間空いたなら部屋に来て。
[端的に告げると、祖父は直ぐにこちらへと近付いて来た。そのまま案内するよに自室へと戻る。その間、祖父とは何も喋らなかった]
─二階・自室─
[部屋に祖父を迎えると、直ぐに扉を閉めて。どこに座るでもなくそのまま口を開いた]
単刀直入に聞くよ。
───父さんと母さんは、人狼のせいで死んだの?
[事故と聞いていた両親の死。祖父が自分を外に出したがらない理由。今回の事件の傷痕から人狼の可能性を強く見た理由。それらのピースを組み合わせ、浮かんだ疑問を口にする]
傷痕、見たことあるからそうやって確信を持って言えるんだろ?
父さんと母さんが死んだ時、ボクは二人の顔すら見せて貰えなかった。
見せたくない何かが、あったんじゃないの───?
[疑問を口にする間、祖父は黙り込んだままだった。真剣な眼差しでこちらを見ていた。イレーネもまた、真っ直ぐ祖父に縹色を向ける。長い沈黙を破ったのは、祖父の溜息だった]
[父には獣の爪痕が、母には人の手による傷痕があったと言う。祖父は、父の受けた傷痕が今回の被害者の傷痕と良く似ていたと言った]
爪痕と、傷痕───。
[想像しかけて、止めた。両手で身を抱いて、ぶると身震いする]
………ジジイが、ここに人狼が居ると思った理由は、分かった。
けど、本当に居るの?
これだけ騒いで勘違いでした、とかなったら、ホントにボケ疑われるよ。
[視線を落としながら言葉を紡ぐ。返って来たのは、だから調べるんだ、と言う言葉。視線を祖父へと戻し、縹色を細める。これ以上は何を言っても無駄と思い、祖父を部屋から出した]
[祖父が立ち去った後、何も言わぬままにベッドへと近付き、倒れ込む]
……喩え父さんと母さんが死んだのが人狼のせいだとしても。
ここに人狼が居るなんて───そんなの、うそだ。
[顔見知りの多い容疑者達。唯一疑えるのは評判の悪い商人くらいだった。人狼は居ないと願うよな言葉。ベッドのシーツに顔を埋め、ぎり、とシーツを*握り締めた*]
―二階/最奥の部屋―
[といっても、大した荷物は入っていない。
何枚かの衣服に申し訳程度の筆記用具、そしてぼろぼろになった聖書。
――使い込まれたからとの理由でもフォローできないかもしれない。それくらい、神の言葉を記した書物は損壊していた]
『お伽噺』……ってか。
ったく、どんな面して――
[噛み締めた歯の隙間から、低い呻きが漏れた。
いくら追放されたといっても、結局自分は修道士なのだ。
『仕事は与えられるだろう』。
やがて唇にうっすらと血が滲んでいる事を自覚し、修道士はそこでようやく全身に込められていた力を抜いたのだった]
―広間―
[ローザの声>>110が耳に届いたが、信用されている事にちょっと喜んでしまったので、幸せな事に後半の撲殺部分は脳まで到達しなかった。
とはいえ、ここにいる連中は大概みんな、そんな感じで疑えない。まさかあいつが…的な思惑。
それが当てはまらないのは他所から来た者、という事になるのだが。グラーツその1その2、ルディン、最後に集められた金髪の者。]
人狼かー…人狼、人狼…。
[うーんと顔は伏せたまま、ぶつぶつ呟いていたら広間から人はとんと少なくなっていた。
一応大丈夫かと様子見に、団員の一人が覗き込みに来たところで。]
そうだ!
[がばりと顔を上げて団員を驚かせてから。そいつが逃げないように腕ををひっ捕まえて。]
あーあのさ、悪いんだけど伝言頼めるか?
母さんに………団の仕事でしばらく帰れなくなるって。
人狼の事は言わなくていい。疑いが晴れればすぐ帰れるさ。
[頼むと頭を下げられると団員も断る事はせず、頑張れと軽く肩を叩かれた。]
おうっ、まかせろ。
[そう団員を見送ってから、自分も部屋を借りて休むことにした。]
―二階:個室―
[少年は喉の渇きに目を覚ます。
着替えはあっても、寝巻きまでは持って来ていない。目を擦りつつ寝台から起き上がると、傍の椅子に引っ掛けていたカーディガンを羽織り、ストールを緩く首に巻いた。
眠るときにもブローチは付けたままで、薄闇の中、首元で鈍い赤色を湛えていた。
その色が目に入り、鉄紺を返してしまったことを思い出す。
しかしそれより少年の思考を支配するのは、]
……人狼、か。
[その存在。
己の身を守るものなど、作業用の小さなナイフ一本くらい。この状況で、それを持ち歩く気にもなれなかった。
手ぶらのままに部屋を出て眠るものを起こさぬよう、足音を潜めて階下に向かう]
―二階:個室―
[みしみしっと骨が軋んだ。少年は顔を顰める]
――うぅ、僕の馬鹿。
[転寝がしっかりと睡眠に変わり、起きたのは疲れが癒えてから。
体は軋み、いつの間にやら下敷きにしていた本の痕が確りと頬に残されている]
水、飲もう。
あと温かいものを飲まなければ。
寧ろストレッチをするべき…か。
[背骨をパキリと鳴らして、顔を顰めた。廊下へ出て、階下へと向かうことにする。
左手は左の頬、つまり痕が残っているほうに当てられて、隠されている]
―一階:台所―
[階段を下りた先には、静寂が満ちていた。
廊下を歩み台所へと入り込むも、水瓶の中身は心もとない]
水、汲んでこないと……汲める、かな。
[体力に自信のない少年は、なんとも情けない顔をして独り言ちた。
ひとまず勝手口の扉を開いて押さえを置く。
外には見張りの自衛団員の姿があった。扉の開く音に目を向けた彼に小さく会釈をする。人狼の候補者として自分達を見ているのかと思うと、昨日より複雑な心中になった]
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