情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[ゆっくり、ゆっくり、歩いて行く。
夜空には、星。
……それは、今までと変わらぬようで]
……こんな時でも……いや……あの時も、普通に星、見えてたっけ。
[ふと、思い返すのは、いつかの神社で見た夜空。
ほんの一瞬、瞳は陰るが、すぐにその色彩は失せて。
風を引き連れるようにしつつ、グラウンドを抜けて寮へと向かう]
[顔を洗い、食堂にて適当にチャーハンを作り、ついでに何かをサランラップに包んだものをポケットに入れた。]
人ならざるものにこんなのが効くなんて思わないけどね…。
[そして軽い食事を済ませた後、一人校舎へと向かう。]
[気配の感じられない廊下。職員室の扉をがらりと開ければ、本来なら誰か先生が一人はいるはずの職員室すら誰もおらず。早乙女の席には鞄が置かれたままなのを確認し小さく溜息を吐く。]
[次いで門へと向かう。マコトから聞いた"学園から出られない"のが真実かどうかを確かめるために。]
―→門―
うん、桜花。
本人がそう名乗っていたから。
[口調が少しずつ元に戻ってゆく。
どうすると思う、という言葉には困ったように首を傾げて]
分からないから聞いたのに。
でも、何かするつもりなのね。
うん、舞ちゃんのしたいようにするのがいいわ。
その勢いなら、桜花も何か答えてくれるかもしれないね。
[小さく笑って頷いて。
バトンバトンー、と言いながら寮へ戻ってゆくマイコを見送った]
…じゃあ、やめとく。
[それは誰に向かって囁かれたのか]
……、晩飯食わな。
[いざと言うときに動けなければ、意味が無いんだっけな。
昼間の会話を思い出したのか、ぽつりと呟く。
キチンと…、とは言えないが、食事と睡眠を取ったら、
多少なりとも食欲が出てきたらしい。
よ、っと僅かに弾みをつけて背伸びをすれば
ぐき、と背中が小さく鈍い音を立てた。
校舎内へと繋がるドアに触れようとして…少し躊躇った。
少し考え込んだ後に、軽く蹴りを入れて無理矢理開けると
素早く飛び降りる勢いで、軽快に怪談を下っていく]
―校舎→外―
─寮─
[寮に戻れば、近くから人の気配が感じられ]
食堂……誰か、いるのかな。
[また、一ノ瀬先輩かな、などと呟きつつ、ごく何気なくそちらへ足を向ける。
……何となく、急ぎ足になったのは、何か危機感でも感じたから、だろうか]
[マコトの声に厨房から顔を出す]
………ああ、今、飯を炊いてる。
[片手に、オタマ、もう一方の手には味噌の袋…恐らく味噌汁にチャレンジ中]
あれ、ヒサタカさんでしたか。
……ご飯炊いてる……って……。
[ふと、過ぎったのは、昨夜の騒動。
追憶に囚われながらも、惨状は認識していたらしい]
……ええと。
俺、やりましょうか?
[問いかける声は、かなり真剣かもしれない]
―屋上・夕方―
[その場所に来るのは初めてだった。保証されただけあって、三階の仕切られた窓から眺めるのとはまた違う。もっと広く、ずっと遠くが見えた。
暫く感心したように眺めて、]
じゃ、俺は――
[戻るけど如何する、と聞きかけて振り向く。返事の代わりに小さな寝息が聞こえた。
僅か、口許が笑うように動いた。風邪を引かないかと少し思ったが、何時もこうなら多分大丈夫だろう。
寝ている少年を起こさないように、そっとその場を後にした。]
―→現在―
…………
[なんで、こんなに真剣なんだろう?とか、少しだけ思ったかもしれないが、自分の才能の限界は知っていた]
ああ…それじゃ、頼む。
[あっさりと、マコトにオタマと味噌を手渡した]
[校舎を抜けて、すてすてと寮へ向かう。
その通り掛かり様に、ちらりと桜を見上げて。
──闇の中の薄紅は、明るく浮かび上がって。
何処か、不気味に思わせるその佇まいに僅かに眉を寄せた。
…こんな状況じゃなきゃ、生温い温度にひらりと舞う薄紅を
神秘的だと賞賛する人も居たのかも知れないが。
はぁ、と短く溜息を零しながら、やはり意図的に視線を外した。
そのまま、真直ぐにその足取りは寮へと向かう。]
ただいま、と。…?
[…もう何度目か、四苦八苦しながら寮の扉を開けて、
食堂の明かりに気付いて緩く瞬いた。]
[重い門に手をかけるもびくともせず。格子の隙間から手を伸ばしたが、それは何かに弾かれ反射的に手をひっこめた。
それでも、今度は格子に足をかけ、門に登り再び手を伸ばすもやはり同じで。おそらく先に格子から手を出してなければ、門から転がり落ちていただろうが、なんとか堪え。そしてひょいと飛び降りた。]
[今度は裏庭へと向かい、足元の石ころをひろいあげ、塀の向こうへと軽く放り投げるが、やはり何かに弾き返され校舎の壁に当たった。]
――これは、人間が作ったと考えるほうがより非現実的かな?
[まさに飛電が如く、校内を駆け抜けていった気配があった。
既にすっかり暗くなった室内。月明かりだけが照らしている。その中でも澱みなく、慣れた動作で楽器の手入れをし、黒いケースに収め小脇に抱えた。]
[とりあえず、抱えていた荷物を隅に置く。
Tシャツにくるまれた木刀が重たい音を立てるか。
それから、適当に探し出した紐でたすきをかけ、胴着の袖が邪魔になるのを抑える。
そんな手際がいいのも、きっと過去のせい]
はい、任されました。
……一ノ瀬先輩ほどには、できませんけどね?
[冗談めかして言いつつ、状態確認からスタート]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新