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[パソコン室に向かうという幼馴染に頷いて]
うん、ハル、お願い。
[それからアズマがユウイチロウにかける言葉には、特にボクは疑問を覚えることはない。
そもそもこんなときだし、誰かにすがりたくなるのはわからなくはないし、もっと気になることがあったからというのもあった]
宮町さん…、大丈夫?
[今この中で心配そうで、そして少し気になった相手に声をかける。
そっと、遠慮がちに肩に手をやり]
少し休んだほうがよさそうだよ…?
―宿直室―
ありがと……。
俺、何があっても、諏訪の味方だから。
何でも言うこと、聞くから。
俺を見捨てて、どっか、いかないでよ。
[目をつぶり、息をつきながら。]
諏訪がそばにいれば、俺は、平気。
[ふ、と口元がゆるむ。
笑顔になりきれない、あいまいな表情を向けた。]
─1F廊下・宿直室近く─
[演劇部で鍛えられた自分は桜子よりも持久力も瞬発力もあり。
時折握った手が外れかけては足を緩めるを繰り返しながら、宿直室へと向かっていった。
目的の場所に近付いたもののその足が止まったのは、息を切らし走る速さが落ちた桜子に気付いてか、それとも嗅ぎ慣れぬ鉄錆の臭いに気付いたからか。
もしくは、露島や宮町が宿直室に入らぬまま立っていたからかもしれない。]
露島君。
─パソコン室─
ん、ま、非常事態にゃお互い様、だ。
[>>148 謝罪と感謝には、にぃ、と笑って返し。
部屋に入ってきた春陽に気づくと、よ、と言って手を振った]
川島、一人か。
……そっち、なんか、変わった事、あったか?
[他の面々の事については友梨が問いかけていたから。
こちらは別の聞ききたい事を投げかける]
―― 宿直室前 ――
[廊下にうずくまって。声を殺してぼろぼろ泣いた。
死んだとかいう先輩を思ってではない。
名前を聞いたって顔も思い浮かばないから。
こんなことに巻き込まれた自分が可哀想で泣いた]
……お母さん、おかあ、さん……!!
[その時、ぱたぱた足音が聞こえて。
ひくっと肩を震わせて、より廊下の壁に寄った。
小さくなる。ぐしぐしと顔を拭って、そちらのほうをにらみつけた]
―パソコン室入口―
[部屋を覗くと、気付いた友梨>>148が先に声を掛けてきた]
……うん、今は1人。
配電室は、異常なかったよ。
[桜子に教えられていた2人の姿を確認する。
慎太郎の声>>152に、先に言いそびれていたことを告げるが、最早重要なのはそちらではない。
深く息を吸い込んで]
それと……、
高峰先輩が、殺された。
― 少し前・宿直室 ―
恨みがあろうがなかろうが、人は呆気なく死んでゆく。
しかも良い人間ほど早くにな。
…それに答えられるのは、高峰を殺めた何かだけじゃ。
[ユウイチロウの問い>>65に誰と言わなかったのは、ヒビキが不可解な現象に巻き込まれて死んだ、ある意味事故の可能性もかんがえた故。
だが端々に現れる符号のいくつもが、これが人狼ゲームに則った具象であると示していた。
傷を隠すように>>77ヒビキにシーツが掛けられる前に、傷口をしかと目に焼きつける。
惨たらしい痕は、しかし戦場で見る事もあった致死の傷。人が付けたのか、それとも何か不可解なものによって付けられたのか判断はつかない。
校医が居れば多少分かる事もあったろうにと、今は不在の中国人校医を思い出していた。]
─パソコン室─
ああ、そっちはさっき副会長に聞いたわ。
……っとに、わけわからんよなぁ。
[>>154 配電室の話は先に聞いていたから、軽い口調でこう返す。
けれど、お気楽な様子は、そこまでで]
……へ?
高峰先輩……が?
[間を置いて、告げられた言葉に。
一つ、二つ、瞬いた]
……ちょ、ま。
シャレになんねぇ、ソレ。
[掠れた呟きと共に振り返るのは。
パソコンのシスメに織り込まれた、響の名前]
[これが人狼ゲームならば、少なくともこれから一定毎に二人、運が良くても確実に一人は死んでゆく。
二人居る狼役が死ぬか、あるいは狼が勝ちの状況になるまで、村人役が死ねば。
表情は固い。
最善とは一体何なのか。
狼役を殺す事か――どうやって。
占い師でも有るまいし、と考えたところで自分に何が割り当てられたか知らない事に気づいた。
そういえばと、学長室で外部と連絡を取ろうと携帯を開いた時、新着メールがあった事を思い出す。
改めて携帯を取り出すとメールは一件増えていた。
まず最新のものを開き確認し内容に眉を寄せ、次に前に来たメールを開き“鏡を見た。”
暫し無言だったが、操作しそれらのメールは全て削除しておいた。
与えられた役職に胸中で安堵する。
選ぶ事が出来ない役。
それでいい。
どの生徒も、皆等しい存在であるのだから。
だか、選ばざるを得ない生徒たちは……。
与えられた者たちの苦悩を思い苦い顔をするもどうすることも出来ない。
なぜなら等しい存在故に、狼にも人にも肩入れ出来ないのだから。]
[共にいたらと溢す>>77ユウイチロウの肩に再び手を置いた。
ただ置くだけではなく、今度は少し力を込めて握る。]
諏訪よ、過ぎた事、失せた命は二度と戻らん。
大切なのは、これから何をすべきかじゃ。
己をしっかり保てい!
そして己が最善を、守るべきものを選びとる覚悟を持て!
でなければ、おまえは他の大切なものを失うこととなるぞ。
[どこか危うげにも見えたユウイチロウに言葉がどこまで届いたかは不明だが、活を入れるように告げれば手を離した。
宿直室に人が増えるのはそれからだった**]
…春枝、ちゃん…?
[誠に声をかけた後、廊下の壁に添うように縮こまる春枝の様子に気付き。
何があった、と声をかけようとして、宿直室の中にいる、響のことでショックを受けたのだろうことに思いあたった。
だからこそ、睨み付けられても不快には思わず、それよりも彼女が不安と恐怖に潰されてしまわないかと心配になった。]
― 宿直室 ―
ボクは春を見捨てたりなんてしないよ。
[味方、という言葉に気恥ずかしさを覚えながらも
その言葉を嬉しく思うのか微かにはにかむような表情]
味方、……ん、春のことは大事な友達だと思ってる。
だから、心配しなくても、何処にも行かないよ。
でも、さ。
言うこと聞くとか、なし、だろ。
ボクは春と、対等な関係で居たい。
[平気、と聞こえれば小さく安堵の息を漏らし
今は、春を安心させようと、彼の為だけに微笑んでみせた]
あ、の。
私たち、川島君から、佑たちがここにいるって、聞いて。
あ、そう、だ。
川島君は、多分パソコン室にいると思う。
真崎君とキユリ…桐谷さん、マリーさんも、あそこに残ってくれてる、はず。
[誠と春枝にそう話しかけ。
宿直室の中には、佑がいる。
もう物言えぬ響もそこに、いるのだろう。
桜子の手を握ったままゆっくりと誠たちに近付き、彼らと同じように部屋の前で立ち止まった。]
[やってきたのは、女の先輩2人。
こちらに危害を加える様子がないのを見て、立ち上がる。
少し、マコトの影に隠れるように]
…………はじま、た………っ
ゲームに、乗った人が、いるんだ。
[もう知ってるなんて知らないから。
整理できないまま、告げようとした。あまり上手くないけど]
―宿直室―
学長、ねえ、学長……。
俺、来ない方が、よかった……。
[顔をあげて学長を見据えた。その時アズマはどんな表情をしていたのだろうか。自分ではわからなかった。]
俺、ひきこもって、たかった……!
学校なんて!来るんじゃなかった!
外なんてでるんじゃなかった!!
ずっと閉じこもってればこんなこと無かった……。
[そしてもう、学長の顔は見ない。
説教されても罵倒されても、歯を食いしばって目をそらし続けた。]
─パソコン室入口─
本当、だよ。
[慎太郎が振り返り見た、唯一光を放つパソコン。
そこに記されているメッセージを、川島は未だ見ていない]
諏訪先輩が見つけて、今は宿直室に。
[そこまでを告げて]
……本当に、って?
[眉根を寄せた友梨>>162の言葉に、聞き返した]
─パソコン室─
[ポケットの中に、手を突っ込む。
掴むのは、愛用の黒の携帯]
……パソコンのシスメ、な。
二日目のになっとる。
……んで、ダミーんとこの名前……高峰先輩なんよ。
[>>167 視線はパソコンの方へ向けたまま、春陽の疑問に低い声で答える]
死人が出るとか、マジでリアル人狼……ってか。
……笑えやしねぇ。
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