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[カチューシャの頷きが目に留まる]
今、イヴァンが……
マクシームの為に棺をさがしてる。
彼が戻ったら、川辺の小屋に運ぼう。
[静かに紡がれる声。
満月、とレイスが言えばはたと瞬く。
昨夜は空をみあげる事もなく]
満月……
嗚呼、月に、狂わされた、とか ?
[それが原因であれば、マクシームは――。
遣り切れない思いに男は柳眉を寄せた]
―― ⇒ 広場 ――
[台車にざっと洗った箱を載せ、ゆっくりと広場にもどる。
そこには多くの人影が集まっているようだった]
………………。
[そこにいる面子をくるりと見回す。
キリルの姿を目に留めると、ふっと目を細めた。
けれど今はそちらに駆け寄れない]
[深呼吸して、ユーリーを真直ぐに見た。
朱に染まるマクシームの方へと寄って行く]
悪い、遅くなった。
探したけど、こんなものしか見つからなかった。
…………ごめんな。
[最後の呟きは物言わぬ友人とカチューシャに]
[何時までも座り込んでいれば、キリルが傍にきてくれた]
……うん。
――
[案じる言葉にこくりと頷き。
もう一度兄に視線を向けてから、ゆっくりと立ち上がろうとした]
――…通じなかったら
[ロランの言葉を繰り返し]
口を塞がれるのだろうね。
[襲われるだろう事は予想できた。
甘い考えではいけないとも思っている。
僅か目を伏せ、溜息に似た吐息を零した]
占い師…
[と、ぼそり。
人の姿をした人狼を、見抜くことが出来る者が稀にいると書かれていた。
人狼自体信じがたい話なのに、そんな不思議な力を持った者が存在するなんて。
実在するのなら縋り付きたい気持ちはあれど…。
皆の前で公言するには少し躊躇われて。
独り言のように洩らすに留まった。]
[空から目を戻し、ユーリーに目を向けた。]
赤い色だった。
…… 血の様な。
[頷く。
遠い昔に読んだ伝承の記憶は、はっきりとはしていないが。]
[月が、という言葉にチラとミハイルへと向けた視線は丁度絡む。
彼に貸した本にも、確か伝承として書いてあった筈だ。
旅人が持っていた、其れに]
塞がれる前に、塞ぐ?
[ユーリーの言葉に向けて紡いだ言葉は。
掠れ震えて、自分でも驚く程低かった。
椅子の手摺から少し浮かせた手は誰にも触れられる距離でなく。
ただ、膝の上に落ちただけだった]
[ミハイルの考えに男は静かに耳を傾ける。
懸念が彼の言葉により濃くなるようだった]
そう、か。
[重い息を吐き出し呟いて]
犠牲者を増やさない為にも……
覚悟を、決めなくては……
[重い口調。
村で共に過ごした者を疑い
手に掛ける事さえ覚悟しなくてはいけないと思うが
其れを口にする覚悟はまだなく言葉を途切れさせた]
[イヴァンの姿がみえれば、軽く手を掲げた。
何時もと変わらぬ所作。
真っ直ぐ向けられる眼差しに
如何した、というように僅か首を傾ぐ]
――…いや、ありがとう。
[棺があればマクシームも少しは落ち着けるだろうか。
イヴァンへと礼の言葉を向けた]
[人狼の伝承はおぼろげにしか覚えていない。
だから男たちの話はただ黙って聞いていた]
……
[マクシームの遺体が棺に運ばれるときに、
手を出す事はできず、また小屋までついていくこともできなくて、ただ広場に立ちすくんでいた**]
―― 広場 ――
[そこでなされている会話は途中から来た身ではよく分からなかった。不穏な空気だけを感じる]
………死なないさ。
[カチューシャの呟き。
なんと返答すればいいのか分からなかったので、無責任にそう励ますばかり]
[ユーリーの前まで来ると、無言の問いに首を左右に振ることでなんでもないと答える]
このままではシーマが哀れだ。
話の邪魔をして悪いけど、早めにうつしてやろう。
運ぶ場所は決まったか
[人手は充分なようだ。ごとりと音立てて箱を下ろすと男連中に作業開始を促そうとした]
[伝承を語るミハイルにはたりと瞬く]
詳しいな。
[そう、紡ぐが“占い師”の言葉に目を伏せる。
瞼には陽の光が注ぎ赤に近い色を映したが
レイスのいう赤い色の満月は見えない。
見抜く者、とも聞こえ男はゆると顔を上げた]
誰も死ななければいいと思うけど
状況は芳しくないみたいだ。
[カチューシャの呟きにぽつと声を返す]
…ミハイル、待って
その話題は、しないほうが、いい。
[レイスへと言葉を繋げるミハイルへと手を伸ばして言う。
届く距離では、無いけれど]
― 自宅→ ―
[一度自宅に戻ってから、ずいぶんと時間は経った。
手に握りしめた指輪を、ネックレスに通す。
崩れた化粧は、しっかり直す。
泣いた跡は、一見どこにも見えない。]
しっかりしないと、ね。
[服の上から最後、指輪を握れば、家を出る。
そうして、皆の集まっている広場のほうへと足を進めた。
挨拶とかはあまりしない。
ただ心配そうにカチューシャへと視線を向けた]
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