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―桟橋のそば 岩場―
……Like a diamond in the sky.
[ふと小さく歌の一節を口ずさんで、空を見上げた。
少し悩むように]
……おれは、人殺し、かな。
まあかまわないか。
[それからまた横笛を、手に取った。]
─図書館─
[イストー家の記録を探せば何か分かるのかもしれなかったけれど、生憎とそれは見当たらなかった。
もしかしたら、ミッキーの家にあるのかもしれない。
彼は、何度も考えたが、「狼狩り」が「鎮めの儀式」とは思えなかった。今もまだ、覚悟なんて到底出来なかった。
狼達の魂を鎮める事が出来るという祭事。
生贄となった人々の魂も鎮められるという祭事。
今、怨みの声を響かせるのは、人狼として葬られた鬼となった人の声だけ。
人狼の魂は既に鎮まり、社は社で鎮める事をしてはいた。
デボラが以前遭遇した祭事は、きっと狼の魂を鎮める為の祭事だったのだろうと思う。]
ローズマリーやリックのこと?
[少し、ためらうが、いずれ分かることだと呟く]
…オレはクラークの、クラーク=グラハムの友達<ダチ>…弟分だった。
この村の人なら、知ってるだろ。リックの親父さ。
−集会場→桟橋のそば 岩場−
[血の臭いがする集会場には何時までも居られなかった。
初めは気付かなかった臭いも時間が経つに連れ徐々に意識するようになって。
特に意味はなく何となく海を見ようと出たところで遠くにハーヴェイの姿を見付ける。
ただ、人が居るという認識だったが。]
[教会のステンドガラスを見上げて、打ち明けた]
オレはクラークに頼まれて、リックとローズマリーに遺品を届けに来たんだ。
クラークは死んだんだよ。ほんの数週間前…。
―桟橋のそば 岩場―
[笛の音は、先ほどまでの明るいパレードのような曲から、
故郷を思う歌へと変わっていた。
少し落ち着いたような曲。
ふと、視線を感じた。
笛を吹くのをやめて、ふりかえる。]
……ええと、たしか。
リック?
[調書の名前を思い出して、問いかける。]
─図書館─
[その祭事で、人々の魂が呪われてしまったのだという。デボラは正しく終わらせなかったからだろうかと、自分に問う。
それは、人を人狼として祀ってしまったからではないのだろうか、と、彼は思った。それだけではないのだろうか。理由は理解っているものだけではなく、他にもあるのだろうか…?
…分からない。
分からないけれど、デボラが言う「今回の狼狩り」は祭事ではないのだろうと、彼はまた思った。
そして、祭事のやり直しをデボラが望んでいたとしても、デボラ自身が嘘を言っているようにも思えなかった。]
復讐、って言っただろう?
クラークは人狼に殺された。そのときオレは、何の役にも立てないまま…
[話しはじめると、自分を抑えられなくなっていた。
とめどなく話した。クラークが占いの力を持っていたこと、人狼騒ぎに巻き込まれたこと、受け取った形見のこと。…リックに嘘つき呼ばわりされたこと]
―海辺 桟橋そば―
[少し考え、笛をしまうと。]
どうか?
[容疑者、とはいえ、まだ子供だ。
俯いてしまった彼に近づいて、後ろ手でほんの一瞬、仕込みをすると
ポンッ
と音がして、手の上に小さな花が乗っていた。]
―集会所・会議室―
[ 重い身体をひきずって、会議室へと現れる。ふらふらとした歩みはとても危なっかしい。]
……よう。
なんか進展は……
[ 近くの自警団員を捕まえて幾つか質問をしているようだ。]
わっわっ!
[素直に驚きまじまじと顔を見てハーヴェイのことを思い出す。]
あっ!
(この人は人間だってはっきりと解った人だっ!)
ぼ、俺…
何したらいいのかな?
[少しだけ近付き、話に耳を傾ける。
リックは調書を見て、小さい子どもが紛れている事に顔を顰めた。ローズマリーの知り合いだったと聞いて納得する。]
…形見を届けに。
銀のナイフ……。
銀は魔除けになると言うもの…ね。
[そして、ああ、父親はもしかすると小さな子どもも殺したのだろうか。子どもを見て顔を顰めている事が──昔にあったと思い出す。]
でも、誰が人狼か分からない。
…たとえ、子どもでも。
[顔を顰める。]
−集会所・会議室− (時間軸・不明)
[書き付けを続けながら、無意識にその口から言葉が紡がれる。はてしてそれを誰が聞いたか]
そう、それは始まらなかった物語。どこにも存在しないお話さ。
優しい坊やは鋭い耳を、その家に勤めていた働き者の女の子は、不思議な目を授かった。
みんなを恐い狼から守るため、神様がくれた贈り物さ。
けれどそんな二人の前に、意地悪な魔女が現れた。
魔女はまず二人の大事な友だちを悪魔だと、大人たちへ吹き込んだ。優かった先生も殺した。
そして次には、その少女こそ悪い魔女だ、殺してしまえと言い出した。
坊やは一人になった。でも坊やにはまだ、魔法の耳がある。
愚かな魔女は、自分の嘘におぼれて正体を現した。そして魔女の仲間のうちの一人も、もう知れている。
勇敢な少年はまず二人の魔女を滅ぼして、そしてあと一人残った魔物も見つけるだろう。
悪い魔女が人をたぶらかす嘘は、瞳の少女の命を奪った瞬間、全て失われてしまっているのだからね。
それは時間の問題。
だから、そう。この物語でも最後にはきっと、人間が恐い魔物を追い払うんだ。
滅びるのは悪い魔女たち、勇敢で正しい人たちが、悪い老婆を滅ぼしてめでたしめでたし……
……これがそんな、むかしむかしのお話であったら、どんなにかよかったろうね。
―桟橋そば―
何したらいいって……
それはおれに聞くことじゃないだろう?
[自分が言っては、「早く終わらせる」以外に何もなくなるから。
だが、少し悩みつつ]
自分が、人間だと、皆に認めてもらうとかかな。
あとは、人狼を見つけること。
まあ、そういうところだと思うけどね。
人狼を、あそこに送ればいいんだろう。
[島のほうを一度見やる。]
[全部話して、うつむいた。
何をしているのだろう、オレは。こんなことを聞かれたわけではないのに]
ああ。理屈では分かってる。
もしかしたらリックやローズマリーが人狼かもしれない。オレは、一度争いの場に居合わせた。分かってるよ。人狼はどんな嘘でもつく。
でも、疑わないで済めば、と願ってしまう…。
ギルバートは、人狼を探す姿勢があるか無いかで、人間かどうかを考えるのね。
だから、ミッキーやネリー、シャーロットは違うと。
…そうね。
あなたが昨日一生懸命質問する姿を見て、あたしはあなたを信じたいと思った。クラークさんの話も、そう言う理由だったなら。
もしそれでも、あなたが人狼である場合は。
自分が人狼だと言う記憶が無い…なんて、あんまり過ぎる時……とか、そんな不幸な場合だけかしら。
あたしは──、
[能力者に対する自分の考えを纏めようと、]
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