情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
〔シャロンの様子に、眉をひそめる〕
…?
お前さんの、それは独り言か?
…それとも…。
人狼と、会話、してんのか?
〔わざと区切り、強く、言葉を発する〕
[パトラッシュが黙り込んでしまったように見えて。光が降り注ぐ不思議さも相まって、しゃがみ込み抱きつくようにパトラッシュの首に腕を回す。何も言わず、ただそうして]
[空を見上げるパトラッシュにつられ、空を仰ぐ]
リディアが…?
[呟かれたその名を不思議そうに繰り返す。途端、身体を浮遊感が襲い、思わず目を瞑った。その浮遊感が治まったのを感じるとそっと瞳を開ける。その先にいたのは──]
…あ…リ、ディア?
[パトラッシュの言った通り、リディアの姿。言葉を話さず文字で表す彼女に首を傾げた]
[しばらく、そうやって、泣き出すのを堪えていたものの。
黒猫の、案ずるような鳴き声に、辛うじてそれを押しとどめ]
そ……だね。
行かなきゃ。
……決めたんだよ、ボク……逃げない、って……。
[小さな声で紡ぐのは、決意]
あの時みたいに逃げて、何もかも無くすのは嫌。
ここには……無くしたくないものがあるから。
[呟いて、蛍石のペンダントを握り締める]
……行こう……リエータ。
[いつだか、母親に…何でこんな奴に惚れたんだと聞いたことがあった。
「男って言うのはね、イザって時に頼りになる。それだけで十分なのよ。」
なんとなく思い出した、その言葉。
幼かった自分は、ただ腑に落ちなく思っていただけで。]
…親父……。
「なんとなく、判ってんだろ?てめぇが出来る事だの、使命って奴だの。
…だったら、きっちり悔いなくやってこい。」
[黙って、その目を見つめて頷く。]
「…もってけ!」
[いつも腰に帯びていた古びた鞘の短剣を、放って寄越された。
意外なほどの重みと、手になじむ感触に、思わず目を丸くする。]
…あぁ、ありがとう…父さん。
[一言継げて、家を飛び出した。
父がいつもしていた右手の手袋は、机の上に無造作に放り出されていた。]
殺す?
お前が?
全て?
何もかも…。
お前、自分で何言ってるか、わかってんのか?
…パトラッシュやディーノについては、俺の見立てじゃ間接的にお前が手を下したって言われても納得いくが。
じゃぁ、クローディアや、ノブは?
あれもお前がやったのか?
違うだろう?
お前は、人間だ。
本物の占い師、ディーノの占い結果だ。
お前には、牙も、爪もない。
だが…。
それを、身にまとっている奴の事を知っているんだろう?
[首を傾げられて、警戒されてないことを悟る]
[リディア?誰のことだろう?
少し考え込んでクレア、と書いてみせる]
[リディア…何か懐かしい響きがする]
[何だろう?ぐるぐると思考を駆け巡らせて]
[静かな言葉に、黒猫はにぃ、と鳴いて答えたろうか。
行こう、と、その声が言っているような気がして。
ぱたぱたと、走り出す。
下に下りれば、何があったんだ、と主人に問われるが]
ごめん、説明、あとっ!
[それには、早口にこう返すだけで、外へと]
…俺に出来る事。やらなきゃ、な…。
[短剣を一度ぎゅっと握り締め、腰へと帯びる。
足の向く先は、戻らなきゃいけない場所。
守らなくてはならない人の居る場所。]
[当ても無く村の中を歩く。
どうしても部屋でじっとしていることは出来なかった。
ただひたすらに、意味もなく歩く。すると・・・]
あれは、ランディ・・・?
シャロンも・・・。
[遠くに見えた姿に向かって、歩き出した。]
[月明かりの中、「ようこそ?」と告げるスケッチブックを掲げる少女の姿。彼女は。
人狼。
しゃがみ抱きつくディーノの存在に、はっとして。
守ろうという意思が働きかけるが、理性が言う。
『けれどお前は死んでいるだろう?』
首を振る。
そう、確かに。死んでしまえばそんなことは関係ないか。
警戒するのは止め、続けてスケッチブックに「クレア」と綴る少女に目を細める。]
クレア……お前の名前なのか? それが。
〔今まで憶測に過ぎなかったものが、確信へと変わり、質問が詰問へと無意識に変化していたことに、気づかないまま続ける〕
おい、しっかりしろ!
俺の疑問に答えてくれ!
…そんな、ずるいじゃないか!
お前一人だけ、狂気に身を任せて、クローディアに会いにいけると思ってんのか!
半身とも思える大事な奴に先立たれ、後に残った人間のやるべきことは。
あいつらの命の分まで、後悔せずに生きることだ!
お前は…そんな生き方で…後悔しないのか?
〔シャロンに向き合うと、彼女は、俺を、食べる、と言ったのが、聞こえた〕
〔食べる…それは、死を意味していて…〕
〔シャロンに対して怒りを覚える反面、甘美な死への誘いに抗えない自分が、そこに、いた〕
[次いでスケッチブックに書かれた文字は『クレア』と言う文字]
クレア…?
リディアじゃ、無いの?
[実際ディーノはリディアが人狼だと言うことを知らない。その可能性があると理解しているだけで。ふと視線を横に向けると、眠っているのか倒れているのか。伏せた状態のノブの姿]
ノブも…?
[ここへ来てから疑問ばかりが頭に浮かぶ。その疑問に彼女は答えをくれるのだろうか]
[外に飛び出し、周囲を見回して。
探していた者の姿は、すぐに目に入ったけれど]
……っ……。
[そこに立つ。女性の姿は。
かつて、人狼の元に走った姉の姿を、容易に思い起こさせて]
…………。
[軽く、唇を噛み締めつつ、その様子を見つめる]
〔シャロンの言葉が頭の中を駆け巡る〕
〔俺を、喰う〕
〔シャロンは人間?違う。違う〕
〔食べた。心臓を〕
〔クローディアの心臓を〕
〔クローディアの、心臓…心臓!〕
…おまっ!
何をっ!
〔目の前が赤い。身体が熱い〕
〔はらわたが煮えくり返るほどの怒りに身を任せ、シャロンに掴みかかった〕
[問われ、こくり頷いて見せ。
ああ、ほんとに喋れるんだと綴る。
警戒された様子に少し寂しげな表情を浮かべて]
[ごめん、怖いよねと続け]
[気が済むまで罵っても殴ってもいいよ。だけど]
[彼だけは連れていかないで?
その思いに筆圧が篭もる]
〔感情のままにシャロンを揺さぶる〕
お前が、おまえ自身が、守りたいと思った者を手にかけておきながら、狂うなんて!
許さねぇ。
ゆるさねぇ。
ゆるさねぇぞっ!!!!!
誰だ、お前にクローディアの心臓を与えた奴は!
お前の自分勝手な望みを叶えた奴は!
何処にいる!
〔かなりの大声で怒鳴っているため、周囲には人だかりが出来始めており、武装した自警団員の姿もちらほら見られ始めていたが、構わなかった〕
〔ただ、目の前にいる女が、憎らしかった〕
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新