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─外・集会場前─
まあ、普通に考えれば、そうですよね。
[上手く頭に入らない、というユリアンの言葉に掠めるのは苦笑。
向けられた問いには、一つ、息を吐く]
……残念ながら、もう、ここはいませんよ。
今、眠らせてきました。
[ハインリヒの事には、敢えて触れず、端的に返す。
ヘルミーネの事なのは、これだけでも伝わるか。
ともあれ、ユリアンが集会場へ向かうのは、そのまま見送った]
また、誰か――……………
[所々が曇った窓の向こうに見えるのは、死者の眠る墓のある、針葉樹林とは逆の方角。雪の上に残る足跡は、人の行き来があったことを示していた]
……静かに、なった。
[先と、似た言葉を繰り返す]
もっと、静かに、なるのかな。
さて、では改めて本題に。
今のやり取りからも、お察しいただけるかとは思いますが……見つけました。
[ハインリヒに向き直ると、静かに告げる。
誰を、と問われたなら、返すのは、旅の商人殿、という言葉。
何故そこを確かめたのか、と問われたなら、浮かぶのは苦笑]
……やっぱり、俺は甘いみたいで。
子供たちを疑いきれなかった、って事にしといてください。
……それと。
[ここで一度、言葉を切り。それから、逡巡。
けれど、これは報せておくべき、と思い直して]
[応えは返らず、亡骸は土の中へ。
途中でやって来るハインリヒ。
その腕の中に眠る紅色に、女は目を見張る。
否、視線は恐らくその背後に向けられていたか]
…ローザ?
なんで。
[明るかった少女には似つかわしくない、末路の姿。
気付かれぬように目元を拭い、言葉を紡いだ]
……フォルくんの事、ですけれど。
俺の推測が正しければ……彼もまた、力を持つ者。
だから……気をつけてあげてください。
[昨夜、二人の間にあった事は知らぬ身。
否、知っていたとしても、報せる事が叶うのは彼しかいないから、小声でこう告げた]
……俺は……正直、いつまでいられるか、わからんので。
何かあったら、お願いします。
[やや一方的な言葉に、返されたのはどんな表情か。
ともあれ今は中へ、と促し、集会場の中へと戻った]
―外/墓標の傍―
[『自分』を抱き上げて運ぶハインリヒの後について歩いていけば、ユリアンとオトフリートの姿。
そしてその傍に居るであろうヘルミーネに気づけば、瞬きをふたつみっつ。
もし近くにエルザも居たなら、瞬きの数はさらに増えるだろうか。]
……………。
[何と言って良いか…と逡巡した後。
無言のままで苦笑を零し、小首を傾げてみた]
―二階自室―
[もってきた荷物に触れる。だいたいこの位置にこれがあると決まっているためみなくとも何がどこにあるかわかり、一つ一つ手に取り服に納めるたり、防寒のためのように布を縛ったり、微かな火薬の香りを消すように服を着なおす]
ま、お互い嘘ついてるんならいいよね
[いいわけがないだろうけど今はそう誤魔化した]
ぁーあ。見つかっちゃったと。
…まあいいか。そのほうが
[燻るような熱とともに胃液がせりあがってくるが、それを無理矢理嚥下して]
さーて、エリ兄は部屋の中にいっかなー
[のーんびりとした態度でエーリッヒの部屋へと向かい。そして入る]
─広間─
───……。
[返ったのは沈黙。何かが無ければ騒ぎも起きない。肯定の沈黙だった]
静かに……なるかもしれない、ね。
人狼が見つからない限り、減り、続ける……。
[声が、震えた]
―エーリッヒの部屋―
[ノックをして返事も待たずにずんずんと中に入る。
部屋にいたならば挨拶を軽くしつつ、中に入ると窓を開けて、身を乗り出すようにして外を眺めた]
[その間にも埋葬は進む。
昔馴染から零れた言葉に、眼が見開かれた]
…ッ、莫迦が。
言っただろう…ッ
[制約のことは、結局聞かないままだった。
けれど「死ぬな」と、あの時の言葉は続かない。
続ける権利があるのか、分からなかった]
…そんな顔、すんじゃないよ。
[代わりに目を逸らして、小さく呟く。
自らの骸が見えなくなり、生者の背中が遠ざかっても、女は暫くそこに*止まっていた*]
だから、早く
[手を当てた窓は冷たく、掌が濡れた]
…… レーネは、終わったら、どうするの?
[不自然に途切れた声には、ちぐはぐな続きが継がれた]
もう、止める人もいない。
─二階・個室─
[中に入ると、一度向かうのは二階の個室。
猫も、その後についてくる。
一人になった途端、気が抜けて、その場に膝をついた]
……ほんっと、きついな……あとどれだけ持つのやら。
[呪の対価は命。削られる量は、正解を引き当てられたかで代わる]
祖父ちゃんは、よく、あれだけ生きられたもんだよ……。
[ぼやくような声で言いながら立ち上がり、向かうのは鞄。
着てきた上着は、ヘルミーネにかけたままだった。
借りていたフォルカーのカーディガンを、自分の上着と取り替える。
その内側に滑り込ませるのは、波打つ刃。手元にある、唯一の武器と呼べるもの]
……問題は、どこまでやれるか……か。
[零れるのは、小さな呟き。猫が、不安げな鳴き声を上げた]
─広間─
[早く。どうするべきなのかは理解出来た。けれど不自然でも別の言葉を向けられると、縹色をフォルカーへと向ける]
……分かんない。
でも、多分……村を出るよ。
[止める人が居ない、と聞けば、僅か表情に翳りが帯びる。分からないと言ったが、本当は悩む必要もなく、村を出ると決めていた。以前とは別の理由で、だが]
フォルは、やっぱり残るの?
[返したのは何気ない疑問。以前のままなのかと問う]
―一階:広間―
……そ、っか。
[ようやく窓の外から目を背け、振り返った少年の表情は、普段と変わらない。
少し眉の下がった、困り顔]
僕は――……残る、よ。
……本当に、いるって、分かったから。
それに、村にも、可能性があるかもしれないから。
鉄鉱の脈。
見つかって、賑わったら、きっと村も変わる。
さむぃな
[身を乗り出すのはやめて、それから口を開く]
話がしたい。って言ってたから来たけどどんなことかな?
手早くしたほうがいいよ。
オト兄やハイン兄さん…他にも誰かがエリ兄を殺しに来るかもしれないから
[場所を変えるなら別だけどというように窓から外を見る]
─広間─
村の外を見るのは、ボクの望み、だから。
[そう紡いだ言葉はどこか空虚染みていて。表情の翳りは消えなかった]
ん……それが、フォル自身が決めたことなら。
ボクは応援するよ。
[近付いてくるフォルカーに向けたのは少し寂しげな笑み]
―一階:広間―
……うん。
[望み、と口にする少女の前で足を止め、少年は笑みを浮かべる。
それもまた、どこか、愁いを帯びていた]
前は、……ただ、
決まっていることだからって、諦めてた。
でも、今は――……………自分で、決めたこと。
為すべきことを、出来ることを、しようって。
[噛み締めるよう、紡ぐ声は躊躇いを孕んでいた。
でも、と。
己の口にしたことを否定する言葉が漏れる]
―回想・西側の渓谷―
[最初の質問に答える声はなく、ローザの姿を見たままに。
疑るような視線にも動じた様子はなく、何かを言う前にダーヴィッドがこっちにやってくる。
呟く言葉に]
ダーヴィー?
[声をかけたが反応はなかった。
ナイフを見ながら、手をぽんと叩いて言うダーヴィッドには]
俺が殺したからな。
[隠しもなにもしない言葉]
人狼かどうか聞いた、ローザちゃん否定しなかった。
だから殺した。
[そう答えて、その場を後にした。
二人の反応がどうだったか、もう覚えていない。]
―自室―
[その足で自室に戻り、しばらくしてノックがされる。
開いてるぞと声をかけるよりもはやく、ユリアンが中に入ってきた。
窓の外を覗きながら言う言葉に]
俺を?まぁローザちゃん殺したしな。
[今伝えるのはそのことだけ、ユリアンの方をみながら]
ユリアン、俺が何者か…知ってるんだろ?
なんで、俺の味方になる…?
─広間─
[目の前に立つ幼馴染。以前よりしっかりしたように見えるのは、彼自身が自分のすべきことを決めるようになったためか]
うん。
フォルがそうやって自分で決めるようになったことが、ボクは嬉しい。
[そうあって欲しいと自分が願ったから。言葉を紡ぐ間は柔らかな笑みを浮かべていたが、否定する言葉が漏れると訝しげにフォルカーを見上げる]
───フォル?
[押し殺された声ははっきりと聞こえない。問うよに名を呼んだ]
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