77 【Prayers stone】
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刺繍師 ゲルダは、ヨハナが人だと聞けば暫し目を伏せる。
2012/08/17(Fri) 22:59:30
エーリッヒ、サンキュ。
[戻ってきた彼が伝えた言葉に、
男は軽い調子で礼を言う]
ハ、殺しておいてあいつら何言ってやがる。
未だ彼女を認めないんだな。
[吐き捨てるような言葉は、
特に小さくもしていない]
(159) 2012/08/17(Fri) 23:00:04
[エーリッヒから告げられた結果>>143 と、ゲルダの言葉>>147 >>152。
緩く腕を組んで、翠を伏せる]
……ん。
[ゲルダの言葉を真っ向から疑いはしないが、すぐに全てを信じるには至らない。
見えるものだけを信ずるな、とは、先達の教えの一つ。
故に、すぐさま力を向ける、という方に思考は寄らなかった。
もっとも、今の段階では、力を向けるのは手をかけた玉持つ二人に限られているのだが]
(160) 2012/08/17(Fri) 23:01:41
刺繍師 ゲルダは、メモを貼った。
2012/08/17(Fri) 23:02:03
……。そっか。
[頷き>>152に僕が返したのは、一言だけでした。
浮かしかけた腰を下ろす際、猫を抱く幼い友達が視界の端に入って、泣きそうになりました。視線を落とし、唇を噛んで堪えます]
……。
[掠れた声>>152は、僕の耳にも届きます。
だけど僕は、彼女を信じるとは言えませんでした]
(161) 2012/08/17(Fri) 23:04:58
自分達のしたことを正当化してるのよ。
ひとを殺したことには変わり無いもの。
[吐き捨てるようなウェンデルの言葉>>159にはそんなことを言う]
人狼に関わる者を殺したとして、自分達を護ってるんだわ。
(162) 2012/08/17(Fri) 23:06:35
あ、お帰り、エーリッヒ。
[ひら、と戻ってきたエーリッヒ>>143に手を振って。
告げられた事に眉が下がる。]
……ヨハナの婆ちゃん。
[そんな身の証明なんて、と青年は思う。
もう死者を見極める者もいない。
自衛団には後でさらにいちゃもんつけてやろうか、と思った。]
(163) 2012/08/17(Fri) 23:09:19
[他所者、と言うならばゲルダも3年前に来たばかり。
加えてこの様相であるから、自衛団員から見る目はあからさまに不信に満ちていた。
だから、自分が庇う事で『仲間なのでは』と思われる可能性すらあり。
プラスにのみ働くわけでは無いと知っているけれど、
かと言って何も言わないことは結局できず。
ノーラの言葉に伏せる視線は足元へと落ちるが、
そこに悲観するような色は、無い]
(164) 2012/08/17(Fri) 23:10:39
―現在・食堂―
[疲れ果てた身体を引き摺り、食堂を訪れた女の耳に
「誰が人狼だって思うよ」とのウェンデルの問い>>126が落ちる]
――……。
[『コシェバさんとブリジット以外』
即座にゲルダが答えれば>>128、女は驚きを隠せぬように瞬く。
そして手近な空いている席に腰を下ろして、訥々と紡がれる告白に耳を傾けた]
(165) 2012/08/17(Fri) 23:12:02
魔女ですか。
[確かに年相応には見えなかったり、いつもローブを身につけていたりで怪しいところが皆無だとは言えない人だったが。
エーリッヒ>>155が教えてくれるのに、睫を伏せたまま溜息を吐く]
長く共に暮らしてきた方々より疑われやすいのは仕方がないかもしれませんけれど。
私怨の正当化にまで使われては、立つ瀬がありません。
…エーリッヒさんに言っても八つ当たりでしかありませんわね。
[視線をあげ、ごめんなさいと謝った]
(166) 2012/08/17(Fri) 23:13:21
人の命が重いってんなら、
さっさと解放しろってんだ。
俺らに殺せと言っておいて、そんなんってのもムカつく事だ。
[エーリッヒの言葉(>>162)を聞いて、
苦い顔で更に吐き捨てた]
まー、良い。
あいつらは後でどうにかするとしてな。
――今日も、誰かが、死ななきゃ
あいつらが納得しないってのが、重要なんだ。
(167) 2012/08/17(Fri) 23:14:10
[自衛団員の話が、戻って来た彼>>143から伝わって、僕はその時初めて何故彼が出ていたのかを知りました]
……。……きっと、寂しかったんだね。
[凄惨な遺体と、蹲った奥さんの背中が過ぎります。
そうと息を吐き出しました]
(168) 2012/08/17(Fri) 23:15:02
― 現在/食堂 ―
[部屋を出て食堂に向かう頃には
残るほとんどの者が集まっていたか。
話の途中ということもあり
何の話をしているかはすぐには分からない。
昨日と同じようにカウンター席に座り
厨房で酌んできた水をちびりと飲む]
(169) 2012/08/17(Fri) 23:17:12
神学生 ウェンデルは、彫刻師 カルメンがやって来たのに気付くと、よーと力の抜けた挨拶を。
2012/08/17(Fri) 23:20:12
[ノーラの言葉>>166は自分にと言うよりは、この場に居ない自衛団員に向いていたようだから、八つ当たりされたとは思わずに]
それは、アタシも思うわね。
災難だったと思うわ。
[それで済ませられることではないけれど。
それ以外に言う言葉が見つからなかった。
謝罪については「気にしないで」と一言向けておく]
(170) 2012/08/17(Fri) 23:21:41
……人の命が重いから、解放出来ないのよ。
彼らは村の人達の命と、アタシ達の命を天秤にかけてるわ。
[ウェンデルの憤りは解る。
解る、けれど。
それを是としない自衛団員の、団長の遺志も良く理解していた]
そうね、それは、その通りだわ。
[自衛団員が納得しないことについては同意の意思を向ける。
自分の話を聞いて息を吐くブリジット>>168に気付くと、近付いてゆるりと頭を撫でてやった]
(171) 2012/08/17(Fri) 23:21:46
彫刻師 カルメンは、神学生 ウェンデルに、ひら、と小さく手を振り返した。
2012/08/17(Fri) 23:22:17
……たし、かに。
最大の問題は、そこだな。
[ウェンデルの言葉>>167に、は、と息を吐いて室内を見回す。
めぐらせた翠は、カウンター席についた姿>>169で止まって]
……もしかしなくても、今、起きたのか……って。
[声をかけ、ふと、銀と翠の彩りに気づく。
覚えある玉が台座に納まる姿に、翠がきょとり、と瞬いた]
(172) 2012/08/17(Fri) 23:23:39
……こ、ロされた人が、人狼、か
どどぅか判らないなら
―――い、ツ、終わルの。
[ふと、感じる恐怖。
不安を煽ると判っていても、呟いてしまった]
(173) 2012/08/17(Fri) 23:26:27
そもそも村人に被害者はいたのかって話だ。
[エーリッヒの言葉には、自衛団員の方を睨みながら、
そんな一言。
こうなってしまった以上、もう全てが遅い。
恨み言の一つや二つは、言うけれど、其れは分かっている事]
――ひでー話だよな。ほんと。
俺らは生きる為に、此の中から一人、生贄を出さなきゃならない。
誰を出す。
死にたい奴は居るか。
そんな話だ。
[室内を見て、溜息を吐く]
(174) 2012/08/17(Fri) 23:29:19
おはよう、カル。
遅かったのね。
[食堂に現れたカルメン>>169にそう声をかけて、緩く微笑む。
ゲルダの呟き>>173が耳に入れば、そちらへと隻暗緑を移した]
人狼による被害が無くなれば、居なくなったことになるんじゃないかしら。
あとは───貴女が見つけることが出来れば、確実に。
[正者より探せる者はゲルダしか居ないと思っているため、そう言葉を紡ぐ]
(175) 2012/08/17(Fri) 23:29:21
[ゲルダ>>152のお礼は小さかったが、笑みを消した冷たくも見える表情を僅かに緩めてくれたのに。また強張ってしまっていた]
そう思ってくださる方もいらっしゃるのは、救いですわ。
[気にするなというエーリッヒ>>170に、また微かに微笑む。
集められた者に穏やかな人物が多かったのは幸いだった]
(176) 2012/08/17(Fri) 23:31:49
同意だな。
[いつ、というのには、
エーリッヒの言うことが正しかろうと、言葉を重ねて]
(177) 2012/08/17(Fri) 23:31:51
――…ん、そんな所、かしら。
[起きた時間と寝た時間が定かではないから
ライヒアルトの問いには曖昧な返事。
玉思わせる翠が手許に向くを感じて一度下がる眼差し]
これなら、失くさないかと思って。
[指に嵌る玉からライヒアルトに視線を移し微かな笑みを浮かべる]
(178) 2012/08/17(Fri) 23:33:41
旅人が、襲われただけね。
[ウェンデルの言葉>>174に返すのは、短い]
本当なら、疑いがある人を全員殺してしまえば事は済むわ。
それをしないのは、団長の温情でもあるんじゃないかしら。
それに感謝は出来ないけれどね。
……死にたい人なんて、居るわけないじゃない。
[死ぬ覚悟は出来て居ても、死にたいわけではない。
だからそんな風に言って、周囲の反応を見るために視線を巡らせた]
(179) 2012/08/17(Fri) 23:35:53
……僕も、寂しいもん。
[頭に触れるのはいつもの手>>171でした。つい弱音が洩れます。
だからと言って、自ら命を絶つ選択は僕にはできそうにはありません。
もう一度息を吐いた後で、そっと顔を上げました]
(180) 2012/08/17(Fri) 23:36:10
[>>175エーリッヒの言葉に、顔を上げる。
こくり、頷く表情には僅かに力が篭り、
孔雀石色の双眸の奥には強い意志の揺らめきを見せ]
人狼、見つケて…―――
殺す、よ。
[物騒な言葉を、ハッキリと躊躇無く紡いだ]
(181) 2012/08/17(Fri) 23:38:13
服飾師 エーリッヒは、メモを貼った。
2012/08/17(Fri) 23:39:05
……また、根詰めてたのか?
[曖昧な返事>>178に、返すのは呆れたようなため息。
後で、と言ったのに訪れがなかったから、何かに打ち込んでいるのか、とそんな風に思っていた]
なる、ほど。
無垢のままでもいいだろうが、こうして『形』成せるなら、玉も生きられるしな。
[向けられた笑みには、僅かに表情を和らげる。
状況が非日常へと進むから。
無自覚、日常的な話題に気が鎮まる]
(182) 2012/08/17(Fri) 23:39:33
うん。
ぜったい、ぜったいだよ。
おばあちゃん、いっしょ、いてね。
[しがみつくように抱きついたまま、ヨハナ>>+0を見上げてお願いする。
皆が「私」と呼ぶそれをエーリがシーツに包んでどこかへ持っていく>>3:117のが見えた。
でも、それは私じゃない。
私じゃないものの行き先なんて、知りたいと思わなかったから追いかけようとも思わないで。
一人、また一人と部屋から出ていって、最後に残ったウェンデル>>3:158も出ていって。
そこから動こうとヨハナが言い出さなければ、暫くの間誰もいない部屋の中で泣き続けた。
ベアトリーチェもヨハナや私と同じように命を失ったとは、まだ知らずに。**]
(+1) 2012/08/17(Fri) 23:39:55
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