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―翌日 外―
そ、か。
[ユリアンの言葉>>116を聞いて、覚えるように口内で繰り返す。]
ユリお兄ちゃん。ありがと、教えてくれて。
それを目印にすれば、きっと。
[少女は笑みを浮かべて礼を口にして。
少女が次に紡いだ言葉は、狩人に何を思わせただろうか。]
―→現在 広間―
[アーベルの遺体をユリアンに任せ。
(他の人も居れば、その人にも任せた。)
クロエとともに広間に戻ると、
クロエを暖炉の傍にあるソファに座らせて。
少女は簡単なスープを作りに厨房へと引っ込んだ。]
― 朝・広間→外 ―
[昨日は、広間の掃除などをする面々を見守った後も、“抜け殻”が寝かされている部屋に戻らず。
人が居なくなった広間の隅っこに座り込んでいた。
母を早くに亡くしたからか、根本的に寂しがり屋で。
撫でたり撫でられたりぎゅーしたりというふれあいが好きなのも、人と関わっていたいからだ。
死んでしまった今は、部屋で寝る必要もないし、部屋に戻る必要性も感じないから。
朝になればまた誰か彼かが来るだろう広間に留まっていた]
ん…クロエさん?
[眠る必要はない筈だが、いつの間にか寝ていたようだ。幽霊の癖に。
目が覚めたのは、アーベルを探しているクロエ>>67が飛び込んできたとき]
なにか、あったの?
[厨房へと向かうクロエに問いかけるが、その声が届くことはない。
何も出来ない事を寂しく思いながら、なんとなくクロエについてまわった]
─ 外 ─
…あ、……ぁ…
[遺体に縋るようにして泣き続けるうち、
指先の感覚は冷えてとうに無くなった。
感覚が全て鈍くなってしまったような気がする。
幾度呼びかけても。
幾度懇願しても、蒼い瞳が開くことはない。
大好きだった彼の声が、耳に響くこともない]
……──────…、
[何度呼んだだろう。
既に呼びかける声は、音になってはいない。
しんと降り積もった雪と同じく、静寂のうちに溶けゆくのみ]
なるほど……
[自覚のことについてはそう応えて、少し考える様子を見せてから、アーベルのことに驚く様子の後に]
お互い、皆ついていないということですよ。
従うのも、従わないのも苦しい。
[今のローザにはいまひとつ理解しにくい話だったかもしれないが、後に伝わることになるだろうか]
クロエさんと会いましたら、また話が動くと、そう思います。
[微笑みかけてから]
私は、自分の部屋にいますので。
[そう告げて礼をし、その様子と言葉は部屋を出たライヒアルト>>121にも聞こえただろうか。
そちらにもおはようございますと挨拶を交わしてから個室へと戻った]
……───、が、
目……ひらかな…、…
[訴えるように途切れ途切れに口にした言葉は、
ひどく意味を取り難い。
頬も唇も冷え切っていて、上手く言葉も紡げなかった。
ただ、少女が光景を目にすればその意味するところは明白だろう]
[己の個室を出て最初に向かったのは、昨晩命を落とした織子が寝かされた部屋だった。
他にしたのと変わらず、祈りを捧げた後で]
『一人でも多く助かる』と……君があんな事を言える人間だとは思っていなかった。
すまないな。
[小さな声で、遅い謝罪を向ける。
髪に飾られた銀の花に視線を向けて、それからその部屋を出た]
───────…っ
[傍らに添ってくれる気配に、思わず腕を伸ばして抱きしめた。
クロエには少し珍しい振る舞いだ。
ミリィらとは違い、クロエは普段こうしたことをしない。
ただ、今は恋しかった。
アーベルと、恐らくはもっとも近しき対となる存在が、
人狼ではない信じられる唯一の存在が、
───人が、ただ恋しかった]
― 屋敷内/ライヒアルトの部屋 ―
[新たな犠牲者の傍から離れると、旅人はあてどなく屋敷の中を彷徨う。昨夜思い出したギュンターが、どこかに居ないかと探す気持ちも、少しばかりあった。探して何を言おうというわけでもなかったが]
おや…?
[出入自由な身なのを良い事に、個室もふらふらと覗いて回っていたら、見覚えのある布が畳んで置いてある>>121のを見つけた]
彼は影の護り手、だったよなあ?
[その男が、布を回収してきたとすると、ここに救助の来る事を阻むためなのかとも思ったが、それなら急流に捨ててしまえばいいわけで、わざわざ持って帰って綺麗に乾かす意味が判らない]
[再度廊下へ出たのは、シスターが部屋へ戻ろうとするのと同じ頃>>127だった。
その相手の姿>>124も見とめたが]
おはよう。
[いつもと変わらぬ様子で挨拶を告げるのみ。
そのまま階段の方へ向かうべく、踵を返した]
─ 前日/ライヒアルトの部屋 ─
……役割と、目的?
[投げた問いに対する答え>>118に小さく呟く]
なるほど……そこは、推測どおり、ってわけか。
あの二人をそれぞれ選んだ理由も……なるほどね。
[見出す者を表舞台に、という言葉>>119は推測の立てられていたもの。
二人を選んだ理由も、違和を感じるものではなかったから、特に疑問を重ねることもなく]
ん……答えてくれて、ありがと。
……少なくとも、ライヒさんと無理に対立する必要はない、っていうのは、わかった。
[使命と目的、という部分に引っかかりは覚えるものの、そこまで問うつもりはなかった。
問うた所で答えが得られるのなら、最初に説明のひとつもあるだろう、と。
そんな考えがあったから]
ライヒさん。
風ってさ。動き出したら、とまんないよな?
だから、俺は……『ラファール』は、前に行くだけ。
[『突風』を意味する異国の言葉。それが何を意味するかは伝わるか、否か。
静かに言い切った後、開いた瞳は感情薄れた静かな翠]
さて、それじゃ、長々とお邪魔しました。
[一礼して、部屋を辞す。その姿に、迷うような様子は浮かぶ事はなかった。**]
― → アーベルの遺体そば ―
[クロエの後をついて橋のあった辺りまで行き、そこからまた戻る際。
泣きそうな顔をしているクロエに気付けば、ついその肩をぽんぽんしようと手を伸ばして、また素通りしてしまう。
何もできず、声も届かない事が、寂しい]
………ベルさん、どこだろう?
[アーベルにあえれば、クロエを慰めてくれるだろう。自分の声は届かなくても。
そう思って、また歩き出すクロエについていく。
けれど、その先で見つけたのは、食い荒らされた“アーベルだった物体”で]
………………!
[アーベルの亡骸の肩を掴み嘆いているクロエの数歩後ろで立ち止まった娘は。
新たな犠牲者を知り、くしゅりと泣きそうに顔を歪めた]
― 屋敷内/ライヒアルトの部屋 ―
[事の始まりから、感情の起伏をあまり見せない修道士…]
護り手、か、
[護るものが、他と違っていたとしても、それは、彼自身の心の有り様とは、また違うものなのかもしれない。人狼が残忍な存在で、それを助ける者が悪人であるなどとは…お伽噺を信じるようには、旅人も、もう信じてはいなかった]
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