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………。
[少し、どこか呆とした目でゆるりと周りを見た。
「虚」を清める為に祈り続ける巫女は、いつまで祈るのだろう、等と全く関係ない事を考えたりして。
ゆらと揺らす羽根から、闇色の燐光と薄金の燐光が零れ、螺旋を描くようにして溶けた。
ゆっくりと目線をケイジに戻し、その金の目を見上げる瞳の中は暗い色と通常の濃紫色とが混じり、ぐるぐると。]
[差異を語るエリカの言葉に、同意も否定もせず。
疲れた翼を一度動かした。砂埃と共に抜けた羽毛が舞う。]
………回復した後、もし可能ならば…頼む。
[結界樹にいないならば、虚に文字通り【消された】事になる。
命まで奪われたかも知れぬ状況。奥歯を噛み締める。]
………俺はいい。昨夜ので十分だ。
オーフェンは施療院に。カルロスは…儀式の間だ。
……アヤメも先程までいた様だがな。今は判らん。
[脳裏に浮かぶのは姿を少しだけ見かけた、白い花の咲く場所。]
…どうした、んだろ、な。
[少し呆としたままの目で、首を傾けながら金の目に呟き返す。
どうにも落ち着かなくて、もぞもぞと体を揺らすと、はらはらと、背の羽根から黒く毛羽立った羽根が落ちた。]
……わかった。
[小さく、首肯を返す。
それぞれの所在を示す答えを聞くと、
聖殿を見て、それから、森に視線を移した]
そう、先程まで――……
[緩く、拳を握る。蘇る、触れていた感覚]
私は、戻る。
考えてみれば、食事もほとんど口にしていないから。
おや、ネロ――おはよう。
[くすくすと嗤って、挨拶を。
そしてラスの羽根――黒い羽根が抜け落ちる様。]
自分でもわからないのか?
あは、おはよ〜。狐さんにラス〜。
今日も狭いね〜。明日になってもやっぱり狭いのかな〜。それとも出れるのかな〜
[きゃっきゃと笑い。昨日拾い集めた羽根を見る。既に羽根は清められているらしく。]
むぅ。もう黒くなくなってる〜
憑きもの?
それも…良く、わからない。
そもそも、思っていた事の根本は俺自身が思っていた事、だし。
[呆とした目のまま、虚ろに口ずさむように。
はらり、おちた黒い羽根は地面に堕ちて。――それでも、羽根の根元はまだ闇色をしていたが。]
[ネロの持つ羽根に、呆とした視線を移す。]
…千切れた羽根まで、浄化するんだな。
凄いなぁ、巫女さん。
[ちらと一瞬ジョエルを横目で伺った]
[拳を握る様子に目をやるも何も言わず、頷く。]
……その方がいい。
食べて寝ないと体が持たん。……気をつけて戻れ。
[後で己も食べねばと思いながら、背を向け階を上る。
大きく羽音を立て、高く舞い上がった。]
そうだね〜。でもまだラスの羽根は黒いね〜。
「虚」の持ち主から離れたからこっちははやく戻ったのかな〜
[と、黒くなくなった羽根をびりびり千切った]
広さがそうそう変わるわけはなかろうが、
そうなったらおもしろいな
[ネロの言葉に嗤う。
それから、ラスを見て]
ないものをあるようにするのは、いくら虚といえども無理だろうな。
ついでにいえば、そういうもンをもたない奴の方がおかしだろうよ。
[びりびりと千切られる己の羽根には、ふる、と少しだけ身震いをしそうになったがネロに気づかれないよう、自分の手で自分の肩を抑えて止める。
ケイジの言葉には、ふと、首を傾けて]
…なぁ、もしかしてあんた、俺を励まそうとしてくれているのか?
[きょとりと目を開いて聞いた]
うん。広くなったほうがいい〜。
どうせなら外より広くならないかな〜。ついでに川とか山とか岩とかいっぱいあって。
兎とか鳥とかもついでにいたらいいのに〜
[結界樹の中というのを認識しているのか怪しい発言]
治そうとすればあれは治るんじゃないか?
[カレンの言葉に軽く返し。
しかしおせっかいだの励ましだのには、さて、と目を瞬かせ]
そのほうが、あとの見世物が愉しそうだ。
[否定とも肯定ともつかないことば。]
…見世物レベルだけど見世物じゃないっての。
[言いながら、狐を見上げる目は細く笑み。
カレンとの言葉には、目を見開いて]
カルロスの翼って、治るのか?
[言いながら、ネロをの肩を捕まえようと腕を伸ばしてみた]
[空に舞う紫紺の四翼。
眼差しを逸らして、歩みだした。
森近くの家に灯りはなく、気配もない。
一晩空けただけにも関わらず、久方振りの気がした。
ひとりきりの室内は、やけに広く、肌寒く感じる。
窓辺に腰を下ろして、夜天の光を浴びた]
……何か、おかしい。
今回だけ、知れないのは。
[鷹の目に語った内容には、詭弁も含まれた。
己が心の内を明かさぬために]
結界樹に捕らわれていないとしても、
人ひとりの存在自体を「消す」事は難しい――
[思考を音にして落とすうちに思い出したのは、
襲われたという彼女との会話。
そして先程の協力を求める申し出に、
堕天尸が誰かを知っていた、狐の面の男]
えー。広くならないの〜
ケチだよね〜ケチ〜。
でも誰がケチなのかな〜?
[とラスが伸ばした手に気づくことなく。むぅ。と考え込む。]
じゅうぶん、見世物だろう。
[くつり、喉を鳴らしわらう。]
特別に何かうらみつらみを込めてつけた傷じゃないからな。
力を使えば治るだろうが――
さて、やってみないとわからないな。
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