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─墓地─
そりゃーそーだけどな。
や、そこで真面目な修道士されても不気味だから、今のまんまでいい。
[首を傾げながらの問いには、真顔で返して。
笑う様子に、自分も表情を緩めた]
お、差し入れは大歓迎、期待してるぜ。
[差し入れの話には楽しげにこう、応ずるものの]
……ん、ああ。
なるべく、そーする。
[最初の旅立ちの時も三年前も、何も言わずに飛び出して。
多分、今度も同じ事になるだろうから。
最後の言葉に返す時には、やや、歯切れ悪い口調になっていた]
……んじゃ、俺、そろそろ行くわ。
煙草補充したいし、夕飯までに戻れー、言われてるからさ。
[それでも、冗談めかした口調で言う時には。
表情はいつもと変わらぬ軽いものになっていた**]
─村の通り・樹の下─
あら、知らなかった?
[カエルは口と両手を広げて大仰な仕草を見せる。
その動きを見詰める翡翠と、緩みかける頬を見逃さず、女はくすりと笑みを零し]
これ、あなたにあげるわ。
頑張ってる次代当主さんに、ささやかなご褒美。
[悪戯めいた笑みを浮かべながら、ミハエルの手を取ろうとする。
直接的に拒まれることがなければ、パペットを嵌めてしまう心算]
―墓地―
不気味とまで言うか。
失礼な奴だな、これでも立派に修道士してるんだぞ。
[真顔で返す幼馴染に胸を張って見せる。
口調はさして気にした風でもなく先ほどと変わりなかった]
ま、お前さんの期待を裏切らんように善処するさ。
[なるべく、という返事を聞けば余り期待は出来ぬかと
苦い笑みが浮かぶが其れが分かっただけでも良しとして]
じゃ、またな。
あんまり吸い過ぎんなよ。
[軽く手を掲げて幼馴染と別れると
青年は修道院の方へと歩いてゆく]
…どうやら引き止めてしまっていたね
仕事中だったのは気付かなくて済まないよ
[今度はゆっくり、との声に頷くといってらっしゃい、と
幼馴染に声をかける。慌てたクロエを想い、
また今度と告げ走り去るのを見送った。
転ばぬようにと願った後、細工師夫妻へ視線をやり、]
ン…今が正念場というところのようだね
そうなら、言ってくれれば此方から伺ったのに――
[如何にも気が利かなかったと侘びて、大きめの布を所望するイレーネに直ぐ品を用意しようと色はどうするかを訊ねながら。]
…不思議、だよ
こうして人が生まれようとしているなんて
[両親を知らずに育った娘は不思議そうに、
大きくなったおなかを見つめていて。]
─村の通り・樹の下─
家にあったのは僕がカルメンに依頼したような人形ばかりだった。
このようなものは見たことが無い。
[翡翠は未だカエルを捉えていて。
答えた後に笑む気配を感じ取ると、ハッとしてカエルから視線を外した。
少々不機嫌そうな表情になったのは、照れ隠しのようなもの]
───え。
だがこれは納品するためのものでは……。
[そう訊ねる間にもカエルは己が手へと嵌められる]
…………。
[嵌められたそれを見詰めて、ぎこちなくカエルの口を動かしてみた。
カエルはぽけーっと大口を開けている]
構わないのなら――少しだけ触れてみたい
差支えは…ないのだよね?
[未知の感覚に細うい指先を出し手は引っ込めて、
何処か緊張した面もちに自然となり。
時折、彼女の夫へも眼差しを向け無言の意を訊ねた。]
あら、ごきげんよう。
[ふとクロエが通り掛かるのが見えれば挨拶の言葉を。
急ぎ足なのは見て取れた為、それ以上引き止めようとはしない]
あれ?私に振ってるのかな、あの人…わ、っとと…っ
ふぅ…危なかった。
[視界の中にこちらに手を振る姿が見えたので足を止めたものの、勢いづき過ぎて前のめりになり。
なんとか転ばずに済んでほっと息をついたもののもしかしたら今の見られたかな、と恐る恐る自分に手を振った人に視線を向け。
ようやく、誰が自分に手を振っていたか認識した。]
あ…毎年来てる人だ。今年ももうそんな時期なんだ…
えーと…こんにちは、ユリアンさん!
カルメンさんもこんにちは。
ミハエル君も一緒ってことは、お仕事の話中?
邪魔しちゃってたらごめんね。
[カルメンにも挨拶されればそちらにも笑顔を向けて手を振って。
続けた言葉は申し訳ない色を表情に浮かべた。]
他にもあるからいいのよ、一つくらい。
……よかった、ぴったりだわ。
[無事にミハエルの手に嵌まったパペットに、女は満足そうに手を合わせる]
可愛いでしょう。
[大口を開けるカエルと目を合わせてから、微笑んでミハエルに視線を移した]
―修道院―
[花の咲き誇るささやかな中庭の奥には
リキュールを造る為のハーブが幾種も植えられている。
水を遣り雑草を引き抜き労働に従事する事も
青年にとっては日常であるから苦とも思わない。
何処か愉しそうな淡い笑みが浮かぶのは
久方ぶりに幼馴染と話が出来たからだろう]
さて……
怪我人が居る事だしマリーゴールドでも摘んで行くか。
[無論其れをあの少年に贈るわけではない。
湯に浮かべ殺菌と傷の治癒を促す為のもの。
浴室に行き湯の準備をする者に花を手渡し指示をした]
─村の通り─
あ、気づいたって、おーい。大丈夫か。
[手を振ってる先でバランス崩されれば見えないわけがない。
間が悪かったかと苦笑しながら声をかける]
はい、こんにちは。今年もまたよろしく。
雑貨屋にもあれこれ置いてくし、急ぎで必要なのがあれば言ってくれな。
[転びかけたことはそれ以上追求せずに笑って言った。
カルメンの声も聞こえて振り返る]
気にしなくて大丈夫よ。
お仕事の話ではないから。
[クロエの表情に、笑んだまま首を傾けてみせる。
横目でミハエルの手のパペットを示したのは分かっただろうか]
ユリアンさん、帰ってらしたのね。
[それからクロエの声を掛けた先を目で追って、その存在にも気付く]
クロエさんは、元気だね。
[そちらこそ気をつけてと云う間に
去って行ったクロエに対して、のほほんと感想を零す。]
うん。イレーネの謂う通り納品に来たんだ。
品は此処に置いておけばいいかな。
[改めてゲルダに向かいなおると、
布を所望する妻の背後でがさごそと品をカウンターの上へと。
ゲルダとイレーネの間で交わされる会話には、
にこにこと微笑んで]
優しく触れば大丈夫だよ。
優しく、優しくね?
[ゲルダから問いかけの視線を受ければ、
心配と信頼と――何より深い愛情を湛えた表情で頷いた。]
─村の通り・樹の下─
[一つくらい構わない、と言うカルメンに、そうなのか、と一度視線を向けて。
再びパペットに視線を戻すと]
……可愛い、ね。
[少しだけ顔を綻ばせて、カルメンの言葉に同意するように言葉を紡ぐ。
つい気が抜けて、いつもの口調になってしまっていた]
………!!
[一拍遅れて口調が戻っていたことに気付き、しまった、と言う表情。
次いでクロエやユリアンの姿に気付くと慌てて座っていた岩から立ち上がった]
ぼ、僕はそろそろ失礼する!
まだ回らなければいけないところがあるからな!
[そう言っていつもよりやや早めの速度でその場を離れて行った。
カルメンを座らせたハンカチは忘れた*まま*]
だ、大丈夫!
えっと、あの、いつものことだから!
[ユリアンから苦笑混じりに大丈夫か問われると、やっぱり見られてた…!と真っ赤になって慌てたものの。
今年もよろしくといわれると、まだ赤い顔ながらも笑顔で頷いて首を傾げた。]
こちらこそ、今年もよろしくお願いします。
えへへ、ユリアンさんの顔見ると本格的に夏が来たんだなぁって思うな。
って…あれ、小父さんは一緒じゃないの?
宿に残ってるとか?
[いつも一緒に来ているはずのユリアンの父の姿が見えないためそんなことを聞いて。]
―村の通り―
はい。カルメンさんとミハエルさんもお久しぶりです。
今年はちょっとだけ遅れました。
[大口を開けたカエル人形が目に入る。
手に嵌めて見ているミハエルも年らしく子供らしく見えて。
ついついクスリと笑ってしまう]
―雑貨屋―
ううん、少しは動かないと身体に悪いし。
[日に弱い夫に、身重の妻。
うっかりすると出不精になりかねないので、外に出る用事は有難くもある。
侘びにはふるりと首を振る。布は真白の物をと頼んだ。]
そうだね…。
私達みんな、こうやって生まれてきたのよね。
[不思議そうにするゲルダに、同意するように口にする。
自身も早世した母の事は殆ど知らない。
その自分が母親になろうとしている事に、多少なりと感慨があった。
迷うようなゲルダに、柔らかな笑みを向けた。]
妊婦のお腹に触ると、幸せになれるっていうし。
どうぞ、遠慮なく。
[それは母親が向ける眼差しに少し近いものだった。]
あ、本当?良かった…
…わぁ!?
え、えっと、ミハエル君またねー?
[カルメンから仕事の話じゃないと聞くとほっと息をついて。
彼女の視線を追うと、ミハエルの手にあったのは小さな可愛いパペットで。
こちらに気付かないほどそれに夢中になっているらしいミハエルの様子も相俟って微笑ましげにほころばせた。
が、急にミハエルが立ち上がると驚いてつい声をあげ。
慌てた様子で立ち去るミハエルにきょとんとしながらも手を振って見送った。]
嗚呼、ゼルギウスさん有難う
御代はこの前の通りこの金額で支払わせて貰うけど…
[品を置く様子にそちらへ赴き出来上がった品に嘆息を漏らす。職人が磨きをかけた作品は少しも劣らず瑠璃色を湛えている。むしろ、立派過ぎる出来に好いのだろうかとも考えてしまう。]
金額が釣り合わない気もするけれど
ン――― 本当に好いのかい?
[首を傾ぎどうするかを訪ねるうちに囁かれた誘いへと興味は其処に移り母なる揺り籠に守られた小さな命に、そっと、やさしくふれてみようとして―――]
わ…すこし、動いたみたい
僕の事――分かるのかな?
[彼女の夫が妻へ注ぐ愛を間近で感じ取るとくすぐったい様な思いがこみ上げてくる。自分の両親もかつてはそうだったのだろうか、と遠い過去を想う。]
―村の通り―
おや。ではまた。
[一度は手で笑いを隠したものの、ミハエルが去るとまたクスクス]
夏の便りを運んでくる男です、なんてね。
ん。親父はちょっと休養中で今年は俺一人。
だけど持ってくる物は殆ど減らしてないから安心して。
[背負っている荷をクロエに示す]
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