80 夜天銀月
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細工師 クロエは、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 22:56:32
― 翌朝/外 ―
いや。
森は外から見ても酷かったけど。
[鳥を射る為に鍛えた視線は鋭い。
エリ>>175が出てきたのは、ロザに向かって歩き始めた後か。一度背後を振り返って首を傾げた]
えっ。橋?
ああ。嵐で流され……
[大変だとは思ったが、それよりも目の前で女性が泣いてる方が大変だった。どうしていいのか、手をワタワタと動かして]
お、落ち着け、ロザ?
[何か座り込んでしまいそうに思えたので、恐る恐るロザ>>177の肩に手を伸ばして支えようとした]
(181) 2013/01/08(Tue) 22:57:12
―翌朝・個室―
[夜中は落ち着かずに、深く眠りにはいることはできなかった。
時折じっと窓の外を見たり、また目をつぶったりと……、
おかげで寝坊をすることはなかったが、朝は少しばかりぼーっとしていて、余計にドジ起こしそうな様子に見えただろうか]
んーー…
[一度伸びをしてから、軽く身支度を整えると部屋を出た。
廊下でライヒアルトと少女の話す声が聞こえる]
おはようございます、ライヒアルトさん。ベアトリーチェちゃん。
[微笑みかけてからもれかけた欠伸に口元を手で抑えるとすぐに噛み殺した]
(182) 2013/01/08(Tue) 23:00:22
寝る前に、髪飾りでも見ていく?
[食後は、そんな言葉でカルメンを部屋に誘った。
彼女に昔、作業を見せて欲しいとせがまれたことがある。
ちょうど冬だったから、作業場は寒いぞと脅したものだ。
見せても面白くもないだろうということもある。
けれど、この夜は少し気が向いた。
風の音が寒々しくて、何か楽しい話をしたかった為でもある]
暖かくなったら、今度は作業場に来てもいい。
けど……。…面白くないと思うよ?
[一応、念は押しておいた]
(183) 2013/01/08(Tue) 23:01:16
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 23:01:50
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 23:02:23
―前夜―
[クロエからの応え>>132に顎を軽く引く]
俺の案は――…
[依頼主からの要望が頭を過り口を開くが]
クロエのを見せてもらいながら話そうか。
長くなってしまいそうだし、ね。
[仕事の事になるとお互い熱が入り
話し込んでしまうのが予想された。
ギュンターに長剣を渡す際に呟かれた言葉>>133は
よく聞き取れなかったのかきょととした表情。
ギュンターの面白がるような眼差しに訝しげな様子]
(184) 2013/01/08(Tue) 23:02:55
[食事の支度>>128は得意な者に任せる事にした。
父との二人暮らしであるから出来ぬ事はないが
人に振る舞う前提ともなれば話は別で。
その代わり、有り難く食事を頂いた後の片付けを手伝う。
同じく片付けの方に挙手したユリアンと共に
男は鍋を磨いたり水を汲みなおしたりなど力仕事に従事した。
その夜は結局刃物の手入れまでは出来ぬまま
帰ることもかなわずギュンターの屋敷に泊まる事となる]
(185) 2013/01/08(Tue) 23:03:04
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/01/08(Tue) 23:03:18
─ 夜・自室 ─
[皆と別れて、部屋に一人になれば風の音が嫌でも耳につく。
がたがたと鳴る窓のカーテンを少し開ければ、
外は漆黒の闇に吹き付ける真白い雪。
隙間風にテーブルの上の蝋燭が揺れて消えそうになり、
慌ててカーテンを元に戻した。
指先からしんと、冷えが内へとしみて来る]
────…、
[その夜は、夢に何かの歌を聞いた気がした。
ただ風に紛れて、音を聞き違えただけかも知れない。
びょうびょうと響く風と夢は寝苦しくて、
だから翌朝は、いつもより目覚めが少し遅れた]
(186) 2013/01/08(Tue) 23:07:32
─ 翌朝/外 ─
…ぅ……ック…ヒック……
[恐怖が足の力をまた奪ってく。
やけど、今回はリアが支えてくれた>>181さかい、座り込まんで済んだ。
口に当ててた右手の甲で目元擦って顔上げると、リアの他にエイリ>>175がおるんが見える。
2人を見上げて、グス、て一度鼻啜った]
お、おち、おちつけ、たら、こないに、なって、へん…。
[ああでも、話とったら少しずつ落ち着けるかもしれへん。
泣いたせいか、蒼かった顔も赤み帯びてきた。
なんや自分が熱っぽいのがよぅ解る。
……もしかして風邪引いてもうたやろか?]
(187) 2013/01/08(Tue) 23:07:37
─ 翌朝/外 ─
ああ、確かにな。
……花も埋もれちまったろうなぁ……。
[ユリアンの返事>>181に、遠い目をしたのは僅かな時間。
常の元気のよさの感じられない様子のローザが泣き出す>>177のが目に入ると、翠を瞬いた]
……橋が落ちた……?
……つまり、孤立した……って、事、か、それ。
[二人の方に近づく途中で聞こえた言葉に、眉がよる。
泣いているローザを気遣う様子はあれど、ユリアンのように動転する素振りはない。
冷静とも見える態度は、幼馴染とは対照的なものだった]
(188) 2013/01/08(Tue) 23:08:31
― 外 ―
ん。そか。
[ロザ>>187は本当に今にも倒れそうに思えて。
迷いに迷った末、彼女の肩を支えるだけでなく抱き寄せた。顔は何やら熱っぽそうなのに随分身体が冷えてると感じて、フゥと息を吐く]
ごめん。
[短く断って、ロザを横抱きに抱え上げようとした。
答えを待ってないあたりが慣れてない。顔も真っ赤だ]
(189) 2013/01/08(Tue) 23:12:46
― →広間―
あの風の音で寝つける者はそうは居ないと思うぞ。
君くらいの年齢なら、怖がるものも居るだろう。
[首を捻る様>>178に口許は緩めたまま]
一節?
どういうものか聞いても……
おや、おはようナターリエ君。今日は早かったな。
ギュンター殿に挨拶に向かうぞ。……足許には気をつけたまえよ。
[少女への問い掛けは途中で途切れて、シスターからの声に振り向く。安堵したように少し、息を吐いた。
ぼんやりしている様に一応簡単に注意だけして、少女に続いて広間へ向かう]
(190) 2013/01/08(Tue) 23:13:54
─ 翌朝・自室 ─
あふ……。
[欠伸をして体を伸ばせば、背がぱきと鳴る。
冷え込んだ室内に一度身震いをして、手早く身支度を整えた。
下ろせばさらりと肩を覆う黒髪を、ひとつ団子に纏める。
髪を常の形を整えて、階下へ向かった。
既に人々の起きだしている気配がある]
(191) 2013/01/08(Tue) 23:15:04
あ、ナタお姉ちゃんだ。
[少女が広間へと入る直前、ナターリエの声>>182が聞こえて振り返る。]
お姉ちゃんも、おねむ?
[口元を手で抑え、欠伸を噛み殺す様子に首を傾げた。]
(192) 2013/01/08(Tue) 23:15:34
―翌朝/個室―
[取り替えられたばかりのシーツが心地良い眠りを齎す。
夢は見ない。
いつも通りの時間に目が覚めてゆっくりと身体を起こす。
窓の方へと視線遣れば、嵐の気配は失せていた]
――…は、ふ。
この分なら戻れそうだな。
[鍛冶場の火は父が見ているだろうが
離れていればやはり気になってしまうもので
いそいそと身支度を整え、部屋を出る]
(193) 2013/01/08(Tue) 23:16:34
─ 翌朝/外 ─
あ、あそ、こ、しか、む、村ん続く、道、無いやん。
橋、か、架け直される、まで、だぁれも、通れへん、よ。
[口調がどもるんはまだ直らへん。
せやけど、声返すんはどうにか出来そうやった。
エイリん言葉>>188にちっさい嗚咽混ぜながら答えてん。
そん時やった]
─── へぅ?
[引っ張られて>>189、そんままリアん方に身体が動く。
短い断りの後に感じたんは、突然の浮遊感やった]
ほぁ!?
[流石んびっくりしたわ!
思わず右手でリアん服掴んでしもた]
(194) 2013/01/08(Tue) 23:17:52
― 外 ―
多分。残念。
[エリ>>188の花は、狩りで荒らさないため、近くで行動するのを避けていたが見せてもらったことはある。心から頷いた]
……だね。
[エリの疑問に頷き、ギュンターの屋敷を見上げた。孤立したことに関してあまり悲観した様子はなかった。
なのでどうしてもロザの様子が気になり、結果として幼馴染と正反対の慌てぶりを発揮していた]
(195) 2013/01/08(Tue) 23:22:40
─ 外 ─
……まあ、そうだよなぁ。
[落ち着けたなら、という返答>>187に僅かに眉が下がる。
とりあえず中に連れて行かないと、と思った矢先に、ユリアンが動いて。>>189]
だよ、な。
とりあえず、こっちからは手出しもきかんし。
……とりあえず、中、戻ろう。
あったかいもん作るから、それで温まって落ち着け。
何はなくとも、それが一番いい。
[そちらに手出しすることはなく、ローザ>>194に頷く。
このまま冷える場所にいてもどうにもならないし、何より上着を置いてきているこちらは。
寒い]
(196) 2013/01/08(Tue) 23:22:45
― 回想・昨日 ―
[仕事で疲れが出てるだけ、というアーベル>>112に納得して頷いた。
ウコンの話にはニマッと笑って]
あたしの手持ちのお酒飲むなら、これくらい無いとキツイよー?
……むしろ、ジュースか水で割らないと飲めないかもだけど。
[何しろ手持ちは蒸留しまくった火の着くお酒ですから。ええ。
アーベルとクロエが剣を検分しているのは、紅茶を飲みながら眺めた。
刀剣だの装飾品だのはよくわからないけど、綺麗だなーと思ったが口は出さない]
(197) 2013/01/08(Tue) 23:24:53
[背中をポンポンしたエーリッヒ>>126が大丈夫というのをきけば]
そっか。ならいいんだけど。
辛かったら、いつでもお酒なりやけ食いなり付き合うからね。
[と、幼馴染に笑顔を向けた。
どんな事故だったのか、とか。親は知っているかもしれないが、当時はまだ子供だったので詳しい事は知らない。
ただ、母親を亡くしただけでもつらかったのに、一度に両親ともに亡くした幼馴染はもっと苦しいだろうと感じていただけ]
お料理の手伝いなら、あたしもする。
簡単なものなら作れるよ。
[泊まり賃代わり、という言葉>>128と他の女性陣が手伝いを申し出る様子に、自分も挙手した。
ワーテルゾーイの作り方をついでにローザから教わろうとも。
その後は、ローザと一緒にベアトリーチェを愛で倒したり、ローザを愛で倒したり、ついでに隙があればナターリエや綺麗なお姉さん’sも愛でたかもしれない]
(198) 2013/01/08(Tue) 23:25:37
―→広間―
お話の邪魔、してしまいましたか?
[二人の様子に少し申し訳なさそうにしてから、おねむとベアトリーチェに聞かれると恥ずかしそうな様子で微笑みかけて]
大丈夫ですよ。少しばかり寝付けなかっただけなので。
[ギュンターへの挨拶の話には自分もその予定であったので]
はい、お話はよかったのでしょうか?
[そう尋ねてから、また少しぼーっとした様子で…、
すぐに足元にとその言葉のおかげでドアの段差で躓くことはなく、二人に続き中へと]
(199) 2013/01/08(Tue) 23:26:44
― 外 ―
ロザ、朝一番で出ただろ。
冷たい。風邪引く。
[もう引いてるかもしれないが、自分の顔も熱くなってしまったので、ロザ>>194の熱を測ることは出来なかった。
子供の頃と違い、腕力もついた。ちゃんとしがみ付いてくれるなら落す心配もないので、傍目からは軽々と抱いて屋敷に戻り始めた]
足も危なっかしい。
この方が早い。
[玄関はエリが開けてくれるだろう。視線でも催促した]
(200) 2013/01/08(Tue) 23:27:34
狩人 ユリアンは、研究生 エーリッヒにウンウンと頷きながら歩く。
2013/01/08(Tue) 23:29:00
─ 翌朝・個室 ─
[夢も見ずに、ぐっすり眠った。]
……寒い…。
[目が覚めて、最初に呟いた言葉がそれ。
窓に視線を向けると、嵐は止んでいるようだ。昨夜は楽しかったから名残惜しいけれど、お暇しなければ……。
寒さに肩を縮めながら服を着て、もう一度ちゃんと窓の向こうを見る。]
あら……。なんだか、凄い……。
[積もった雪に、森から飛んできたのだろう枝が散らばったり突き立っていて、昨夜の嵐の凄まじさが見て取れた。]
帰るなら、雪を退けるお手伝いをしてから、かしら。
[帰れないとは知らず、そんなことを呟き。使った寝具を整えてから階下へと降りる。]
(201) 2013/01/08(Tue) 23:30:33
─ 外 ─
……まあ、あれは結構丈夫な花だから。
上手くすれば、雪の下で無事かも知れん。
[残念、という言葉>>195に軽く肩を竦める。
冬の寒さにも耐えて花弁を開く花は、可憐な外見に似ず生命力が強いもの。
問題は、そこへの道がどうなっているかだが……それは今は、横において]
ああ、確かにその方が早いな。
じゃ、行くか。
[視線の催促>>200に軽く肩を竦めつつ、先に立って進み、玄関を開けて扉を手で押し止める]
(202) 2013/01/08(Tue) 23:31:15
そっかぁ。
[ライヒアルトの言葉>>190に、そうなんだ、と言うように頷いた。]
うんいいよー。
えっとねー……。
[と、先ほど浮かんだ一節>>158を口にした。
祖父がその一節を聞き、眉を潜めた事は少女が知る事は無い。]
ううん、大丈夫だよ。
[ナターリエの言葉>>199に、小さく首を振り。]
風の音、すごかったね。
話はあたしは大丈夫、なの。
[と、言葉を返した。]
(203) 2013/01/08(Tue) 23:32:21
─ 廊下 ─
ん、アーベル。おはよう。
[冬の廊下は冷える。
広間へ向かおうとしたところに、別の部屋のドアが開いた。
そちらへと目を向け、目に映った姿>>193に挨拶を送る]
帰るだろ?
ついでだから一緒に帰って、例のデザイン画を見せ…
たいところだけど、これは私も一度小屋に帰ろうかなあ。
何だか、うちは雪に埋もれていそうだ。
[クロエの作業小屋は一人暮らしだから、
雪かきをしておいてくれる手も、当然にない。
やれやれといった調子で友人へと肩を竦めた]
(204) 2013/01/08(Tue) 23:32:25
─ 翌朝/外 ─
だ、だだだだって早ぅ戻らんと、パパパパン作るじゅじゅ準備でき、出来へんもん!
[リア>>200に抱き上げられた状態で、指摘に主張はしといた。
なんや違う意味でどもってしまっとる。
やってこないな体勢、怪我したり風邪引いた時にお兄ちゃんに運んでもろた時くらいしかあらへんもん!
でもなんやろ、さっきよりは口回っとるわ]
ぅー……せやかもしれん、けど。
[なんや恥ずかしゅうて、リアん服掴んだままちっこくなってもうた。
顔熱いんは変わらんわー]
…ほな、そうさせてもら、う。
[エイリ>>196からも勧められて、大人しゅうすることんした]
(205) 2013/01/08(Tue) 23:36:03
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