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アーベル殿
[ぽつりと 名を零して。]
[ああ、心の声が伝えられたら良いのに、と思った。
哀しみのまなざしに、抱いたのは――何の感情なのか。]
[それから、すぐに現実へ戻る風の竜。]
今、一体、何が?
[問いかける。
何があったか見ることも叶わなかったから。]
[何が、と言う問いに、軽く肩を竦め]
あー。
良くわかんないけど、なんか押し付けてった。
飛べずに、空眺めてる様子とか。
[大雑把に説明して]
……やりたい事ができねぇのがキツイ事くらい、オレにだってわかるけど。
だからって、なにやってもいいって訳じゃねぇ。
自分だけが我慢してるとか、自分だけが辛いんだとか。
そーゆー考え、はっきり言ってムカつくんだよな。
[吐き捨てるよな口調で言った後、盛大にため息一つ]
ま、あんたに言ってもしゃーないのかも知れねぇけどな。
……ま、いいや。
さて、んじゃ、当初の目的地に行くか。
[さらりと言って、歩き出す。
それから、ふと、思い出したように]
……歩き回るのは勝手だけど、ヘンなとこでぶっ倒れんなよな。
妙な勘違いであっちに暴れられたら、こっちが迷惑だからよ。
[素っ気無い言葉に宿る感情は、さて何か。
旧知故か、気遣う意思は多少はあるやも知れないが。
ともあれ、風を連れたまま、疾風の竜は*中庭へと向かう*]
[さすがに大雑把過ぎて、理解に時間はかかった模様。]
飛べずに?
[アーベルの居たところを見るけれど、今はいない。答えもない。]
わたしの願いはもっとひどいですね。
きっと。
[苦笑して]
あなたにとっては、考えられないことでしょう。
それに、アーベル殿は、自分だけがとか、そういうことは思っていないと思いますよ?
ええと、いってらっしゃい
[ゆるりと手を振り、
そして気付かれていたのかと、苦笑する。]
暴れるなんていうことはないと思いますけれど。
でも、気をつけます。
ありがとうございます。
心配してくれたんですね?
[微笑んで見送り、少し考える。
集中を高めた体は、やはり少しの休息を必要としていた。]
< 主なき剣は真の姿を現さない。
鎖を手首に巻き、宝飾の部分を握り、その手で結界に触れる。
話したい、と。
ただ、それだけ。
ほんの僅かな願いを篭めて。
見えない波紋が広がる感覚。伸ばした手は敢えなく弾かれ、しかし干渉を加えた所為か、振動が伝わってくる。石が熱い。肌がちりついた >
……どうして、
< 焼けつく痛みに目を向けず、結界の彼方に視線を注ぐ >
名など与えてくれなければよかった。
< 王に対しての、小さな恨み言 >
―中庭―
[夢を渡り青年が姿を現したのは中庭だった。外していた連なる腕輪指輪を付け直して西殿の方角を見る]
――…剣を。
[ただそれだけを呟き、青年は東殿へと歩き出した]
戻りましょうか。
[寝ていた部屋へと歩を進める。]
[そうして、そっと鱗を一撫ですると、ベッドに腰掛けた。
そのうちに、まぶたが落ちてゆく**]
―東殿/回廊―
[求めるのは剣、故に青年が向かった先は腕輪――精神の属を感じる方向だった。まだ眠りに落ちている者が多いのか、感じる気配は少ない]
剣は…大地殿は何処に?
[回廊は水の気配が濃い。眉を少し寄せて集中を高める]
―東殿/回廊―
[氷破の封印に抑えられた為か、腕輪の気配は掴み難かった。
真っ先に尋ねた大地の随行者の部屋は空で寝た気配も無く、扉を開けただけで踵を返す]
………。
[回廊に残る破壊の跡に眉を顰め、それでも青年は順に探していく]
―東殿・氷破の部屋―
ん……、うぅ……。
[身をよじり、薄っすらと目を開いていく。
少し辺りを見回すと、己に宛がわれた部屋だろうと言うことに気付いた]
……確か、ザムエルの腕輪が何か暴走していて……
それで、ナターリエに名前呼ばれて、身体が動いて……
[そこまで、整理するように呟いた後。
己の手の内にある氷の歯車に気付いた]
……封印を施した。
[ゆっくりと上半身を起こすと、床に老地竜の姿が見えた。
毛布が敷かれてはいるが、殆ど倒れ伏せたようにも見えて]
一応、暴走見たいなのは落ち着いたの、かしらね。
―東殿/回廊―
[やがて辿り着いたのは氷破の部屋。夢を渡るのは出た先で何が起こっているかわからない以上危険だった為、試してはいない]
――…あぁ、なるほどね。
ブリジット殿が抑えたのかな。
[かつての――仔竜の頃の出来事を思い出し、視線を伏せる。青い睫毛の陰で紫紺の瞳に過ぎるのは懐かしさと苦味。暴走し赤紫に染まった、否、それこそが真実の色である事を恩人である竜は知っている。
首を緩く振り、扉を叩いた。しゃらり瀟洒な音が少し遅れ鳴る]
―東殿・氷破の部屋―
[これからどうしたものかと悩んでいた時、
ノックの音が、部屋へ響いた。思わず普通に反応し]
はい、開いていますよ?
[老地竜を起こさないように、控えめな声でノックに返した]
―東殿/氷破の部屋―
[微かな鎖の音も精神の気配も気付いた様子なく返る声に口元に笑みが浮かぶ。けれど、恩人とて引くつもりは無い。開けた扉からするりと入り込み、後ろ手に鍵を閉めた]
……おはようでしょうか?
お目覚めのところ申し訳ありませんが――…動かないでいただけるとありがたく。
[広口の袖から半ば出た指先が眼鏡をずらし、隙間から赤紫が覗く。体の動きを縛ろうとする心の力が氷破の竜へと伸びる]
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