64 滄に揺らめく銀鏡
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バーテンダー エルザは、メモを貼った。
2011/01/16(Sun) 23:42:23
[アーベルが、エルゼの前に立ち、聞こえた声とその顔を近寄せるのに、タオルから包丁を引き抜く。
獣にできた、隙、向こうからはこちらの姿は見えておらず、何よりアーベルは自分の目的を果たしていたし]
ふぅ……
[短い吐息、それから呼吸を止めて、その背後に向かってゆっくり足音を立てないように近づいていく。
気配を完全に消せるほどに熟練しているわけではないけども、相手に悟られぬように動くのは狩りの基本だと、なんども教えられてきたこと。
ブリジットからはアーベルに切りかかりに言ってるように見えたかもしれないけど。
アーベルがひとしきり味わった頃くらいだろうか、その背後にまで来たところでぽんと小さくその背中を左の手で叩く。
右手に持った包丁は体の内側に向かって構えて、一気に振りぬくときは内から外へ、これも最初に刃物の扱いで教わったことだった]
(58) 2011/01/16(Sun) 23:43:50
小説家 ブリジットは、メモを貼った。
2011/01/16(Sun) 23:43:50
下男 アーベルは、メモを貼った。
2011/01/16(Sun) 23:44:48
[>>+141ゲルダの返事を聞くと、やっぱりな、と頷いて]
そりゃ殴る権利あるな。姐さん。
[多分無理だけどと思いつつ、うんうんと頷いた]
…護り手、ねえ…伝承てのは、やっぱいいかげんだな。
[>>+142ライヒアルトの言葉には、苦笑する。過去には、同情してか他意あってか「獣」を逃がした教会の関係者もいたらしいが]
俺の仕事は、全てを闇に葬ることだったのさ。お前さん達も含めてな。
[だから、恐れたのは正しい、と笑った]
(+145) 2011/01/16(Sun) 23:44:51
――…また今度、覚えていたら。
[クレメンスの言葉に小さく笑う。
困らせてしまいそうだと思うから
言葉にすることはないかもしれない]
……信用してるわ、おにいさま。
いってらっしゃい。
[撫で遣る兄にくすぐったそうにして
岬へと向かう姿を目で追う]
(+146) 2011/01/16(Sun) 23:45:06
[受け入れていたと聞けば>>+137浮かぶのは安堵の色。
だが怯えも混じるのを見れば、苦笑して]
悩んで間違えるのが、人間じゃないかなぁと僕は思うよ。
後悔して、でも、シスターは生きてるだろう?
[まだ生きていると思っているから、言葉は本気である]
…アーベルに知られたときだけは、少し本気で死を覚悟したなぁ。
[こわかったなんていう人狼の言葉を聞いて>>+142つい出たこの言葉も心底真面目だった]
(+147) 2011/01/16(Sun) 23:48:12
[ナータの返事>>+146に頷いて。]
いってきます。
[と、まっすぐ岬に向かった。]
(+148) 2011/01/16(Sun) 23:51:24
[エーリッヒの頭を、よしよし、と優しく撫でる>>+140。
ある程度で満足して、今度は黒猫の喉へと手を伸ばして]
まぁ、仕方ないね。
僕も…ほとんど変わってないとはいえ、こうだし。
[言いながら苦笑する]
まぁ、時間が経てば元に戻るのかな。
無理に戻ろうとしなくてもいいか。
可愛いよ。
[言葉はすらりと言ってのける。男に対してではあるが、褒め言葉のつもり]
(+149) 2011/01/16(Sun) 23:51:32
――…信用してる。
言えなかったのは私が弱いから。
[ひとりになれば呟いて
両の手の平をぼんやりと眺める]
『場』が崩れるの、もうすぐ、かな。
[細い指先、その輪郭が少しだけ曖昧に見えた]
私は、逃げてばかりね。
[困ったような笑みを浮かべてただその『刻』を待つ]
(+150) 2011/01/16(Sun) 23:51:33
……一緒だって、思ってたんだよ。
[小さな声]
[赤は寂しそうに細められる]
[ずっと姉のほうばかり気に掛けていたから、エルゼとアーベルが何をしているのかはよく見ていない]
[だから目を瞠ったのは]
……ル、カねぇ……?
[彼女の手に携えられた包丁を見てのこと]
(+151) 2011/01/16(Sun) 23:51:34
…なぜ僕に。
[エーリッヒをなでながら、ヴィリーを軽く睨む>>+145]
まぁ、別にエルもはじめてってわけじゃないだろう。
そうだったら可哀相すぎるぞ。
(+152) 2011/01/16(Sun) 23:53:33
伝承は、そういうものだと思いますけれど。
[教会の資料にもそうした存在のことは書かれていた気がするけれど。確かに護り手とはなかったかもしれない。>>+145
人狼に組するもの。そんな書かれ方をしていたか。
どちらにしてもヴィリーの告白は知識と重ならない]
全てを闇に。
ここに集められた時点で全員が網の中ですか。
[そこにはクレムやナータも含まれていると気づき、丸くなっていた金が睨むように細まった。
すぐに、もう終わってしまったことと緩んだ。
ヴィリーが教会から派遣されたということは、多分まだ知らない]
(+153) 2011/01/16(Sun) 23:54:12
小説家 ブリジットは、メモを貼った。
2011/01/16(Sun) 23:54:26
下男 アーベルは、背中に感じた感覚に、微かに息を漏らして。
2011/01/16(Sun) 23:55:47
[ちなみに、少年は俯いていたから、紗の向こうであった事>>55 >>57は気づいていなかったらしい]
……わかん、ない。
[>>+149 時間がたてば、という言葉に、ぽそり、と呟く。
『場』が崩れた時にどうなるか、というのは自身にもわからぬ事。
可愛い、という評に少年は少しだけへにゃ、となり。
夜闇は不満げに……鳴こうとしても、喉を撫でられていたため、それは叶わなかった]
(+154) 2011/01/16(Sun) 23:56:09
[そして...は闇に溶けるようにして、静かに目を閉ざした]
(+155) 2011/01/16(Sun) 23:59:06
[自分がついた時には岬の出来事はどうなっていただろう。
どうなっていたとしても、ただ首を傾げただろうけど。]
(+156) 2011/01/16(Sun) 23:59:17
[アーベルの行動は、予測がついていなかったから。
呆然とそれを見ていた。
目の前のそれは、現実味を帯びていなくて。
フォルカーが近付いていくのも、見ていた、のに。]
ふぉるかー、ちゃん…
[ただ、小さくその名を、呼べただけだった。]
(59) 2011/01/16(Sun) 23:59:57
[よしよしとなでていたから、エーリッヒが見ていないことはわかっていた>>+154。
もし見ていたらアーベルには本気で呪いの言葉でも飛び出したことだろう]
うん。
まぁ、無理をしてはいけないよ、可愛いエーリッヒ。
僕が一緒にいてあげよう。
[よしよし、と猫の喉をなでながら、そんなことを言って]
君の大切が来るまでね。
(+157) 2011/01/17(Mon) 00:00:33
俺も。人狼ですよ?
[受け入れ切れなかったけれど、否定はしていないから。
人間というゲルダに苦笑を向けた。>>+147]
……いいえ。
俺は、間違えてしまったから。
ナータを助けられなかった。
[深い溜息を零す。
ゲルダは知らないままだったかと、今更のように思い出す。
アーベルへの感想を聞いて背中をふるりと震わせた]
(+158) 2011/01/17(Mon) 00:00:48
[そのまま切りかかるかなと思っていた所で背に合図があった。
名残惜しげに唇を離すと、銀糸が二人を繋いでいた。
にこりと笑ったまま身を離すと、銀糸はぷつりと斬れた。]
……ご馳走様。
[笑みながら告げ、僅かに離れようとしたなら、フォルカーは動くだろうか。]
(60) 2011/01/17(Mon) 00:02:36
[>>+157 自分が俯いていた事で回避されたものがあったとは、知る由もなく]
……うん。
無理、しない、よ。
[かけられる言葉には素直に頷いた。
夜闇も、ごろごろ、と妙に適応しながら頷いて]
……たいせつ……?
[けれど、その言葉には、こてり、と首を傾げていた]
(+159) 2011/01/17(Mon) 00:04:26
小説家 ブリジットは、メモを貼った。
2011/01/17(Mon) 00:04:43
人狼でも、人間だろう?
場が出来なければ、人間だったんだから。
[ライヒアルトに、小さく笑って答える>>+158]
それを考えると、僕が村に戻らなければ良かったな、本当に。
……ナターリエも、死んだのか?
[ライヒアルトの言葉にようやくそれを知り、瞬いて。
それから、そうか、と呟いた]
(+160) 2011/01/17(Mon) 00:08:06
[アーベルが離れようとして、一度視線はエルゼリートとあったかもしれない。
エルゼリートの喉めがけて、躊躇なく包丁を横に薙ぎ、アーベルが離れきる前にしたので、肘がアーベルに思いっきり当たるだろうか。
そのままの反動で、上に振り上げ、包丁をすばやく逆手に持ち替える。
はじめの一閃はよけられたかどうか、いずれにせよ一撃でしとめられないことを想定して、何かも、教えられてきたこと]
(61) 2011/01/17(Mon) 00:09:05
まあ、むしろ生まれた時点で、網の中かもなあ。
[>>+153ライヒアルトの言葉には、無情に返す。そういえばエーリッヒが居るのなら、と思い付いたようで、そのまま言葉を繋いだ]
そもそも、人狼も、昔、教会が生み出した宗教兵器ってやつなんだとさ。「獣」が人を恐怖に誘い、その闇を神の使徒が晴らすって物語を作るためのな。
だが、今は、その因子は教会の手を離れて、拡散してる。
このままじゃ、教会との関係が知られるかもしれねえってんで、全部を消す算段がされた。
その方法の一つが、俺ってわけだ。
[そういえば、最初に持っていたはずの使命感を捨ててしまったきっかけは、自分の存在の真の理由を理解してしまった時だったかと、ぼんやり思った]
(+161) 2011/01/17(Mon) 00:10:51
[良かったような悪かったような。
死者って呪えるのかなってけっこう素で考えていたりはしたのを、しっかりと隠してエーリッヒの様子に笑う>>+159]
良い子だね。いつも思っていたけど。
僕やエルがああだったから、特にそう思うのかな。
[黒猫には目を細めて。
それから手を離して、もう一度、幼い姿のエーリッヒの頭をなでた]
家族かな?
エーリッヒが一人にならないように、ね。
(+162) 2011/01/17(Mon) 00:11:23
それは。
[それは、信仰を捨てられなかった身にとって救いの言葉。>>+160
兄や姉は自分に甘いから、少し差し引かねばと思ってしまうので。
けれど、他にも散らした命を思うとまだ、金が揺れる。
そうかという呟きに、小さく頷く]
(+163) 2011/01/17(Mon) 00:13:07
[クレメンスはさていつ頃やってきたのか。
あまりに酷い光景だったせいで、つい気付くのが遅れた]
……やぁ、"朱花"
痛かったよ。
[それで話は通じるか。伺うように眺める]
(+164) 2011/01/17(Mon) 00:14:18
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