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次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見されました。
そして、全てが始まりました。
坂道を転がり落ちるように、もう止まらない、止まれない。
今、ここにいるのは、糸紡ぎ ユーディット、薬師 ゼルギウス、パン屋 ゲルダ、きのこ畑の主 ユリアン、語り部見習い ミハエル、絵描き エーリッヒ、狩人 レナーテ、店員 ベッティ、道具屋 イレーネ、筆記者 ウェンデル の全部で 10 人かしら。
―パン屋―
ん?大丈夫大丈夫。
[何でもないよと、ユーディットに利き手の方を振ってみせた。]
柔らかめの丸パンと、甘いの。
甘いのならウェンにも言ったけど、ベリーのやつと蒸しパンかな。
油で揚げた奴にも甘いものがあるけど。
[とりあえず丸パンを用意しながら、並べてあるものを差した。]
あ。そういえばちょっとパンの作り方っぽい本…としちゃちょっと薄いものがあったから、写しておいたんだけど。
ゲルダはこういうの、使う?
多分昔の人のレシピだと思うけど。
[思い出したように、片手の本のうち一冊を差し出してみる。
ちょっとしたアレンジされたパンの作り方がイラストなしで書いてあるだけではあるが…。]
─パン屋─
……ほんとに?
[こてり、と反対側に首を傾げながら、もう一度ゲルダに問う。
身長のせいもあるが、見上げる目線は上目遣い]
うん、じゃあ、ベリーのにしようかな。
揚げたのは、かあ様、あんまり好きじゃないから。
[ぐるり、店内を見回してから、こう答えて]
……緑の?
[ウェンデルの言葉に、きょとん]
―ゼルギウス宅―
分かった。
[釘を刺され観念しながら頷いた]
[治療と薬の礼を渡す]
私はこれで。
[立ち上がりゼルギウスに軽く頭を下げた]
[ユリアンにも手を振って家に戻る]
『『死神』の降る刻』がきている
[迷った末に、二人に告げた言葉は、二人の知るものだったかどうか。
知らずとも言葉から何かを想像することはできたかもしれない]
―パン屋―
あはは、そうだね…。
[すでに怪我してます、とは言えない。
怪我した逆手の指を軽く他の指で自然と隠して。
ウェンデルが蒸しパンをと選ぶと、先に入れたパンと一緒に袋に入れた。]
全部美味しそうって思うなら、また買いに来て。
…あ、そっちか。
[緑の、と言われて、ようやっと緑きのこのアレを思い出したとか。]
さっき、あのきのこを刻んでた所。
一応こうしたらどうかなーってのはあるんだけど、まだ作ってはないよ。
[作る気である事は告げておいた。]
─自宅・作業場─
[作業台には徐々に染色液の小皿が増えて行く。手をつけていたのは二種類の黄色。片方はややくすんだ、片方は明るく薄めのもの。出来るだけ色が残るように、それでいて綺麗に輝くように。長い時間をかけながら調整を続けて行く]
んー……この上に更に重ねるから……。
[完成図を頭の中で思い浮かべ、ぶつぶつと呟きながら作業を繰り返した]
……あー、ちょっと休憩!
[しばらく作業を続けて集中が途切れたのか。作業台から顔を上げ、天井を見上げて声を出した]
この作業、一番大事だけど肩凝るんだよな。
ずっと同じ体勢で作業するもんだから。
[右手を左肩に当てて、首をこきこきと動かす]
…詰まらなくないか?
[そんな仕草をしながら、傍らで作業を見ているミハエルに問いかけた]
[言葉を告げるのと、レナーテが立ち去ろうとするのは同じくらいだっただろうか]
ん、また後で。
[手を軽く振り、立ち去ろうとするその姿を見送ろうと]
―自宅―
ああ。
[礼を受け取って、頭を下げるレナーテには片手を上げて答えた、が]
……は?
[親友の紡いだ言葉が届く。
理解は遅れて、一瞬の後、眉が跳ね上がる。
ユリアンを振り返った]
何、だって?
―パン屋―
あ、ウェン、蒸しパンの分はお代いいから。
[好きなの一つおまけ、という約束は忘れずにそう付け加えて。
ウェンデルの差し出した本を、興味深そうに見て。]
え、どんなの?見たいな。
[自分が覚えているのは、祖母から教わったレシピが殆どで。
新しいパンはその基本をアレンジしたものばかりだったから、それ以外のレシピには興味があった。
見てもいい?とウェンデルに尋ねて。
ユーディットに純粋に見上げられると、ちょっと心が痛むのだが。
実際大した怪我ではないので、うん、とこっくり誤魔化した。]
じゃベリー二つね。
[そう言ってベリーのパンを二つ、ユーディットの方の袋に入れて渡した。
両手で渡す為、その際うっすら傷には気づかれたかもしれないが。]
─エーリッヒの作業場─
[じいっ。と穴が開きそうなくらいに、翠の目が作業を見つめている。特に飽きたようでもないが、たまに、一緒になって悩むように首が傾いだり、手元ではなく兄の顔を見たりしていて]
うん? いいや、全然。
[つまらなくないか、と尋ねられて、何故?と、逆に、ごく不思議そうに瞬いた。]
でも、同じ姿勢で集中していると、
疲れるのもわかる。
休憩なら、肩でも叩こうか?
[本を持った手と拳にした空の手、たんとんと交互に動かして笑った。]
―自宅―
[ユリアンの告げた言葉は背中に届いた]
[足が止まり一度振り返る]
[けれど結局手を振って外に出てきてしまった]
『『死神』の降る刻』が来る。
死を運ぶもの…?
[言葉から想像できるものもある]
[巻かれた包帯が目に入った]
[視線は腕を辿り上がる]
関係しているのだろうか。
[ふぅと息を吐くと挽き終わった肉を包んでゆく]
─パン屋─
ありがと、なんだよ。
[ウェンデルがゲルダに見せた本に、細工のもあるのかなぁ、なんて思いながらパンの袋を受け取る。
僅かに違和感を覚えたのは、仕事柄もあっての事か]
……ルゥねえ?
手、ほんとに、大丈夫?
[じい、と。見上げる視線が、珍しく険しくなった]
─食堂→村の通り─
それじゃおやすみ、また明日ね。
[ベッティに挨拶をして食堂を後にして、その足でゼルの家へと向かう。
道中誰かにあったろうか、会ったのならば軽く会話をしただろう。
誰にも会わなければほどなくゼルの家に着き、その戸を叩いた。]
─村の通り→ゼルの家─
―パン屋―
うん、食べに来る。
[さすがに食のことは忘れない、と言いきれはしないが。
しっかりと頷いて。]
緑色のパンになりそうだよね。
刻むと汁とか出そうだし…?
[お代は良いといわれると、とても嬉しそうな顔になる。]
やった、ありがとうゲルダ!
本はいいよ、あげるよ。
イラストないから、写しも完全じゃあないしね。
―ゼルギウス宅―
[出て行ったレナーテを見送ってから、
親友の方を見つめながら]
『『死神』の降る刻』、死の訪れ。
直に村の外への入り口が開く、その先にある花を咲かせるために死神が降る。
[花を咲かせるのに働くのが『死神』であれば、そのために必要とするものは親友に想像はついただろうか。
首を横に振り]
『死神』は、もう来ている。
でも、もう一人は、気付いていない。
伝えるべきかどうか、悩んでいた。
[親友と二人だからこそ、そのことを話した]
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