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踊り子 キャロル に 2人が投票した
文学少女 セシリア に 4人が投票した
雑貨屋の息子 ギルバート に 1人が投票した
孤児 トビー に 2人が投票した
武芸者 マンジロー に 1人が投票した
文学少女 セシリア は村人の手により処刑された……
次の日の朝、雑貨屋の息子 ギルバート が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、墓守 ユージーン、踊り子 キャロル、青年 ラッセル、養女 シャーロット、お嬢様 ヘンリエッタ、旅人 ハーヴェイ、孤児 トビー、武芸者 マンジローの8名。
─厨房─
菜園弄ったらお風呂、って言うのがいつもの流れだったんだ。
今回は雨上がりでもあったから、少し弄っただけでも汚れちゃった。
[服を引っ張る手を離して、ギルバートに笑いかける。
着替えについて訊ねられると、少し考え込んで]
んー……部屋に行くぐらいなら、一人でも大丈夫、かな。
[多分、と少し伏目がちになり、上目遣いでギルバートを見た。
その様子から不安に思ってはいることが窺い知れるだろうか]
[結局、着替えはラッセル一人で部屋に向い、ギルバートとは別々になる。
彼がその後どうしたかは分からないが、着替えた後に広間に行くと、そこにギルバートの姿はあった。
その隣に座り、ラッセルもしばらくの間は広間で過ごした]
―書庫―
[彼女の母親と同じ能力。やはり、と思ったが。
それについて警告をする前に、自ら名乗りをあげてしまった。
手を引いて、ここから放して落ち着かせるべきだったか。
彼女の瞳はますます狂気を帯びていくように見えた。]
[セシリアの言葉、殺しさえすれば狼か人かわかるからと。
だから殺して確かめるんだと。
幼い時の記憶を思い出しながら、もうひとつ脳裏に浮かぶもの]
……
[邪魔者、見つけた。そう声に出ない口の動き。
それは皆がセシリアに注意していたので、そしてセシリア自身はキャロルの方を見ていたから。
そこにいる誰にも気づかれることはなかった。]
―書庫―
[墓守は口を開く]
御主人には、客人方に失礼のないようにと言われていました。
[低音は常と変わらない、穏やかな色。
青年の陰に隠れる養女に、刹那目を遣る]
ですが、別の約束もありますから。
[少女に向けて、深い一礼。
見返す目はどんな色をしていただろうか]
申し訳ありません。
―広間―
[お菓子を食べる手は、そこまで長く続かなかった。
ギルバートとラッセルが戻ってくるころには、食べ散らかしたあとが残る。
おなかいっぱい、と、床にへたっていた。]
─書庫─
[叫ぶように自分の名を口にするヘンリエッタを振り返る。
表情には、微かに苛立ちめいたもの。
その後の言葉は途切れたが唐突な言葉を、セシリアは、そして他の者は訝るか。
どうすべきかの逡巡。
いずれにせよ、女に取れる道は、限られているのだが]
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