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疾風学科導師 ゼルギウス に 2人が投票した。
翠樹学科2年 ティル に 5人が投票した。
翠樹学科2年 ティル は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
現在の生存者は、疾風学科導師 ゼルギウス、影輝学科3年 リディ、精神学科1年 フーゴー、月闇学科2年 ロミ、疾風学科1年 ユリアン、雷撃学科1年 イヴァン の 6 名。
─平原エリア─
[発動した転移術は、碧い光の粒子を撒き散らし。
光は、ティルを追試会場へと運び込む。
一拍間を置き、ふわり、目の前に舞い降りるのは銀とサファイアのリング。
今度現れたのは、二つ]
さて、と。
次は、どこへ飛ぶのやら、と。
[呟きの後、かざされた『魔本』。
忙しなく、ページがめくれ、そして。
適当なのか、それとも書、独自の基準があるのかは定かではないものの、とにかく、開かれたページに記されていたのは。
<<精神学科1年 フーゴー>>
<<疾風学科導師 ゼルギウス>> ]
─洞窟エリア・地底湖─
[壁に凭れた後はポーチから残ったカードを取り出して、その枚数を確認する]
うーーーん……。
複写したのも使いそうなのだけ持って来たんだよね。
各ルーンは二枚ずつと、白紙のが三枚。
大地だけは一枚、か。
複写後のカードの縮小化の研究しようかなぁ、やっぱり。
分割するとその分かさばるんだもん。
あと元の大きさをそのまま複写すると体力持たない…。
……や、待てよ。
ルーンカード自体を縮小出来ると、複写時の体力の節約にもなる、かな?
[カードを見つめながらぶつぶつぶつ。
小さいルーンカードって前からあったかな?なんて考え首を傾げた]
……………………。
[沈黙した。めいっぱい、沈黙した]
……お前、な。
遊ぶな。
[さすがにこれは、仕切りなおしです。
うん、いろんなイミで]
[魂魄盟約者の突っ込みに、『魔本』は何故か不満げな様子でちらちらと光を零す。
……ちなみに、これが生きている、というのは知る者は知る事実なので。
そう考えると、ちょっと怖いかも……というのはさておき。
次に開かれたページには。
<<月闇学科2年 ロミ>>
<<疾風学科1年 ユリアン>> ]
……一方はともかく。
もう一方は、却下。
[いや、やらせてもいいのかな、なんてちょっと思わなくもないが。
イロイロと見た後のせいか、どーにも不安がついて回ったりしなくも、ない。
うん、色んなイミで]
―湖畔エリア―
[後ろに下がりながら様子を伺っていたら、ティルは光に包まれ消えていった。どうやらこちら的には間に合った、らしい。
ほっとしたら力は抜けて。ぺたりと腹を地に付けて舌を出す。背に生えていた羽根は、しゅるんと体の中に収まった。
一瞬、何か嫌な予感が過ぎっていったが、気のせいだったらしい。…多分。]
[開いた魔本が示した名前は、ようやく異なるもの二つが並び。
やれやれ、とため息ひとつ]
……どーも、最近機嫌が悪いな、お前。
[黒い革張りの表紙をつい、と撫でて呟く。
ともあれ、再度、力を凝らして小さな小鳥を人数分召喚する。
最初の脱落者と、次のマーカー所有者の名を伝える伝言を小鳥たちに託し。
二つのリングと共に、会場内へと*送り出した*]
―洞窟エリア・地底湖―
ぷはっ、さすがにあれは無理だね。
[地底湖から顔をだして、黒のローブを脱いだ淵まで泳いでいく。
地底湖からあがり、少し悩んでからローブも洗っておいた。
ドロワーズを穿いて、今はそれしか身に着けてない状態なのでとりあえず乾くのを待っていたら、リングが飛んできた。
小鳥も一緒に飛んできて伝言を伝えられる]
次は私とロミで、ティルが最初のか…。
[そうなると対戦相手はフーゴかイヴァンになるわけでどっちにしようか考える。
リディとじゃんけんできめてもいいかもしれない、そんなことを考えながら、どっちにせよ今は動けないけど。]
─洞窟エリア・地底湖─
[ひとまず研究のことは終わってからに、と考え直し、広げたカードを纏めてポーチに戻す]
……あれ、小鳥?
[気付けばいつの間にか小鳥が目の前に現れて。
ティルが脱落したこととマーカーの所持者を口にする]
うわ、わんこ押し付け成功したんだ。
……って、何ですと?
[マーカー所持者のところで思わず聞き返す。
聞き違いでなければ、ロミと自分の名前が紡がれたはずだ。
ふいに、小鳥が目の前へと近付いて来たために、反射的に降り立てるように両手を小鳥へと伸ばす。
小鳥は手に降り立つと共にパッと掻き消えた。
掌にマーカーたるリングを残して]
……あー、えーと。
[大きな瞳を何度も瞬かせ、左手に乗ったリングを取ろうとしたが、張り付いて取ることが出来ず。
きょと、と少し焦るように周囲を*見回した*]
―砂漠エリア―
きゅーん…。
[先ほどとは間逆の暑い場所に、座ったまま放り出される。日陰を探して歩いたものの、周囲には何も見当たらない。当然受験者の姿も。
舌を出したまま息荒く、とにかくこれ以上動いて消耗しないようじっとしていたら、空に小さな影一つ。
気づくと同時に小鳥が舞い降り喋りだす。声に聞き覚えはあったがスルーした。狼だから。
脱落者と次のマーカー保持者の名前を聞くと、よたと立ち上がり再び移動を開始した。今こられると確実にマーカーを押し付けられるのが。
せめてここ以外の休められる場所にと、ささやかに願いながら、感じた空間のゆらぎに突っ込んだ。]
―洞窟エリア・地底湖―
[飛んできたリングは左手で受け取ると腕にはまった。
サイズ的に手首と同じくらいなので抜けそうにない。
小鳥は伝言を伝え終えるとそのまま消えて]
早く乾かないかな。
ここじゃ焚き火もできないし移動もできない。
[地底湖の傍だとほのかに暖かかったので風邪もひかないで*済みそうだけど。*]
―回想・G戦直後―
おい、大丈夫か!
[呼吸の落ち着いたらしいロミに笑いかけ、リディの方を向いたら地面へと落ちてゆくところだった。慌てて二人で駆け寄る。
うつ伏せ状態に手を伸ばそうとしたら聞こえたきたのは哀愁の台詞で、苦笑しながら肩を竦めた]
そこが気にできるなら大丈夫そうだな。
「相手が悪かったわよねえ」
[黒曜龍も二人を労うかのようにくるりと周囲を回る。
ぺろぺろぷにぷにぎゅう、としてる二人には何とも可愛らしく微笑ましい気分になれた]
俺は「手伝った」だけだからな。
礼を言われるほどじゃない。
[ありがとうと言われ右手を軽く振る。
本当は二人の戦い方も少し見てみたいと牽制だけしていただなんて。正面から言えない程度には、世話になった導師より黒さが足りなかった]
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