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探偵 ハインリヒ に 2人が投票した
シスター ナターリエ に 1人が投票した
研究生 エーリッヒ に 9人が投票した
ランプ屋 イレーネ に 2人が投票した
研究生 エーリッヒ は村人の手により処刑された……
次の日の朝、探偵 ハインリヒ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、教師 オトフリート、神父 クレメンス、少女 ベアトリーチェ、少年 ティル、陶芸家 アマンダ、貴族 ミハエル、小説家 ブリジット、騎士 ダーヴィッド、シスター ナターリエ、ランプ屋 イレーネ、職人見習い ユリアン、青年 アーベルの12名。
[鐘の音とともに、大きな力のうねりが、二つの存在を呑み込んだ]
[一つは、今まさに、裁きの本性のままに、力を高めていた雷撃の主、そしてもう一つは、穏やかに時を過ごしていた、陽光の楽師]
…まー、普段から有り余ってっから、すこし、やすめば……
[だるそうになんとか言葉を返した、その時に…]
な…これっ…!!
[街中をざわめかせる力。
捉えるように、引き込むように。]
[鐘の音が響いた。]
[真っ先に、それに気付いたのはブリジットだったろうか。見上げた夜空から、目に見えぬ、それでいて圧倒的な大きな力のうねりが迫って居て]
[まるで、大きなうねりが目に見えたと錯覚するばかり]
な…
[計らずとも、遠くで対のものがあげたのと同じような声をあげ]
[強く、ブリジットの腕を引いた。]
[濁流の激しいうねりの様なモノを感じ取りながら、彼は立ち尽くしていた。]
[ナターリエの言葉に、やっと我に返り。]
あぁ…そだね。
ひとまずこの子休ませないと……。
[意識を失ったのは自分の身を守るためでしょうか。力の影響を受けた様子もほとんどなく、ベアトリーチェは昏々と睡り続けているのでした。]
─北東・森林─
有り余っているというのも、ある意味どうかと……。
[火炎の若竜の言葉に、呆れたような声を上げたその矢先]
……っ!?
これは……。
[感じた波動に、はっと夜空を振り仰ぐ]
……結界の力……かっ!?
えっ……あ、いやっ!
[思わず悲鳴を上げた。
対となる陽光の気配が一気に希薄になってゆく]
あぁっ!
[傍でもう一つ。気配は薄れて]
や、ぁ、っ!
[取り乱しかけた所でミハエルに強く腕を引かれた。
ハッとして正気に戻る。
ここで取り乱してしまったら]
だめっ!
[必死に空気を宥め始める。
一度崩れた均衡は、それだけで元に戻ったりはしないけれど]
ー西の桜ー
[目の前で消えたハインリヒの姿に、軽く目を見開く]
これはまた…厄介なことになりましたねえ。
[どこかのんびりとした口調]
[その時、時計塔が荘厳な鐘の音を鳴らす
そして、綻びが臨界を迎えたと感じた瞬間、違和感として感じていた対の気配が消滅した。これは]
あの楽士さんが消えた? いえ、綻びに飲み込まれた?
[どういうこと、と動揺]
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